【新世紀エヴァンゲリオン】あらすじを教えて!今から知りたいエヴァの世界

90年代に社会現象を巻き起こしたアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」。現在も、新劇場版や様々なコラボ企画の展開が続いています。"エヴァの名前は知っているけど、実はあらすじをよく知らない"という方も少なくないでしょう。そこで今回は、原点となるTVアニメ版「新世紀エヴァンゲリオン」のあらすじをご紹介!これをきっかけにハマってください!

今なお広がる「新世紀エヴァンゲリオン」の世界!……でも内容・あらすじを知らない!?


「新世紀エヴァンゲリオン」は、90年代に社会現象と呼ばれるほどの人気を博したSFロボットアニメ作品です。
シリーズの開始から20年以上が経過した現在も、リメイクとなる新劇場版をはじめ、パチスロやさまざまなコラボ企画などの展開は続いており、常に話題を呼んでいます。

“「エヴァ」の名前はよく耳にするけど、どんな話かよくわからない”、”作品がいっぱいあって、今から見るのは大変そう”と思われている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、シリーズの原点となるTVアニメ版「新世紀エヴァンゲリオン」のあらすじをご紹介!
これをきっかけに、エヴァの深みにハマってください!!

「新世紀エヴァンゲリオン」のあらすじ


TVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」は、1995年から1996年にかけてテレビ東京系列で放映されました。
監督は「シン・ゴジラ」大ヒットの記憶も新しい、庵野秀明さんが務めています。

巨大災害「セカンドインパクト」

物語の発端は、西暦2000年に南極大陸で発生した「セカンドインパクト」と呼ばれる大災害です。
恐竜を絶滅に追いやった隕石の落下「ジャイアントインパクト」にも並ぶその災害は、人類にかつてない危機をもたらしました。


南極の氷が溶け海面が上昇したことで沿岸部の都市は海に沈み、激変した自然環境は政治や経済の混乱、紛争を巻き起こしてしまいます。
その結果、人類は約半数の人口を失ってしまうのでした。

主人公・碇シンジとその父・碇ゲンドウ

それから15年経った、西暦2015年の第3新東京市と呼ばれる都市が、本作の舞台です。
主人公「碇シンジ」は中学校に通う14歳の少年。長らく疎遠にしていた父「碇ゲンドウ」に呼び出され、その街を訪れます。


すると、突如現れた「使徒」と呼ばれる巨大な生命体の襲撃に遭遇してしまいます。人類はこの使徒という新たな脅威に脅かされていたのです。


そしてゲンドウは、使徒に対抗するために組織された「特務機関ネルフ」の指令であることがわかり、使徒を殲滅すべく開発された汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」初号機に乗るよう、シンジに命じるのでした。


父であり、組織の司令でもあるゲンドウとは、以後も衝突や協調を繰り返していきます。この父子の関係も物語の大きな鍵となっているのです。

ともに戦う二人の美少女

また、シンジとともにエヴァに乗って戦う2人の少女も、大変な人気を呼びました。
零号機パイロットの「綾波レイ」は、経歴不明、無口で無表情な謎の少女。
そのミステリアスな雰囲気と、そんな彼女が時折見せるわずかな感情に、多くのファンが魅了されました。


弐号機パイロットの「惣流・アスカ・ラングレー」は、日本とドイツのクォーター。
エヴァパイロットとして英才教育を受けた、勝ち気でプライドの高い天才少女です。


この対照的な2人とともに、シンジは次々と襲来する「使徒」との戦いを繰り広げていきます。
また、そんなシリアスな戦闘シーンの一方で、シンジ・レイ・アスカによるラブコメのような三角関係(?)も同時に描かれ、こちらもファンをドギマギさせていました。

一見、王道な「新世紀エヴァンゲリオン」のあらすじ。だが次第に、謎が謎を呼ぶ展開へ!


「父が作った巨大メカに乗って敵と戦う少年」という、ロボットアニメの王道的なあらすじを踏襲した「新世紀エヴァンゲリオン」。
あのスタジオジブリの宮崎駿監督にもアニメーターとして認められた、庵野秀明監督による緻密なメカニック描写や迫力の戦闘シーンは、類を見ないハイクオリティです。

しかし、エヴァの人気は「ロボットアニメ」の枠をはるかに超えたものとなりました。その魅力の一つが、謎が謎を呼ぶ展開です。


ネルフを率いるゲンドウと、そのネルフを裏で操る秘密結社ゼーレ。
彼らの目的は、人類を襲う使徒を殲滅ことだけではなく、その先にある「人類補完計画」にありました。
そのために開発されたエヴァンゲリオンも、実はただの巨大ロボットではなかったのです。


なぜ使徒は第3新東京市を襲うのか、セカンドインパクト発生の真相は?そして人類補完計画とは?
「アダム」や「リリス」、「ロンギヌスの槍」といった宗教用語、「ATフィールド」、「LCL」などのSF用語で彩られたたくさんの「」が全編に散りばめられ、その情報量の洪水に多くの視聴者が惹きつけられたのです。
そして、各々が物語を解釈し、議論することでより大きなムーブメントとなっていきました。

ロボットアニメのあらすじを大きく超えて……セカイ系のはじまりは「新世紀エヴァンゲリオン」だった!?


「新世紀エヴァンゲリオン」は後のさまざまなアニメ・映像作品にも多大な影響を与えました。
今ではすっかり一ジャンルとして定着した、「セカイ系」も実はエヴァがその始まりと考えられているのをご存知ですか?

エヴァは、一方で人類存亡の危機という壮大なモチーフを扱いながら、もう一方で中学校に通うシンジたち14歳の少年少女の内面も、丁寧に描いていました。
自己の存在不安、友人や異性など他者とのコミュニケーションの問題。
そういった、誰もが一度は感じる悩みや葛藤が取り入れられ、またそれらが物語の展開にも深く関わっていたのです。


エヴァに乗ることで傷つき、また誰かを傷つけてしまうシンジは、ロボットアニメでありながらロボットに乗ることに悩みます。
レイやアスカも、エヴァで戦うことにしか自分の価値を見出せず次第に追い詰められていきます。
そして大人も含めた登場人物の誰もが、心のどこかに満たされない思いがあり、それが「人類補完計画」へと繋がっていくのです。
自分の周囲の問題と、世界全体の問題が直結する。まさにエヴァが「セカイ系」の始祖でした。
このような、「正義のヒーローが悪を倒す」というシンプルなあらすじに収まらないエヴァの構造は、多くの若者たちの共感を呼び、登場人物に自らを重ねていました。

「新世紀エヴァンゲリオン劇場版」と「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」!?あらすじは違うの?


さて、ここまであらすじをご紹介してきましたが、エヴァの物語はアニメ版だけでもいくつかの枝分かれがあります。
そもそも全26話で完結したTVシリーズも、制作進行の遅れから25話と最終話は当初予定していた展開を描くことができず、多くの謎が解明されないままでした。

1997年「新世紀エヴァンゲリオン劇場版」公開

そこで1997年3月に公開されたのが「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生」。TV版24話までの総集編+完結編の2部構成として予定された本作でしたが、なんとその完結編パートも公開までに完成が間に合いません。

そして1997年7月の「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」にて新たに第25話、第26話を描き、エヴァは完結となりました。


つまり、「新世紀エヴァンゲリオン」はTV版と劇場版の2つの結末があるのです。

2007年〜「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」公開

さらに、2007年からはTVシリーズの1話から全編を劇場用アニメとしてリメイクした「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズが始まります(「エヴァンゲリオン」の表記も「エ」から「ヱ」に、「オ」から「ヲ」になってまいます)。
全4部作が予定されているこちらのシリーズも、大枠となるキャラクターや舞台設定、今回紹介したあらすじはほぼ共通しています。
ただし、中盤以降は大きく異なった展開を見せており、現在も製作が続いている最終作「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」で今度はどんな結末が描かれるのか注目されています。

「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズ

  • TV「新世紀エヴァンゲリオン」(1995年10月〜1996年3月)
  • 映画「新世紀エヴァンゲリオン劇場版  シト新生」(1997年3月公開)
  • 映画「新世紀エヴァンゲリオン劇場版  Air/まごころを、君に」(1997年7月公開)

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズ

「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズだけでも、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズだけでももちろん楽しめますが、両方を知っていればその違いにさらなる面白さを見つけられるでしょう。

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あらすじがわかったら、いざ「新世紀エヴァンゲリオン」の世界へ!


20年に渡って人気を誇る「新世紀エヴァンゲリオン」のあらすじをご紹介しました。このように、本作にはさまざまな要素が詰め込まれており、観る度に新たな発見があります。
新劇場版シリーズの完結編となる「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は、2016年時点で庵野監督から「(公開時期は)分からない」との発言もありました。
つまり、エヴァ未体験の方は今からでも遅くありません!DVDやBlu-ray、動画配信サービスなどでぜひぜひチェックしてみてください!

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