BUCK-TICKが生み出した哲学アートロック「形而上 流星」

アルバム『或いはアナーキー』から先走ったこのBUCK-TICKならではの耽美な魅力が光るナンバー「形而上 流星」。"けいじじょう りゅうせい"と読みます、念のため。今回は「形而上 流星」をご紹介します。

アルバム『或いはアナーキー』から先走ったこのBUCK-TICKならではの耽美な魅力が光るナンバー「形而上 流星」。”けいじじょう りゅうせい”と読みます、念のため。

サウンド的には文句なしのドラマティック・ロックチューン。良い意味でスリリングさを残したままキャッチーなところがまたいい。歌詞を読んでもなんだかよくわからないところがまたかっこいい……、

なんて言ってたら申し訳ないので解説してみます。

さながら印象派アート映画のスクリプトのような歌詞が謎めく

サビの歌詞の抜粋は以下のとおり。

このリフレインは秀逸。形而上的=つまり肉体を超えた精神の哲学を表しているのは漠然とわかる。でも具体的に手に取るようにはわからない。

巨大で太い筆で抽象画の大壁画を描くように広がるイメージ、そこにこそきっと正解があるはずだ。

考えることなんかより、感じることが大切!

しょせんBUCK-TICKを完全に理解しようとするなんて100年早い! と罵られているようで混乱をしてしまう曲。

でもね、それと同時に櫻井さんが耳元で囁くんだ、「考えるんじゃない 感じるんだ」って

「形而上 流星」


(出典:YouTube)

カオスなイメージの濁流に飲み込まれてしまおう

サルバドール・ダリの時計がとろけている絵、キリコが描く不穏な非現実…。これらの絵画に詳しい人ならこの曲はスッと胸に落ちるのかもしれない。

音楽は歌詞だけでは成り立たない。BUCK-TICKの場合は特にそう。この不安にさせる旋律と、散りばめられた不穏な言葉の数々が、イメージとして私達にぶつかってくるのだ。

時に「魔術を解明することによって、魔術はその効力を失う」という考え方を聴く。おそらくこの「形而上的 流星」はそうしたシュールな世界観を理屈に当てはめて理解しようとする愚かな人間に対するアンチテーゼなのではないかと考えてしまう。そう、それこそが彼らの企みなのではないかと…。カッコつけて言うとね(笑)

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もちろんチケットキャンプではBUCK-TICKのチケットを取扱中。妖しくシュールで哲学的な、彼らの魅力に触れるためにもぜひライブ会場に足を運んでくださいね!

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