全てがここから動き出す、宝塚歌劇団の『集合日』

宝塚歌劇団の作品は、どのように創り始められるのでしょうか?今回は、本格始動する集合日にスポットを当てたいと思います。 そんな日々の生活を忘れさせてくれる宝塚歌劇団の作品は、どのように創り始められるのでしょうか? 今回は、本格始動する集合日にスポットを当てたいと思います。"

煌びやかなグランドパレードの後、静かに降りる緞帳。

それ迄目の前で繰り広げられていた出来事がまぶたに残像のよう焼き付いているのに、もう終わりかと思うと、いつもこの瞬間に私たちは切なさを感じてしまいます。そんな日々の生活を忘れさせてくれる宝塚歌劇団の作品は、どのように創り始められるのでしょうか?

今回は、本格始動する集合日にスポットを当てたいと思います。

宝塚歌劇団のお稽古初日『集合日』

今年は宝塚歌劇団創立100周年なので、今後も気になる作品が立て続けに上演を予定されています。月組、宙組、どちらにも行きたいですね。そんな私たちが楽しみにしている公演の稽古初日を一般的には“顔合わせ”なんて言いますが、宝塚用語で“集合日”と言います。

他の舞台公演と比べると宝塚の稽古期間は長いことで有名。通常の演劇公演の2倍の時間がお稽古期間に当てられます。なので、だいたい初日の1ヶ月前が集合日です。さて、集合日には組子が一同に会すということは有名ですが、一体集合日には何をするのでしょうか?

宝塚歌劇団の配役は、集合日に香盤表で発表!

集合日は結構大切なイベント。この日は実際に身体を動かしたお稽古ではなく、儀式的なもので終わります。

先ず、香盤表の発表。

生徒の名前と配役を場面毎に書いた香盤表が壁に張り出されます。ここで自分がどの場面に出るかを簡単に確認します。これには本人もドキドキですし、それを想うファンもドキドキですよね。

集合日には、出演者とスタッフ、関わる全ての人が集まり、ご挨拶!

1つの舞台を創り上げるのには出演者の他に演出家、舞台監督、音響、衣裳、美術、映像等様々なセクションのスタッフが関わります。最近は宝塚歌劇団専属のデザイナーではなく、外部の方に依頼することも多いので、集合日に今回関わるスタッフの紹介がされます。

そして、忘れてはいけない、舞台に厚みを持たせてくれる特別出演の専科生。最近はあまり無いのですが、数か月前迄その組の組子だったのに専科に移動になり、特別出演のでまた古巣に戻ってきて「専科からのー」と、紹介されるなんてことも以前はありました。

初めて出会う台本を声に出して読み合わせる『本読み』

この日に初めて手渡された台本を、発表されてばかりの配役を基に声に出しながら最初から再度迄一通り読み合わせます。誰しもが、ただ椅子に座って自分の台詞を確認しつつ、役どころを考えながら黙々と。

生徒さんから偶に「折角覚えた長台詞が丸々カットされた…」なんて言葉を耳にしますが、この段階では未だ完璧な台本という訳ではないんですよね 。特に新作ものではそんなことがよく起こるに違いないでしょう。

そんなことの繰り返しで、集合日に初めて手渡された真っ白な台本はこの後、場面がカットされたり、追加されたりで気が付くと真っ黒、ボロボロになっています。

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