【化物語】怪異怪異怪異‼︎謎に包まれる怪異について考察してみました。物語シリーズファンの方は是非ご一読を!

今回は物語シリーズの中の【化物語】に焦点を絞り、さらにその物語の核でもある「怪異」というものについて考察してみようという記事でございます。ざっくりとした記事内容になってしまっている可能性もございますが、それはご容赦下さい。なお、今回は化物語のみに絞っていますので他シリーズの内容にはほぼ触れないという括りで進行させて頂きますゆえ、予めご了承ください。

怪異・・・それが化物語 だがしかし怪異とはなんぞ? 物語シリーズの核となる「怪異」の謎について考察!

皆さんこんにちは、アニマガジンライターの葵です!

今回は物語シリーズの中の【化物語】に焦点を絞り、さらにその物語の核でもある「怪異」というものについて考察してみようという記事でございます。ざっくりとした記事内容になってしまっている可能性もございますが、それはご容赦下さい。なお、今回は化物語のみに絞っていますので他シリーズの内容にはほぼ触れないという括りで進行させて頂きますゆえ、予めご了承ください。

そもそも「怪異」とは何か?

では、まずは「怪異」というものが何か? という疑問から紐解いていこうと思います。色々と意見はあるかもしれませんが、これはあくまでも個人的に考察をした内容となっておりますので、予めご理解とご了承をお願いいたします。

「怪異」とは?

怪異という言葉はアニメ好きやラノベ好きの間では西尾維新先生がこの作品を手がけたことにより耳にすることも多くなり、怪異=化物語、というイメージがかなり強いのではないでしょうか? この「怪異」というものですが、一般的には2通りの意味があります。

1:現実ではありえない、考えられないような不思議で奇怪な事実。

2:バケモノ・妖怪

上記が一般的な意味となっております。怪異と聞くと、西尾維新先生の造語のようにも思えますが、きちんとした言葉として存在しています。

実際の一般的な意味と照らし合わせて考えてみると、やはりこの場合は2の「バケモノ」や「妖怪」と言った類になるのは言うまでもないでしょう。西尾維新先生自身、妖怪などが特にお好きであり、「京極夏彦先生」や「水木しげる先生」などを尊敬していたそうなので、その辺りも合点がいく物語設定であると思われます。

タイトルにある通り「化物語」と言うくらいなので、内容とそのまま一致していると言ってもいいですね。化け物、つまりは妖怪話、と言うことです。それを別の文字で表現されたと言うわけでしょう。物語としては「化け物」と呼ぶよりは「怪異」と呼んだようがカッコいいですしね(個人的に)。つまり「怪異」とは化け物や妖怪を指す単語として用いられていた、と言うわけです。

化物語に登場する怪異一覧

では、化物語の中に登場する「怪異」と言うものをまとめてみました。それぞれにそれぞれの意味があるよううまく設定されているところがやはり西尾維新先生らしいと言えます。

重し蟹:戦場ヶ原ひたぎ

迷蝸牛:八九寺真宵

レイニーデビル:神原駿河

蛇切縄:千石撫子

障り猫:羽川翼

(吸血鬼:阿良々木暦)

※漢字間違えていたら申し訳ありません

上記で挙げたものが「化物語」に登場する怪異となっています。阿良々木くんは一応吸血鬼として存在を明かしていているのですが、物語としては「傷物語」にあたるので()にしておきました。

ともあれ、この5名が化物語上で怪異に憑かれるわけですが、それぞれが何かしらの意味を持っていて、さらに個々の感情や想い、そして過去の出来事などに起因していることがあげられます。物語シリーズとしてこの「怪異」と言う存在は通常は目に見えない存在であると言うものであり、何かしらの力(霊能力や陰陽)を持っているもの、そして心身的に怪異と関係している者にしか見えない存在であるというものである、ということもわかっています。通常の、一般人には目視や感じることもできない存在というわけですね。

化物語に登場する怪異について

化物語というアニメ・小説に登場する「怪異」というものは一般的な「化け物」や「妖怪」だけに括られないというのが一つのポイントであると思われます。タイトルでは化け物と謳っているのですが、内容を掘り下げてみるとやはり化け物だけが怪異ではない、というのが西尾維新先生の作り出した怪異であることがわかります。

一つは「神様」というものも含まれている、ということです。

最初に出会った戦場ヶ原ひたぎの怪異「重し蟹」ですが、これは俗に神様という括りになるということで、「化け物」や「妖怪」とはまた違った存在であることがわかります。しかしながら西尾維新先生の描く怪異とはそれも含まれている、というわけですね。

そしてもう一つは「悪魔」というもの、です。これはレイニーデビルが挙げられますが、低級の悪魔であると作中では語られていました。悪魔というと「妖怪」ではないですよね。どちらかというと化け物の部類でしょうが、括りを狭めるとやはり悪魔はそのどちらにも属していないと考えられます。しかし西尾維新先生の場合はこれも怪異とされています。蛇切縄に関しても後々わかりますが、神様となっています。北白蛇神社も大きく関係してきます。障り猫や蝸牛に関しては妖怪や化け物の類でいいと思います。つまり西尾維新先生の描く怪異とは幅広く、そして大きく捉えて化け物というわけであると思われるというのが私の見解となっています。

西尾維新先生が描く怪異とは人間と密接に関係してくる?

通常、怪異のみとして登場するのは化物語では「忍ちゃん」だけです。後々の物語シリーズでは多々登場しますが、化物語では怪異のみ実態を持って登場するのは忍ちゃん、そして最初の重し蟹が少しと蛇切縄が少しだけです。あとは完全に人間に憑依した形で登場しています。レイニーデビルや障り猫がその代表格と言ってもいいでしょう。そしてこの物語で大きなポイントとなるのが怪異は人間と密接に関係してくる、ということです。人間の感情や想いという部分に大きく起因しており、それを糧として怪異自らの力を高めていると言ってもいいかもしれません。レイニーデビルの場合は契約ですが・・・。

その辺りをうまく考えられて作られている物語であると思います。さすが西尾維新先生ですね! そしてそれぞれのキャラクターで怪異に憑かれる意味合いが違うというのも面白いポイントであると思われます。

重し蟹の場合は等価交換、蝸牛は自発的な霊、レイニーデビルは契約、蛇切縄は呪い、障り猫はストレス、という具合にここで一貫性がないというのがやはり面白いポイントであると思います。怪異でありながら、それぞれ違う性質を持っているというのが西尾維新先生の描く怪異というわけですね。これはある意味、西尾維新の怪異と言ってもいいでしょう。怪異がどうして存在しているのか、という部分に関しては化物語では語られてはいませんでしたが、やはり非科学的にこの世に必ずと言っていいほど存在しているもの、という定義が西尾維新先生の中にはあるのではないか? と私は思っています。霊を信じる人、そうでない人双方がおりますが、そういうものはいるものである、という前提で描かれている物語と言えるかもしれません。

怪異のランク付けに関して

化物語では一応怪異の中にも強弱、というものが存在しています。それが簡単に述べられているかと聞かれればそうではないのですが、ここで重要視されてくるのが「忍ちゃん」です。化物語の中の怪異という存在の中でも最強とされているのが「吸血鬼」です。怪異殺しの怪異と言われている吸血鬼が最強であり、一応は序列的なものが存在すると言ってもいいでしょう。ですが、それが実際数値化したり、何かしらの言葉で言い表されているかと言えば、そうではなく、あくまでも「吸血鬼が最強」という定義が存在しているだけです。キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード、怪異を喰べる怪異。とても魅力的な存在であるのは間違いないでしょう。見た目的にも魅力的です。

西尾維新の怪異は幅広い!

総括すると、怪異というものが一般的にあっても、やはり西尾維新先生の怪異は特別であるということがわかりました。怪異は怪異でも、西尾維新の怪異は特別な怪異である、というのが結論ですね。それぞれに色々な意味を持っており、さらに西尾維新先生の物語で語られる怪異は阿良々木くんを覗くとほぼ女性である、ということです。しかし女性だけが怪異に取り憑かれるというわけではなく、これはあくまでも西尾維新先生の趣味であるということでしょう。ノベル作品としてはかなり面白く、さらに妖怪や化け物という括りに縛られない幅広い怪異というものを作り出しているということに感動しますね! 今後も物語シリーズはまだ終わらないと思いますので、西尾維新先生にはたくさんの怪異を描いて欲しいですね!

最後までご覧くださりありがとうございました!


【文:葵】

元ファミ通編集部ライターであり、現在アニマガジン専属ライターとして活動中。アニメ・ゲームを主として生きている自他共に認めるヲタクと言っても過言ではありません!好きなキャラクターはリゼロの「レム」‼︎ 基本食わず嫌いなく2次元ものを視聴しておりますマルチライターです!

今後とも、アニマガジンを宜しくお願い申し上げます。

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