熱い思いが込められた、GLAYのデビュー曲「RAIN」を改めて振り返ってみた

GLAYのデビュー曲である「RAIN」は、X JAPANのYOSHIKIがプロデュースをしていることで有名ですが、あまりライブで演奏されないため実際に生で聴いたことがない人も多い曲として知られています。この記事では歌詞や曲にまつわるいろいろなエピソードなど、デビュー曲「RAIN」に関する情報をまとめてみました。

「RAIN」はGLAYのデビュー曲

GLAYは1994年5月25日に「RAIN」を掲げメジャーデビューしました。アニメ「ヤマトタケル」初代エンディングテーマと映画版「ヤマトタケル」の主題歌のタイアップにもなっており、デビューシングルながら10万枚超えるヒットを記録し注目を集めました。

北海道から上京後の1993年にリリースしたデモテープ「SPEED POP」には、RAINの前身となるナンバー「JULIA (reason for so long)」が収められており、それが後々にYOSHIKIに詞と曲を編曲され「RAIN」に至りました。よって、「RAIN」のクレジットは作詞:YOSHIKI、作曲:YOSHIKI・TAKUROと表記されています。

ここではそんなGLAYのデビュー曲「RAIN」にまつわるエピソードを、YOSHIKIプロデュースであることやその歌詞の意味、ライブでなかなか演奏されない理由などを含めつつご紹介します。

YOSHIKIがプロデュースを手掛けている

前述の通り、「RAIN」には原曲となるTAKURO作詞・作曲の「JULIA (reason for so long)」という曲があります。GLAYというバンドを見初めたのはhideで、追々この「JULIA」がYOSHIKIの耳に留まったことがYOSHIKIプロデュースへの道に繋がったと言われています。

ちなみに「RAIN」のベースとなった「JULIA」はTAKUROがインディーズ時代に作った曲で、メロディーの違いは大きくありませんが歌詞が大幅に異なっています。共に、失恋や叶うことのない恋が連想される意味の歌詞になっていますが、歌詞を読み比べるとどちらが書いた詞なのかの違いが如実に表れています。是非歌詞とその意味を意識しながら聴き比べてみてほしいところです。

また、「RAIN」はYOSHIKIがプロデュースを手掛けただけでなく、YOSHIKIが設立したレーベルであるプラチナム・レコードよりリリースされています。1988年のバンド結成以降、GLAYは長かったインディーズ時代の終わりを迎えた曲となるのです。

「RAIN」にまつわるエピソード

「RAIN」の曲中のピアノはYOSHIKI自ら演奏されています。というのも当時、YOSHIKIプロデュースを受けるバンドは、先輩の面々に活を入れるために一発殴られるという噂があったそうです。それを免れるためにTAKUROが先輩であるYOSHIKIにピアノ演奏を依頼すればプロデュースの話自体を断ってくるだろうと一策を講じたのですが、打って変わって快諾されたため、YOSHIKIプロデュースとピアノ演奏のコラボレーションのストーリーができあがったのです。

「RAIN」が収録されている作品一覧

  • 「SPEED POP」(1995年3月1日発売)

  • 「THE GREAT VACATION VOL.2 〜SUPER BEST OF GLAY〜」(2009年10月21日発売)

※共にシングルバージョンにある、冒頭の雨の音がカットされた状態で収録されています。)

「RAIN」がライブで披露されたのは…?

直近で「RAIN」が演奏されたのは、2015年5月31日の東京ドームにて開催されたライブ「20th Anniversary FINAL GLAY in TOKYO DOME Miracle Music Hunt Forever」のアンコールです。YOSHIKIが突然登場し、会場が湧く中YOSHIKIによる「RAIN」のピアノ伴奏に合わせて、TERUは「RAIN」を熱唱しました。この時の曲中でTERUが「幸せだなぁ」と発し、GLAYの20周年を色濃く刻んだのでした。

また、2009年8月15日と16日に行われた「GLAY 15th Anniversary Special Live 2009 THE GREAT VACATION in NISSAN STADIUM」では、TERUとTAKUROの二人で「Julia」としてアコースティック演奏されました。

「RAIN」があまりライブで演奏されない理由は?


(出典:フリー写真素材【写真AC】)

ライブで「RAIN」が披露される機会が少ない理由には様々な憶測がありますが、①元々あった「JULIA (reason for so long)」を上書きしたような形に結果的になってしまい演奏されなかった②YOSHIKIを超えるようなGLAYらしいアレンジができなかった、の2つが有力説のように見受けられます。

とはいえ、20周年を迎える以前の「GLAY EXPO ’99 SURVIVAL」ではテンポアップしロックチューンにアレンジされた「RAIN」が演奏されたり、2005年の「GLAY DOME TOUR 2005 WHITE ROAD in TOKYO DOME」でもセットリストに組まれていました。

あえて演奏されていないというよりは、他にも多くの伝えたい楽曲があるためセットリストに頻繁にあがってこなかった、と考えた方が自然に感じられるのではないでしょうか?

「RAIN」は静かにあたためられたナンバーのひとつ

GLAYのデビュー曲である「RAIN」について、いかがでしたか?アニメのタイアップだったこともあり、懐かしく思う人も少なくないでしょう。なかなかライブで直接聴ける機会は少ないかもしれませんが、再び演奏される日を楽しみにしていたいですね。

そんなGLAYは、2017年9月23日新潟公演を皮切りに「GLAY ARENA TOUR 2017 ”SUMMERDELICS”」がスタートします。GLAYには「RAIN」以外にも、素敵なナンバーが勢ぞろいしていますので、ぜひライブにも足を運んでみてください!

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