河村隆一「I for You」のナルシスティックな美学に迫る

「I for You」と言えば、元はLUNA SEAの人気ナンバー。リリース当時はヴィジュアル系然としたナンバーでしたが、河村隆一の2006年ソロカバーアルバム「evergreen 〜あなたの忘れ物〜」セルフカバー。彼の美学に迫ります。

「I for You」と言えば、もともとは90年代ヴィジュアル系シーンを黒夢とともに引っ張ったLUNA SEAの人気ナンバー。

初期の頃からSUGIZOの楽曲として存在していたものが、金城武と深田恭子主演のドラマ「神様、もう少しだけ」の主題歌に抜擢されたのがきっかけで、RYUICHI(河村隆一)がメロディを書きなおして完成したドラマティックミディアムバラード作品です。

リリース当時はヴィジュアル系然とした美学にあふれたナンバーでしたが、河村隆一自身思い入れのある曲だったこともあり、2006年にソロカバーアルバム「evergreen 〜あなたの忘れ物〜」でセルフカバーされ、今もライブでクライマックスに歌われる曲の一つとなっています。

「ねぇ」の呼びかけが秀逸なモノローグ風歌詞が特徴〜河村隆一「I for You」

はじまりはモノローグ。

孤独感と悲壮感のあふれるこのダークな世界観は、まさに90年代ヴィジュアル系。河村隆一のキャラクターであるナルシスティックな歌い方が際立ち、名曲として一般層にまでヒット曲として浸透しました。

サビの♪心から キミに伝えたい の絶唱ぶりが光る河村隆一「I for You」

そして絶唱となるサビがやってくる。

限りなくファルセットに近いものの、裏返ってはいないその河村隆一独特の発声ポイントを駆使したメロディー。

LUNA SEA時代は比較的頼りなさが目立っていましたが、ソロ活動タイミングで鍛えたボイトレ(ボイストレーニング)の成果か、セルフ・カヴァー・バージョンではかなり力強い歌い方に修正されているのが特徴です。

報われない恋に焦がされるバンギャの魂を癒すか!? 河村隆一「I for You」

ヴィジュアル系ファンといえばバンギャ。派手な格好はしているけれど、どこかしら傷ついていて、それを守るかのようにメイクで武装している彼女たち。この曲が受け入れられたのは、おそらくその傷に染みこむような優しさを、この曲が含んでいたからではないでしょうか。

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