【新世紀エヴァンゲリオン】「綾波レイ」の魅力に迫る!「新劇場版」ではどうなる?

90年代半ばに社会現象となったTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』。そのヒロインが「綾波レイ」である。今でこそ無口な美少女がヒロインになることは多いが、当時のアニメ作品のヒロインとしては「綾波レイ」の存在感は異質であり、多くの男性ファンを獲得した。ここでは、無口なヒロインの先駆け的存在となった「レイ」について紹介する。

『新世紀エヴァンゲリオン』「綾波レイ」とは?

最も有名で最も愛された女性アニメキャラクター

『新世紀エヴァンゲリオン』は、90年代半ばに社会現象を起こした有名なTVアニメなので、エヴァファンでない方でも名前と紫色のロボくらいは知っているでしょう!

当時のアニメ作品としては非常に深い心理描写がなされており、最後まで多くの謎を残した問題作として現在まで語り継がれています。

ここで紹介する「綾波レイ」は『新世紀エヴァンゲリオン』のヒロインで、非常に寡黙で日常のシーンで感情をみせることはほとんどありませんでした。

今でこそ「無口なヒロイン」というのはTVアニメにおけるスタンダードになっていますが、当時はまだ明るく元気な女性キャラクターの方が多く、作品の深みとの相乗効果もあり、「綾波レイ」の神秘的な存在感は多くの男性ファンをつくることになります。

一時期は、「綾波レイ」に恋心を抱く男性は日本中に100万人はいる、と言われていた程です。

「綾波レイ」は、その後の「無口な美少女ヒロイン」の先駆け的存在となり、その後の多くの「無口な美少女ヒロイン」に多大な影響を与えた存在と言えるでしょう。

初登場は傷だらけのヒロイン

「綾波レイ」が、それまでのアニメヒロインと大きく違う所はたくさんありますが、一つ大きな部分として「初登場が傷だらけの状態」であったことが挙げられるでしょう。

「綾波レイ」の駆る「エヴァンゲリオン零号機」は、「第3使徒サキエル」との交戦で大破し、重傷を負った所がはじめて「綾波レイ」の登場回です。

主人公の「碇シンジ」は、そんな「綾波レイ」の姿を見て「エヴァンゲリオン初号機」に搭乗することを決意するのですが、主人公を動かす動機のためにヒロインをボロボロの姿にし、しかも初登場でそれをやってしまう所も『新世紀エヴァンゲリオン』がそれまでの作品とは大きく違う所の一つです。

『新世紀エヴァンゲリオン』「綾波レイ」のプロフィール

「綾波レイ」は『新世紀エヴァンゲリオン』の世界においても、基本的に謎の多い存在です。そのため、主人公の「碇シンジ」や「惣流・アスカ・ラングレー」に比べれば、公式のプロフィールも掲載されていません。

数少ない、「綾波レイ」のプロフィールを載せていくと、以下の通りです。

  • 年齢 14歳
  • 生年月日 3月30日

以上のように設定されていて、他のプロフィールに関しては謎が多いです。上記の年齢と生年月日についても、あくまでも日常で生活する上で設定された便宜上の仮の経歴かもしれません。

「綾波レイ」の性格は?

「綾波レイ」の性格についてですが、前述したように「寡黙で大人しい」というのが彼女の全体像を言い表しています。無駄口をたたくことは皆無で、必要最低限のことしか話さない性格です。

そして、特に物語の序盤においては感情が乏しく、喜怒哀楽を表情に出すことはありませんでした。

「エヴァンゲリオン零号機」に乗って「使徒」と戦う時は、真剣な表情になることが多いので、目的のため意外には集中しない性格と言えます。

しかし、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の二作目である「破」では、TV版の中盤以降よりも情緒的な性格になっており、普通の女の子のように恥じらうような表情をしたり、自主的な気持ちが垣間見えるような瞬間が増えました。

これは、TV版の時にはあまり見られなかった描写なので、新しい「綾波レイ」が見れたことに多くの男性ファンは歓喜したことでしょう。

なんといっても「エヴァンゲリオン零号機」のパイロット

「レイ」はプロトタイプ(試作機)である「エヴァンゲリオン零号機」のパイロットであり、作中では「シンジ」の駆る「初号機」や「アスカ」の駆る「弐号機」をアシストする役割が多いです。

カラーリングですが、TV版の初登場時は黄色でしたが、「第5使徒ラミエル」と戦う前には青色に変更されます。

しかし、新劇場版では「第5使徒ラミエル」との戦闘以降も黄色であり、TV版との微妙な違いが出されました。

『新世紀エヴァンゲリオン』「綾波レイ」の主な活躍

「第5使徒ラミエル」との交戦時の素晴らしいアシストと名言

「綾波レイ」と「エヴァンゲリオン零号機」の戦闘においての最もわかりやすかった活躍の機会といえば、間違いなく「第5使徒ラミエル」と交戦した時のことでしょう。

非常に強力な超長距離ビーム砲を内蔵する「第5使徒ラミエル」は、接近したらその強力なビーム砲で「エヴァ」の「ATフィールド」すら貫きかねない程の火力をもつので、普通に戦っても勝てるような相手ではありませんでした。

そこで、日本中の電力を一挙に集めた「ポジトロン・スナイパーライフル」で一撃で仕留めるという、通称「ヤシマ作戦」が実行されます。

外したら終わりの「ポジトロン・スナイパーライフル」と「ヤシマ作戦」。一度「第5使徒ラミエル」に手も足も出ないまま敗北した「シンジ」は、不安を隠せない様子でしたが、そこで「レイ」があの名言を言います。

「あなたは死なないわ。わたしが守るもの」。

これは、「綾波レイ」を代表する名言の一つです。

実際に「第5使徒」との交戦がはじまり、最初の「ポジトロン・スナイパーライフル」の一発目を外してしまった「シンジ」。

二発目のチャージが時間がかかる中、焦らずにはいられない「シンジ」でしたが、その隙に前回の交戦で「初号機」を大破させた「第5使徒ラミエル」の超長距離ビーム砲が迫ってきました。

しかし、「レイ」は自身の言った言葉通り、しっかりと「零号機」で「シンジ」と「初号機」の盾となり、その間にチャージが完了した「ポジトロン・スナイパーライフル」のビーム砲で、見事「第5使徒ラミエル」を倒すことができたのです。

「第5使徒ラミエル」戦では名言が多い

先ほどの「あなたは死なないわ。わたしが守るもの」も、「綾波レイ」を代表する名言ですが、他にも「綾波レイ」は「第5使徒ラミエル」戦時に名言を残しています。

「第5使徒ラミエル」との戦いを前に、一度惨敗している相手な上に、ただでさえ弱気な「シンジ」は不安を隠せない状態でした。

皆のためにがんばると決意した「シンジ」であっても、いざ「第5使徒ラミエル」と戦うとなると、消極的にならざるを得ない気持ちがあったようです。

そこで「シンジ」が「レイ」に問います。

「綾波は、なぜエヴァに乗るの?」

その問いに対して「レイ」が返した一言。

「絆だから」。

この「絆だから」は多くの「エヴァ」ファンの心に残るフレーズとなり、「綾波レイ」を代表する名言となりました。

その影響力は大ヒットゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズにも影響を及ぼし、近年の「スパロボ」では、「レイ」に「絆」という強力な精神コマンドが設定される程にもなりました。

「第5使徒ラミエル」との戦闘前に、去り際に「さよなら」と「シンジ」に言った「レイ」。

「シンジ」はそれが哀しかったらしく、「第5使徒ラミエル」に見事勝利した後に、涙を流しながら「別れ際にさよならなんて、悲しいこと言うなよ」と言います。

そこでレイは、「ごめんなさい。こういう時、どんな顔をすればいいのかわからないの」と言いましたが、「シンジ」は「笑えばいいと思うよ」とやさしく返答し、「レイ」がはじめて作中で笑顔をみせるという美しいシーンがありました。

このように、「第5使徒ラミエル」戦では「綾波レイ」は数々の名言と見せ場を残しており、この戦いの後「シンジ」と「レイ」の関係は親密なものになっていくのでした。

『新世紀エヴァンゲリオン』「綾波レイ」の声優は「林原めぐみ」さん

「綾波レイ」の声優は「林原めぐみ」さん。とても有名な声優であり、80年代後半から様々な有名タイトルの主要なキャラクターを演じられているベテラン声優です。

「林原めぐみ」さんを知らない方は、古参のアニメファンならまずいないでしょう。長く続けているレギュラーとしては、『名探偵コナン』の「灰原哀」があります。

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』では「綾波レイ」はどうなるのか?

2017年現在、「エヴァ」シリーズの最終作になるのではないかと予測される『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。しかし、その詳細な情報は未だ不明のままであります。

今まで公開されている「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」では、せっかく「序」と「破」で「シンジ」と絆を深めた「レイ」でしたが、「Q」では「序」「破」の「レイ」ではない「別のレイ」が登場し、「シンジ」を落胆させました。

「破」で生死不明になった「レイ」は、果たして「シン・エヴァンゲリオン劇場版」では登場するのでしょうか。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』を見直して、最終作に備えたいですね。

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