【最新ライブレポ】DEZERT 「千秋を救うツアー2」@恵比寿LIQUIDROOM 8月19日(初日)公演!MC、セトリレポ

今、ヴィジュアル系の中で最も自由で、最も注目を浴びているバンド、DEZERT!そのワンマンツアーが8/19(土)の恵比寿LIQUIDROOMで遂に開幕しました!ツアータイトルは「千秋を救うツアー2」。今回は「千秋を救うツアー2」初日のライプレポ、MCレポ、セットリストをお届けします!ファイナルを中野サンプラザで迎える予定のこのツアーは、更に濃厚なものになりそうだと予感させる激熱のライブでした。是非ご覧ください!

DEZERT「千秋を救うツアー2」が遂に開幕!!

今、ヴィジュアル系の中で最も自由で、最も注目を浴びているバンド、DEZERT!そのワンマンツアーが8/19(土)の恵比寿LIQUIDROOMで遂に開幕しました!ツアータイトルは「千秋を救うツアー2」。

今年2月から4月末まで、約2か月に渡って行われたのが「千秋を救うツアー」。38公演にも及ぶロングツアーでしたが、会場は所謂小箱ばかりで即日ソールドアウトを連発。そんな酸素の薄いライブハウスでは、救われるべき存在のVo.千秋が暴走。セットリストを勝手に変更するのは当たり前。時には勝手にステージを降り演奏を中断させ、また時にはメンバーやフロアを怒鳴りつける場面も!

そんな予定調和が一切無い、「千秋を救うツアー」のファイナルで発表されたのが、「千秋を救うツアー2」です。このツアータイトルだけでもDEZERTが一筋縄ではいかないバンドであることがうかがえるのではないでしょうか?

今回はそんな「千秋を救うツアー2」のライブの初日、恵比寿LIQUIDROOMのライブレポをお届けします!ファイナルを中野サンプラザで迎える予定のこのツアーは、更に濃厚なものになりそうだと予感させる激熱のライブでした。是非ご覧ください!

一部ネタバレがありますのでご注意ください!!!!!!

初日から突っ走るDEZERT!豪雨の中で行われた自由すぎる2時間半!

超満員のリキッド!開演は安定の20分押し。

関東が落雷や記録的な豪雨の被害に見舞われた8/19、DEZERTのワンマンツアーの初日公演が恵比寿LIQUIDROOMで行われました。ワンマンライブとしては約4か月ぶりの本公演はソールドアウト!ライブハウスにはDEZERTのライブを待ち望んでいたファンが集結し、フロアは超満員に。グッズのTシャツやキャップを身に着ける男性の姿も多かったのが印象的でした。

更にニコニコ生放送の中継も入っていたため、多くのカメラがステージに向けられ、フロアの誰もがDEZERTの登場を今か今かと待っていました。しかし、開演予定時刻を過ぎてもフロアに延々と流れ続ける「Yesterday」(DEZERTのライブのSEは決まって「Yesterday」のみ)。20分を過ぎた頃、漸く公演がスタート!

「生きてるか?東京!!」

赤いカーテンをバックに、新衣装に身を包んで登場したメンバー。一曲目の「おはよう」は背後からのみ照明を当て、演奏中のメンバーの顔は見えない…待ちに待った瞬間を、更に焦らされているような演出が憎い。曲が終わると、「おはよう。」とフランクにフロアへ挨拶をする千秋。そこから「生きてるか?生きてるか東京!」と激しく問いかけ、緩急をつけた煽りに早くもフロアのボルテージは急上昇!

二曲目は先日MVが解禁された新曲、「幸福のメロディー」。ここでようやく新衣装に身を包むメンバーの全身が公開され、新しいスタイルのDEZERTに多くの歓声が湧きました。「幸福」という割には負のオーラが満載の重いこの曲では、フロアが激しく頭をふり乱す人、茫然と立ち尽くす人に分かれていたのが印象的です。殺気すら感じられる気迫で歌う千秋の姿から、目を離すことは出来ませんでした。また、演奏中に千秋のマイクスタンドが倒れるアクシデントが発生。自分のマイクを床に叩きつけ、Gt.Miyakoのコーラス用マイクをぶんどって歌う姿にヒヤリとさせられたのは私だけではないはず。

その後は、MONSTER、「不透明人間」、脳みそくん。と、ファンにも人気の高い、ライブ映えする曲を連発。怒涛の勢いに会場の熱気が更に上がり、力強く突き上げる拳と、振り乱す髪がフロアを埋め尽くしました!

理由不明の突然の沈黙に戸惑うフロア。

聴いていると不安になるような、印象的なギターのフレーズから始まる「宗教」以降は、「疑死」「追落」とバラード曲が続きます。「疑死」では「ねえ、ちゃんと聴いて」「ちゃんと見て」と歌詞を改変して歌う千秋。DEZERTを見に来た900人に訴えているような姿に、張り詰めた空気が会場を覆いつくしました。

「疑死」の演奏が終了すると、突如一人で袖に捌けてしまう千秋。3人のメンバーはステージに残りましたが、暗転したフロアは沈黙に包まれ、10分程度の時間が経過。理由もわからずにフロントマンがいなくなったステージを見るだけの時間は、不穏な空気が漂い、実際よりもとても長く感じられます。戸惑いの表情を浮かべるファンの姿も。

漸く戻ってきた千秋は理由を説明することもなくMiyakoのギターを奪い、掻き鳴らします。Dr.SORAの方を見たり、何かを訴えているようにも見えましたが、意思の疎通を図ることは出来なかったらしく、Miyakoにギターを返してから漸く「追落」へ。この時間のことを、今後のMCで触れることはありませんでした。

「俺のベースじゃないからいいの(笑)」

千秋が戻ってからは、ライブではほとんど披露されることのなかったレア曲、「問題作」から始まり、ラストに向かって、ジェットコースターのような怒涛の暴れ曲のラッシュ。これぞライブの真骨頂!と言わんばかりの盛り上がりを見せつけられました!

印象的だったのは、「遺書。」。ライブのド定番であるこの曲で、千秋の自由さが炸裂。「さあ遺書を書こう、こんな夜にあたたかい紅茶飲みながら」と、サビのフレーズをフロアに歌わせるものの、満足いかなかったのか首を傾げる千秋。その後、メンバー一人ひとりにマイクを向けて歌わせることに。特に、普段は歌声を披露することのないMiyakoは、躊躇いながらも「さあ~」と歌い始めるも、すぐに千秋にマイクを引っ込められてしまう。そして「やっぱり僕が歌います。」と一言(笑)徹底的に振り回されるメンバーの姿と、それを気にする素振りもない千秋の姿がこれまでの重い空気を変えていきます。

「ゴシック」では、ステージ手前までファンが押し寄せ、超満員で息苦しかったフロアの後方は、嘘のようにスカスカに。そんなフロアを見てか、千秋がBa.Sacchanのベースを取り上げ引き倒す。かと思えば、何故かペットボトルの水をベースに浴びせ始める千秋!「俺のじゃないからいいの(笑)」と無邪気に笑う千秋の左横には、微妙な顔をするSacchanの姿が…。

「ほら、お前らの好きな柵は無くなったぞ!!」

「包丁の正しい使い方~終息編~」のイントロが始まると、フロアは縦に真っ二つに分かれWODの準備へ。おもむろにステージから降りた千秋は、真ん中に出来た「道」を通って後方へと突き進みます。ここまではよくある光景でしたが、フロアのちょうど中心にある柵を両手で持ち上げると、なんとそのまま床から抜いて強制撤去へ!「ほら、お前らの好きな柵は無くなったぞ!」とドヤ顔で叫ぶ千秋。大慌てで駆け付けたスタッフにより、柵は無事片付けられ、一つ柵の欠けたフロアは更にボルテージが上昇!

残っていた一番後ろの柵によじ登り、PA卓目の前に立った千秋はステージのメンバーの方を向いて手を上げ、「絶望!」と叫ぶ。それと同時に左右に分かれていたフロアが中心に押し寄せ、ぶつかり合い、その光景は千秋が扇動する戦争のようにも見えました。

WODで床が濡れる程に文字通り熱くなったフロアの温度を更に上昇させるべく、「死刑宣告」「教育」「秘密」と、殺人的な激しいセットリストの展開。「死刑宣告」では、サビ前でGt.Miyakoが痛恨のミスを犯し、それを聴き逃さない千秋は、両手でMiyakoの頭を鷲掴みにして非難。怯むこともなくさらりと笑顔でかわし、逆に千秋を挑発するような仕草をするMiyakoには、「流石DEZERTのメンバーだ」と思わされました。

「ロックバンドになりたいんですかって言われたけど、俺たち元からロックじゃ、ボケ!!」

本編ラストの「変態」で、再度二つに分かれるフロア。そして再び真ん中を突っ切る千秋は、「俺が何でこういうノリ好きかって言うとさ、…やっぱいいや、今は言うのやめた!」と、何故かここにきて、なんとも歯切れの悪い言葉を残して曲へ。カオスという言葉がぴったり合うほど無秩序になったフロアは、華奢な若い女性や、ヴィジュアル系バンドのライブにしては多い男性らが入り混じり、誰もが一心不乱に暴れ狂う姿でいっぱいに。

この日、MCで前回の「千秋を救うツアー」中にファンからもらった手紙について話し出す千秋。「(ヴィジュアル系じゃなくて)ロックバンドになりたいんですかって手紙貰ったんだけど、お前らは今まで何を見て育ってきたの?俺たち元からロックじゃ、ボケ!!」と、ファンの心配の声を一刀両断。その言葉通り、初日からロック過ぎる姿を見せつけられました。

「ニコ生のやつら、ざまあ見ろ!」

アンコールはバラード曲の「おやすみ」から始まり、混沌としていた空気は落ち着きを取り戻し、真剣にステージを見つめるファンの姿が印象的でした。その後のMCでは、本編での奇行を指して、「(本編の)最後の方は意識なかったもん」と言ってのける千秋。更に「久しぶりのライブはぶっちゃけしんどかった」「楽屋で皆ぜいぜいしてた」と、包み隠さず話し、「今後は定期的にやろう!」とメンバーに提案すると、喜んだ客席からは拍手が湧きおこります。

そして、「最後もう一曲だけやります。あんまりやらないやつ。これライブでやったことあったっけ?」とわざとらしく前振りをしてから、ド定番曲の「殺意」へ。ファンは予想出来ていたのか、水を得た魚のようにヘドバンの嵐!すると突然「照明消して、真っ暗にしてください」と千秋が叫び、本当に照明が全て落とされ、会場は文字通り真っ暗に。音のみが聞こえるステージで、「ニコ生のやつら、ざまあみろ!」とのたまう千秋…。そう、この日は前述した通り、ニコニコ生中継が入っていたため、勿論画面上は真っ暗の映像しか映らなかったことでしょう。インターネットではなく、ライブハウスに足を運んで、生のライブを体感しろというメッセージなのでしょうか…。

本公演ラストの「切断」では、ステージのメンバーもファンも全てを出し尽くした状態。そんな中で「意味なんてどうでもいいから!」という千秋の叫んだ言葉は、DEZERTのライブを端的に言い表しているように思わされました。既に体力の限界を超えたファンも、その言葉通り無意味に頭を振って暴れ狂い、本公演は幕を閉じました。

初日は全20曲!新曲を含めた激熱のセットリストはコチラ!※ネタバレ注意

01.おはよう

02.幸福のメロディー

03.MONSTER

04.「不透明人間」

05.脳みそくん。

06.「宗教」

07.「擬死」

08.「追落」

09.「問題作」

10.「遺書。」

11.ゴシック

12.包丁の正しい使い方~終息編~

13.「死刑宣告」

14.「教育」

15.「秘密」

16.君の子宮を触る

17.「変態」

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18.おやすみ

19.「殺意」

20.「切断」

「千秋を救うツアー2」のファイナルは中野サンプラザホール!

全11公演を予定する、DEZERT「千秋を救うツアー2」のファイナルは、10/08(土)中野サンプラザホール。DEZERTのワンマンライブでは初のホール公演となるため、今までにない彼らの姿が見られることでしょう。

初日からカオスすぎるライブを展開したDEZERT。本ツアーでどのように変化するのか!是非その姿を見逃さないよう、チェックしてください!

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