ザ・星組男役!完全復活を印象づけた紅ゆずるに迫る

宝塚歌劇星組公演「黒豹(くろひょう)の如(ごと)く」、ショー「Dear DIAMOND!!」。 トップコンビとして、宝塚の歴史に名を残すであろう柚希 礼音さん、夢咲 ねねさんのこの退団公演も中盤にさしかかり、初日よりも少しずつ台詞が変わるなどの変遷を経て、星組生たちの力でますますブラッシュアップされていく様子がよくわかります。

宝塚歌劇星組公演「黒豹(くろひょう)の如(ごと)く」、ショー「Dear DIAMOND!!」。

トップコンビとして、宝塚の歴史に名を残すであろう柚希 礼音さん、夢咲 ねねさんのこの退団公演も中盤にさしかかり、初日よりも少しずつ台詞が変わるなどの変遷を経て、星組生たちの力でますますブラッシュアップされていく様子がよくわかります。

その中でもひときわファンの注目を浴びているのが、二番手の紅ゆずるさんです。実は紅さんはこの公演の直前のイベント、「タカラヅカスペシャル」を休演されていました。その前にもイベントを直前で休演したこともあって、紅さんは今回は万全の態勢で演じられるのか?がファンの不安の種となっていたのです。

しかしそんな杞憂を吹き飛ばすように、「タカラヅカにはいつも夢をもって見て欲しい」という紅さんの考え通り、彼女の復活を示す堂々とした舞台っぷりをみせてくれています。

星組・紅ゆずるの演技の変化に注目

紅さんは、ちえねね率いる星組の中で時にはふたりを盛り上げたりまた陰で支えたりと、星組になくてはならない男役としての地位を築き、長い時間を共にしてきました

今回、「黒豹~」では完全なる悪役です。由緒正しい貴族でいて夢咲さん演じるカテリーナに横恋慕し、柚希さん演じるアントニオを嫉妬と失った誇りを取り戻すため、陥れようと画策します。

そのアラルコンの名シーンといえば、アントニオにイタリア・ドイツで広がる新勢力への引き抜きを断られてしまい、怒りをあらわにする場面。プライドを傷つけられて、「今にみていろ!」と高らかに唄う紅さんの今回の芝居での一番の見せ場です。

星組・紅ゆずるが舞台に立つことの意味を改めて知る

銀橋を渡った後、傷ついたプライドへの悔しさを隠さず壁を打ち付ける場面は、ファンにとって、紅さん自身が好きな舞台から離れてしまった空白の時間と重なって見えてしまうシーンではないでしょうか。

彼女が演じるアラルコンという役自体、「歌劇」の座談会で柴田先生が「こういう役どころは非常にきついんですよね」とおっしゃっているように、組の皆とは離れてひとりだけ黒い役づくりを続けなければなりません。

しかし、これは二番手男役が必ず通る道。その成果は確かに現在進行形で舞台の上に実りつつあります。手下と一緒にいる時も、どこかに底知れない孤独を感じさせる貴族。ゆずるさんは、これまでにない演じ方を確実に見せつけてくれています。

みんなのコメント
  1. でんでん より:

    紅さんは役者だもん。紅さんの代わりが出来る人は誰もいない。歌がどうとか言われているけど、上手い人はたくさんいる、だから代わりもたくさんいる。今注目されている人も歌だけが上手い、役者ではない。何をやっても一緒だもの。紅さんは貴重な素材を持った役者さんです。もう少し見る目を持った人達が生きていればね。そうゆうかたは皆逝ってしまった。今の宝塚を見たらなんておっしゃるかな、内海先生や寺田先生、とか。泣くなきっと。

  2. でんでん より:

    紅さんは役者です。貴重な素材を持った役者です。紅さんの代わりが出来る人は誰もいない。でも今の宝塚は歌さえ上手ければよしみたいです。たとえ何をやっても一緒でも。歌が上手い人の代わりはいくらでもいるのにね。特に今プッシュされてる人わけわからん。芝居?あれで?役を自分に引き付けてもね~期待しすぎだね全く。紅さんの舞台本当に観たい。キャッチ~成功しますように。客席からの変な罵声やめてよね、全部DVD入ってるよ。

    • ゆき より:

      北翔さんを「歌がうまいだけ」とか思っている見る目がない人間がいくらさゆみちゃんをほめたところで、説得力ゼロ。
      自分の贔屓の良いところを認めてほしかったら、まずは自分が他のスターの良いところを認めなければならない。

      さゆみちゃんが努力しているのはみんな理解している。
      しかし、技術不足なせいで真面目に頑張っているのに空回りしてしまうことが多いのも、否定できない事実。

      さゆみちゃんにとって、ちえさんとはまた違ったタイプの北翔さんのもとで2番手をさせてもらえることは大チャンス。
      他の生徒さんや先生方に文句を言うのではなく、さゆみちゃんがこのチャンスを活かせるように応援していくのがファンがすべき仕事だよ。

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