【不朽の名作】「シュタインズゲート」原作ゲームをネタバレと共に紹介!

名作、シュタインズゲート。科学アドベンチャーシリーズである本作は原作ゲームもとてもおもしろいです。ということで、今回はシュタインズゲートの原作ゲームをネタバレも混じえてご紹介します。ネタバレが多分に含まれる記事となっていますので、ネタバレが苦手だという方は気をつけてくださいね!それではみなさん、エル・プサイ・コングルゥ

【何度だって、やり直す】シュタインズゲートの原作を紹介

アニマガジン読者の皆さんこんばんわ!アニマガジンライターのnatoriです!

今回は5pb.(MAGES.)によって開発された科学アドベンチャーシリーズ「シュタインズゲート」の原作ついて、ネタバレを混じえながらご紹介します!ネタバレが苦手だという読者はブラウザをバック!違う記事を読むことをおすすめします!

そもそも科学アドベンチャーシリーズというのは、99%の科学と1%のファンタジー。というコンセプトから生み出されたシリーズで、同社の同シリーズ一作目となる「CHAOS;HEAD NOAH」などもその流れを汲んでいます。

コンセプトからも分かる通り、作中のほとんどの設定は純然たる科学理論によって構成されていますが、毎作、科学理論によって証明できない現象が起こります。これを1%のファンタジーとしています。

2017年2月現在は科学アドベンチャーシリーズ最新作である「CHAOS;CHILD」が絶賛放送中。永きに渡って愛されていますね。

「シュタインズゲート」の基礎知識について

今回原作のネタバレとして引用するのはWindows版「シュタインズゲート」となります。

Windows版「シュタインズゲート」のあらすじは、秋葉原を拠点としたサークル「未来ガジェット研究会」のリーダーである主人公・岡部倫太郎は、メンバーである橋田至や椎名まゆりと共に、欠陥はあるが、使おうと思えば使えてしまうへんてこガジェットを開発しながら毎日を過ごしていました。

ある日、秋葉原のラジ館でドクター中鉢と記者発表に参加するため、牧瀬紅莉栖と出会った岡部。

その直後、血まみれで倒れている紅莉栖を発見します。錯乱しながらも橋田にメールで状況を報告した岡部ですが、直後に激しいめまいに見舞われ、我に返ると……ラジ館には人工衛星らしきものが落ちており、牧瀬紅莉栖が血まみれの中で倒れていたという事実はもちろん、記者発表そのものが人工衛星落下により中止になっていたことを知る。

というのが、あらすじです。

それでは実際にここからはネタバレを混じえて「シュタインズゲート」の紹介をしていきましょう。

電話レンジ(仮)がシュタインズゲートの鍵をにぎる【※ネタバレ注意】

あらすじの、起きた出来事が改変されたその原因は未来ガジェット研究会が開発したあるガジェットに原因が潜んでいました。

それが電話レンジ(仮)です。

岡部たち本来の電話レンジ(仮)の使用目的は、電話レンジ(仮)内に温めるものをセットし、指定の番号に電話をかけ、音声ガイダンスによって、温めたい秒数を番号を入力。レンジが起動するというものでしたが、入れたものが緑色のゲル状の物体に変化してしまうことから使用を中断していました。

ですが、再び出会った牧瀬紅莉栖と、橋田至の手によって電話レンジ(仮)には過去にメールを送信する機能が備わっていることが分かります(これをDメールと呼びます)。そして、何故か岡部だけがメールによって変遷を迎えた世界の中でも一人記憶を保持していられることに気づきます。

この電話レンジ(仮)によって岡部たちの未来は数奇なものへと変わっていくでした。

SRENをハッキング。電話レンジ(仮)に改良を加える

過去にメールが送信できるという機能を発見した岡部たちは、電話レンジ(仮)を更に改良するために”SREN”と呼ばれる欧州の研究機関へとハッキングをしかけることになります。そこで彼らはタイムマシン研究のデータを入手することが叶うのですが……。

彼らは知りませんでした。これが地獄への入り口となることを。

タイムマシンへと変貌を遂げた電話レンジ(仮)。しかしそれは地獄の合図だった

“SREN”から入手したデータにより見事制限日数の中であれば何度も跳べるタイムマシンとしての機能を手に入れた電話レンジ(仮)でしたが、その代償は凄まじいものでした。

その力に興奮を通り越して、怯え始めたメンバーたち。しかし時はすでに遅く、秘匿中秘匿データを盗まれたということで、”SREN”から武装した襲撃者がやってきます。

襲撃の最中、岡部の幼馴染である椎名まゆりが銃で撃たれ、亡くなってしまいます。

岡部は寸前のところでタイムマシンによって戻れるギリギリの時間にジャンプに成功し、椎名まゆりが亡くならないよう誘導しますが、何度も何度もタイムリープを繰り返しても椎名まゆりの死を回避できません。(補足ですが、原作で岡部がモノローグで壊れていくさまは圧巻です)

そこで岡部は、椎名まゆりが死ぬという因果に帰結しない世界線(時間の流れを並行的に見たもの)にたどり着くをことを決意しますが……

誰かが死ぬという結果を変えることは、その変わりに誰かが死ぬということ

何かが起きるということは、何かが理由となっている。これが因果性ですが、この世界もまたその通りに動いていました。

すなわち、椎名まゆりの死を回避するためには、襲撃者から逃げるといった小さな過去改変では不可能で、もっと大きい過去改変し、椎名まゆりが死なない時間軸へとたどり着くために行動していくことになります。

原作ではここから選択によってルートが分岐し、マルチエンディングの扉が開かれます。そして誰ともフラグを発生させずに物語を進めることでトゥルーエンドを迎えることができるのです。

ここからはネタバレ込の原作トゥルーエンドのご紹介をしていきます。

「シュタインズゲート」最大の鬱展開

過去を変えることの恐ろしさを身に染みて感じる瞬間です。

まゆりを救うことで未来で起きてしまう悲劇を防ぐという理由で未来からやってきたという阿万音鈴羽が、一時はタイムマシンが壊れてしまうも、橋田至の協力によって、実はタイムマシンだったラジ館前の人工衛星風の装置を修理し1975年にタイムリープ。まゆりが亡くなってしまう理由を根本から断ちに行き、約束の日時に過去改変を行った阿万音鈴羽と会うことになっていたのですが……。

そこにいた阿万音鈴羽はおらず、代わりに渡された手紙からは「失敗した失敗した失敗した」が並ぶ文字が。なんとそれは遺書でした。

阿万音鈴羽は無事遡行に成功したのですが、代わりに記憶失ってしまい、目的の日時になっても記憶が戻ることはなく、やがて記憶が戻った頃にはもう全てが手遅れ。そのショックでなんと、自殺してしまったのです。

このシーンは「シュタインズゲート」原作の中でも特に衝撃的なシーンという声が多く、画面いっぱいに表示される「失敗した」の文字と共に、阿万音鈴羽を務める田村ゆかりさんの沈痛が伝わってくる演技に泣かされた人もいました。

それでもなお「シュタインズゲート」は終わらない

牧瀬紅莉栖の死

阿万音鈴羽の絶望を知り、更には阿万音鈴羽が橋田至の未来の娘であったことを聞かされ、絶望以上の何かを味わうことになりますが、更にそれは続くことに。

なんと牧瀬紅莉栖を犠牲にすることで、椎名まゆりを救うことになるのです。

というのも、Dメールによって8月3日に”SREN”にハッキングしたという事実を無くし、椎名まゆりが狙われる可能性を排除するというもの。

しかし、それまでの過去を知る岡部は7月28日に牧瀬紅莉栖が死んでいたのを目撃しています。

つまり、椎名まゆりが狙われないということは、阿万音鈴羽がやってこない世界線。そしてタイムマシンがラジ館に墜落しないと。ということは、記者発表が行われ、牧瀬紅莉栖が死んでしまう一番最初の世界になってしまうのです。

それを牧瀬紅莉栖に伝えますが、それはいわゆる自分たちの正史であり、なるべくなるのだと言い岡部にタイムリープをさせます。

これによって、椎名まゆりは誰にも狙われず、牧瀬紅莉栖は亡くなった世界線にたどり着く。ように思えたのですが……

阿万音鈴羽によって、牧瀬紅莉栖を救わなければ第三次世界大戦が勃発し、57億人もの人々が死亡するという事実を告げられ、それを回避するために7月28日に牧瀬紅莉栖を助けることになります。

その後岡部はやっとのことで牧瀬紅莉栖と再会することが叶いますが、当然彼女は岡部のことを覚えていません。

それでも彼女を救うために限られた時間の中でラジ館の中を奔走する岡部でしたが、そこで衝撃の事実を知ります。

父であるドクター中鉢を激昂させた牧瀬紅莉栖は首を締められ、それを守るために飛び出した岡部がドクター中鉢と戦おうとしますが、ドクター中鉢が取り出したナイフを岡部が取り上げようとして、誤って牧瀬紅莉栖の腹部に突き刺さるのです。

「シュタインズゲート」に到達せよ!

自棄になりかけた岡部でしたが、未来の岡部から送られたきたムービーによって作戦を説明され、活路を見出すことに成功します。

「最初のお前を騙せ。世界を、騙せ――」というもの。

一度は絶望の海に沈んだ岡部でしたが、未来の自分から伝えられたヒントを元に道具を用意し、作戦を実行に移します。

それは、まずスタンガンで牧瀬紅莉栖を気絶させ、サイリウムセイバーの中に詰まった血糊で一番最初に血溜まりの中で倒れていた「生きている」牧瀬紅莉栖を演出するというものでした。

しかし、サイリウムセイバーの血糊は凝固し使えず、以前と同じようにドクター中鉢が登場。作戦は失敗かと思われましたが、なんと岡部が錯乱するドクター中鉢の出したナイフを煽ることで自分の腹部で受け、その血で牧瀬紅莉栖が血まみれで気絶する場面を作り出したのでした。

阿万音鈴羽の手を借り、何とか元の世界線に戻ることに成功し、こうして、最初の自分を騙すというミッションに成功しますが、代わりに牧瀬紅莉栖と過ごした一時が無くなってしまうのでした……。

1%のファンタジー

腹部の傷も癒え、第三次世界大戦勃発の危機からも開放された岡部でしたが、心に残ったのは牧瀬紅莉栖への想い。

もう牧瀬紅莉栖と会えることは無い、それでも彼女が生きていてくれるならと秋葉原の路上で感傷に浸りながら歩く岡部でしたが、最後の最後で見覚えのある女性が前から歩いてくるのを見て驚愕し、そして破顔します。

それは、女性は牧瀬紅莉栖でした。

「あたなを探していたんです」

そんなことを言ってくる牧瀬紅莉栖に、中二病を発動しながらも岡部は言います。

「また会えたな、クリスティーナ」

「いや、だから私はクリスティーナでも助手でもないと……あれ?」

覚えてないはずなのに、何故か覚えていたかのように反論してしまったことに驚く牧瀬紅莉栖。

そんな牧瀬紅莉栖に岡部は言います。未来のことはわからない、だからこそ無限の可能性があるのだという意味を込めて。

「これが、シュタインズゲートの選択だよ」

これが99%の科学と、1%のファンタジーのエピローグなのでした。

シュタインズ・ゲートの原作ネタバレはいかがでしたか?

今回の「シュタインズゲート」の原作ネタバレ記事はいかがでしたか?

基本的な構成はアニメも原作ゲームも変わらない本作ですが、「失敗した」などのシーンは文字だからこその迫力があったり、ルート分岐のシステムなどはゲーム特有の良さもありますので、もしプレイしたことのない方はやってみてもいいかもしれませんね!

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【文:natori】

アニマガジンライター。

主にゲームシナリオなどを執筆しており、ウェブメディアでのアニメやゲームを題材とした記事執筆はアニマガジンが初めてで、ライトノベルや美少女ゲーム、コンシューマゲームなどを好んでおり、アニマガジンでの執筆はとても楽しくやっています!

丸戸史明先生の作品やelf、アリスソフトなどが大好きで、かなり影響されているため、金髪の女の子には見た瞬間満点をつけてしまうほどの金髪スキー(今日日「スキー」って言い方聞かない気がする)。

執筆する上でのテーマは「楽しく笑えるものに!」なので、良かったら他の記事も読んでみてくださいね!

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