森 鴎外の「高瀬舟」は、江戸時代の随筆集「翁草」の中の「流人の話」をもとに書かれた、財産の多少と欲望の関係、および安楽死の是非をテーマとした短編小説。この「高瀬舟」を題材に世界的な免疫学者であり文筆家として活躍した多田富雄が生死の根源への問いとして書き上げた新作能「生死の川―高瀬舟考」。これまで上演されることがなかった同作品が、多田富雄の七回忌を追悼して2016年4月に東京・国立能楽堂に続き、6月には愛知・豊田市能楽堂で上演されることが決定した。森 鴎外の原作では弟をあやめた兄の物語となるが、多田富雄の作品では兄弟は夫婦に置き換えられており、病気の苦しみに耐えかね、自殺を図る妻の願いを受け入れ、その死を幇助した夫が描かれている。安楽死の是非を投げ掛ける作品だ。シテ(主役)を勤める観世流能楽師・浅見真州が節をつけた「生死の川-高瀬舟考」と原典「高瀬舟」朗読とともに楽しんでほしい。

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新作能「生死の川―高瀬舟考」について

新作能「生死の川―高瀬舟考」とは

森 鴎外の「高瀬舟」は、江戸時代の随筆集「翁草」の中の「流人の話」をもとに書かれた、財産の多少と欲望の関係、および安楽死の是非をテーマとした短編小説。この「高瀬舟」を題材に世界的な免疫学者であり文筆家として活躍した多田富雄が生死の根源への問いとして書き上げた新作能「生死の川―高瀬舟考」。

多田富雄は1971年に抑制T細胞を発見するなど、免疫学者として優れた業績を残し、野口英世記念医学賞をはじめ、朝日賞や瑞宝重光章を授与された経歴をもつ。50代になってから執筆活動をおこない「免疫の意味論」「寡黙なる巨人」により、文筆家としても多くの賞を受賞している。

森 鴎外の原作では弟をあやめた兄の物語となるが、多田富雄の作品では兄弟は夫婦に置き換えられており、病気の苦しみに耐えかね、自殺を図る妻の願いを受け入れ、その死を幇助した夫が描かれている。安楽死の是非を投げ掛ける作品だ。

これまで上演されることがなかった同作品が、多田富雄の七回忌を追悼して2016年4月に東京・国立能楽堂に続き、6月には愛知・豊田市能楽堂で上演されることが決定した。シテ(主役)を勤める観世流能楽師・浅見真州が節をつけた「生死の川-高瀬舟考」と原典「高瀬舟」朗読とともに楽しんでほしい。

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