ついに舞台化!漫画「ホイッスル!」の感動の最終回をおさらい!

週刊少年ジャンプで連載されていたサッカー漫画「ホイッスル」。主人公・風祭将を中心とした登場人物たちがサッカーを通じて大きく成長していくストーリーで、今も多くのファンに愛され続けています。今回はあらすじや最終回について詳しく見ていきます!

1998年から2002年まで、週刊少年ジャンプで連載されていた漫画「ホイッスル!」(作者:樋口大輔)。主人公・風祭将(かざまつりしょう)を中心とした登場人物たちが、サッカーを通じて大きく成長していく姿が描かれており、今もなお多くのファンに愛される作品となっています。2016年は舞台化されることも話題となっている「ホイッスル!」。

今回はその最終回のストーリーついて詳しく見ていきたいと思います。

漫画「ホイッスル!」が最終回を迎えるまでのあらすじ

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最終回について触れる前に、まずは漫画「ホイッスル!」の大まかなあらすじをおさらいしていきます。前述の主人公・風祭将は、サッカーが愛してやまない中学生。「Jリーガーになり、世界でプレーしたい」という夢を持ち、その夢を叶えるためにサッカーの名門校として知られていた武蔵森学園へ入学します。

サッカー部には、プロで活躍することを夢見る選手がたくさんおり、将は体も小さく、技術も未熟だったため「3軍」でボールもあまり触ることのできない日々を過ごしていました。武蔵森学園のサッカーに対する考え方と自身の想いとの隔たりを感じた将は、「サッカーがやりたい」という一心で、桜上水中学校に転校します。無名だった桜上水中に、サッカー名門校から将が転校してきたことで、「武蔵森学園からエースが来た」と誤解されてしまいますが、サッカーが上手ではないことを気づかれ、期待を寄せていた周囲を落胆させてしまいます。居場所をなくし、一度はみんなの前から姿を消した将ですが、「チームメイトに認められたい」、「夢を諦めたくない」という強い気持ちで必死に努力し、メキメキと力をつけていきます。

そして、強豪たちとの試合を通じて技術を磨いてきた将は、補欠ではあるものの世界を見越した東京都の選抜チームに選ばれ、全国から選び抜かれたチームが集まるナショナルトレセンに、同じ桜上水中のチームメイトである水野竜也とともに参加します。これが最終回へつながる最後の試合となります。ナショナルトレセンのトーナメント戦で決勝までコマを進めた東京都選抜は、将や水野のかつてのチームメイト藤村成樹(シゲ)が所属する関西選抜と対戦します。将は決勝でハットトリックの活躍を見せますが、後半終了間際に同点弾となる3点目を決めた際に、彼の身に何かが起こります。

漫画「ホイッスル!」の最終回へつながる、限界を超えた風祭将のプレー

「負けられない、負けたくない」その思いだけでピッチに立ち続けた将。汗だくになり、肩で息をする様子からは体力・気力ともに限界をはるかに超えている様子がうかがえます。コーチが交代を進言するものの、監督は「選手が化ける瞬間」を指導者の欲として見たい、その瞬間を目の当たりにできる予感がすると語り、彼のプレーを見つめます。その予感が的中し、後半終了間際のラストチャンス、ゴール前でパスを受けた将の周りから全ての音が消えます。相手選手の動きがスローモーションに見え、「行ける!」と確信した将は渾身の力を振り絞り、シゲとの競り合いに勝ち、オーバヘッドで同点ゴールを決めます。

しかし、シュートの際にシゲと交錯した将は膝を大怪我してしまいます。ピッチに仰向けに倒れた彼のもとに選手が駆け寄り、声をかけます。これまでの思い出が走馬灯のように駆け巡るなかで、水野たちの必死な呼び掛けにやっと反応した将は、逆転するために再び立ち上がり、走り出そうとしますが…ピッチにうつぶせに倒れ、再び立ち上がることはありませんでした。

漫画では「そして少年は風になった」という表現で終わり、「ホイッスル!」最終回へとつながっていきます。

漫画「ホイッスル!」最終回は3年後の世界へ

漫画「ホイッスル!」最終回は、ここから3年後の話へ舞台を移しています。冒頭は高校生Jリーガーとなったシゲが取材を受けているシーンから始まります。黄金世代として期待されるU-18の強さの理由を問われたシゲは、「見てもうたさかいな、自分の限界と正面きって本気で戦いよったヤツを」と語ります。トレセンの試合で力尽きるまで戦い続けた将へ思いを馳せながら、プレミアリーグのならわしを参考に、試合に使ったボールにメンバーのメッセージを書いて贈ったという話をしながら思い出を振り返ります。

あきれるほど一途だった彼のことは誰も忘れるはずがないと強く語るシゲからは、小さい体で必死に頑張る将の存在の大きさをうかがうことができます。シゲのインタビュー後には将のチームメイトだった水野も登場します。彼もまた高校生Jリーガーで、2人はU-19の日本代表にも選ばれていました。U-19の代表合宿には、これまで漫画で描かれてきた人物たちが多く集まっており、そこでの会話から、将の膝の大怪我は「再起不能」の状態あったことが判明します。

しかし、彼はリハビリのためにドイツへ行ったのだそうで、それを知っているメンバーたちからは「あいつは必ずフィールドに帰ってくる」、「あの日からずっと信じている」といった言葉が聞こえてきます。そんな会話をしながらピッチへ入ろうとしたメンバーの目に、一人リフティングをする姿が飛び込んできます。ピッチには、リハビリを終え帰ってきた将の姿がありました。その時に彼が大事そうに抱えていたボール。それは、あの日ハットトリックを決め、メンバーからのメッセージともに贈られた試合球でした。「これがあったから苦しいリハビリにも耐えられた」と語る将。

この言葉で物語は締めくくられています。

最終回だけでも分かる! 漫画「ホイッスル!」が愛され続ける理由

「ホイッスル!」という漫画が今もなお愛され続けている理由は様々あると思いますが、主人公・風祭将の純粋でまっすぐでひたむきな姿勢が多くの人の心を掴んだからではないでしょうか。最終回までの過程を一部切り取っただけでも、彼の一生懸命さは十分に伝わると思います。「夢をあきらめず信じ続けて、一生懸命努力すれば、いつか大きな花が咲く日がやって来る」そんなメッセージが、彼の姿勢から発せられている気がします。今年はついに舞台化されることが決まり、作者の樋口大輔さんも「舞台としてどう仕上がるのか楽しみ」と期待を寄せている「ホイッスル!」。何年経っても色褪せることのない名作に触れてみてはいかがでしょうか。チケット情報はチケットキャンプ(チケキャン)で。

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