「幕末太陽傳」は日本映画!宝塚歌劇雪組で上演された、映画が原作の作品をご紹介!

宝塚歌劇では、これまで小説や漫画を原作とした作品を多く上演してきました。宝塚歌劇雪組公演「幕末太陽傳」は、日本映画を原作にした作品です。「幕末太陽傳」の原作は落語を題材にした人情喜劇で、日本映画の名作と言われています。宝塚歌劇で上演された映画が原作の作品について、雪組で上演されたものを抜粋してご紹介します。

話題の原作を舞台化してきた宝塚歌劇

(出典:Pixabayより)

宝塚歌劇では、これまで小説や漫画を原作とした作品を多く上演してきました。有名漫画や国民的アニメの舞台化が宝塚ファン以外にも話題になったことは、記憶に新しいのではないでしょうか。
宝塚歌劇雪組公演「幕末太陽傳」は、日本映画を原作にした作品です。原作は落語を題材にした人情喜劇で、日本映画の名作と言われています。
宝塚歌劇で上演された映画が原作の作品について、雪組で上演されたものを抜粋してご紹介します。

「幕末太陽傳」公演日程

・宝塚大劇場
2017年4月21日(金)~5月29日(月)
・東京宝塚劇場
2017年6月16日(金)~7月23日(日)

原作はハリウッドでもリメイクされた「Shall we ダンス?」

「Shal we ダンス?」はハリウッドでもリメイクされた日本映画の名作で、平凡な会社員が社交ダンスを通して生きがいを見つけていくハートフルコメディです。2013年、宝塚歌劇雪組が初のミュージカル化に挑むということで話題になりました。上演されるにあたり主なストーリーはそのままに、舞台は海外に移され、細かい設定などにも変更がありました。

主なキャストについて

宝塚歌劇の海外が舞台ということで登場人物の名前は異なりますが、キャラクターとしては原作に近いものとなっていました。
・ヘイリー・ハーツ(壮一帆)

宝塚歌劇の主人公としては珍しい平凡な会社員ヘイリー・ハーツは、壮一帆さんが演じました。ヘイリーは原作通り、日常の生活に足りない何かを求めてボールルームダンスを始める平凡な男性です。その平凡な男性を演じつつも、宝塚歌劇のトップスターらしい格好良さが随所に見られました。
・ジョセリン・ハーツ(愛加あゆ)
ヘイリーの妻ジョセリン・ハーツ役は、相手役の愛加あゆさんが務めました。原作と同じく、平凡な妻を可愛らしく演じました。
・エラ(早霧せいな)
早霧せいなさんが演じたエラは、ヘイリーがボールルームダンスを始めるきっかけになる人物です。原作ではどこか陰のある雰囲気だった女性を、男役の早霧さんが魅力的に演じました。
・ドニー・カーティス(夢乃聖夏)

原作での個性豊かなキャラクターが話題になったドニー・カーティスは、夢乃聖夏さんが演じました。ヘイリーの会社の同僚で、同じダンス教室に通う個性的な男性。夢乃さんは原作に負けないほどのコミカルな演技で好評を博しました。

映画と舞台の違い

舞台が海外ということ以外は個性的なキャラクターなども含めてほぼ原作通りのストーリーとなっていましたが、ヘイリーとジョセリンの関係性が、宝塚歌劇ではより掘り下げられました。

・夫婦愛が際立つ内容

相手役である愛加あゆさんが妻ジョセリンを演じるということで、原作以上にヘイリーの家族に焦点が当てられました。ジョセリンが悩むヘイリーの背中を押す場面などは、感動した方も多いのではないでしょうか。

原作は映画史に残るラブストーリー「ローマの休日」

知らない人はいないというほどの名作映画「ローマの休日」。新聞記者と王女の束の間の恋を描いたロマンチックなストーリーは宝塚歌劇にぴったりだったのではないでしょうか。2016年に宝塚歌劇雪組の早霧せいなさん、咲妃みゆさんの「ちぎみゆ」コンビがこの不朽の名作に挑みました。

主なキャストについて

・ジョー・ブラッドレー(早霧せいな)
原作よりも若い設定に変更されたジョー・ブラッドレー役の早霧せいなさん。一人の青年が成長していく様子をしっかりと見せました。
・アン王女(咲妃みゆ)
咲妃みゆさんは、原作の雰囲気を残しつつも新たな魅力を感じさせるアン王女を可憐に演じ好評を博しました。クラシカルなヘアスタイルや服装が、原作の世界をそのまま表しているようでした。

映画と舞台の違い

ベスパに乗る二人や真実の口の場面など、原作と大きな変更点はなく、舞台では忠実に再現されていました。主人公のジョー・ブラッドレーは、宝塚歌劇のトップスターが演じるということで多少の変更があったようです。
・若いジョー・ブラッドレーの成長も見どころ
ジョー・ブラッドレーは原作よりも若く設定され、全体を通してジョーの成長物語としても楽しめる作品となっていました。

トップコンビの退団公演の原作は人情喜劇「幕末太陽傳」

文久2年(1862年)の江戸に隣接する品川宿。お大尽を装って遊郭旅籠の相模屋で豪遊した佐平次は、金がないのを若衆に打ち明けると居残りと称して相模屋に長居を決め込み、下働きから女郎衆や遊郭に出入りする人々のトラブル解決に至るまで八面六臂の活躍をし、果てはこの旅籠に逗留する攘夷派の志士たちとも渡り合う。様々な出来事の末に佐平次は体調を悪くするが、それでもなお「首が飛んでも動いてみせまさぁ」と豪語するのだった。

(出典:Wikipediaより)

古典落語を題材にした人情喜劇「幕末太陽傳」は日本映画の名作です。雪組で上演されるにあたりどのような演出がされるのか、期待がかかりますね。

主なキャストについて

・居残り佐平次(早霧せいな)

主人公、佐平次を演じるのは早霧せいなさんです。原作では明るい雰囲気の中、悪い風邪をひいているという佐平次の咳が不穏な空気を漂わせています。
・女郎おそめ(咲妃みゆ)

物語の舞台となる相模屋の女郎おそめは、咲妃みゆさんが演じます。トップ娘役が演じる役としては出番もそれほど多くないので、公演では多少の変更があるかもしれません。
・高杉晋作(望海風斗)
望海風斗さんが演じる高杉晋作は、歴史でも有名な長州藩士です。原作では二枚目に描かれているこの役を、望海さんがどのように演じるかが楽しみですね。

舞台の見所とは

雪組トップコンビ、早霧せいなさんと咲妃みゆさんの退団公演である「幕末太陽傳」。お二人の宝塚歌劇での集大成となる役ももちろんですが、個性的な登場人物からも目が離せません。

・貸本屋金造

舞台となる相模屋に出入りする貸本屋金造は、情けなさが笑いを誘う役です。この公演で退団する鳳翔大さんが演じます。原作では顔があばただらけの男性ですが、見た目に関しては変更があるかもしれません。

・女郎こはる

この公演で退団する娘役の星乃あんりさんは、女郎こはる役を演じます。咲妃みゆさん演じる女郎おそめと人気を争う女郎こはる。原作通り、娘役同士では珍しいほどの争いの場面が設けられるということで、大きな見せ場となることでしょう。

原作は名作!「幕末太陽傳」が待ちきれない

雪組で上演された、映画が原作の作品をご紹介しました。

コメディやラブストーリーなど、さまざまな映画を舞台化してきた宝塚歌劇。

原作を知っていると、ますます舞台が楽しめるのではないのでしょうか。

映画と宝塚歌劇の「幕末太陽傳」

この作品は早霧せいなさん、咲妃みゆさんの宝塚での集大成となります。

ぜひ、原作をご覧になって劇場に足を運んでみてくださいね。

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