作品でみる宝塚歌劇100周年の軌跡!

「ベルサイユのばら」「エリザベート」「風と共に去りぬ」。100周年となった今年は、多くの宝塚歌劇団の代表作が再演されましたね!今回は、今も上演され、歌い続けられている名作、名曲で宝塚歌劇100周年の軌跡をたどってみましょう!

「ベルサイユのばら」、「エリザベート」、「風と共に去りぬ」。100周年となった今年は、多くの宝塚歌劇団の代表作が再演されましたね!

大正~昭和にかけて全国に20以上の少女歌劇団が存在しましたが、それらのほとんどが消滅してしまいました。宝塚歌劇100周年の軌跡がたどれたのは、良い作品や良い曲があったからこそ、多くのファンに愛され続けたからですよね!

今回は、今も上演され、歌い続けられている名作、名曲で宝塚歌劇100周年の軌跡をたどってみましょう!

宝塚歌劇100周年の軌跡 -温泉施設の客寄せから生まれた少女歌劇-

1914年 宝塚少女歌劇第一回公演「ドンブラコ」他二本上演

関西の奥座敷に作られた温泉施設の客寄せとして始まったのが宝塚歌劇団の前進、宝塚少女歌劇でした。第一回公演は、室内プールを改装して造られた急ごしらえの劇場での上演となりましたが、好評を得て、多くの人々にあたたかく迎えられました。

今年4月、100周年記念式典「時を奏でるスミレの花たち」で再演されましたよね!

宝塚歌劇100周年の軌跡 -レビュー全盛期-

  • 1927年 日本最初のレビューとなる「モン・パリ<吾が巴里よ>」上演
  • 1930年 大レビュー「パリゼット」上演
  • 1933年 「花詩集」上演

昭和モダンで世の中が文化的に盛り上がりをみせていた頃、宝塚歌劇団も同様に華やかな時代を迎えます。レビューの誕生です!

欧米の劇場視察から帰朝した演出家、岸田辰彌先生が日本で最初のレビュー「モン・パリ<吾が巴里よ>」を、また同じく帰朝した、白井鐵造先生が「パリゼット」を上演し、大ヒットを記録しました。「モン・パリ<吾が巴里よ>」では、今や宝塚歌劇レビューの象徴となっている大階段や、ラインダンスが登場し、大好評を得ました。そして、時を経ずしてレビュー全盛の時代がおとずれます!

白井鐵造先生の「パリゼット」では、「すみれの花咲く頃」と「おお宝塚」が生まれ、「花詩集」ではタイトルの通り、あの有名な「花詩集」が生まれました。いまだに多くの場面で歌い継がれていますね!

宝塚歌劇100周年の軌跡 -ブロードウェイミュージカルの時代-

  • 1967年 宝塚歌劇初の外国ミュージカル「オクラホマ!」上演
  • 1968年 「ウエストサイド物語」上演

高度経済成長で日本が豊かになる頃、人々が娯楽に投資する金額も増え、その裾野も広がっていきます。

「オクラホマ!」を皮切りに「ウエストサイド物語」と続き、ブロードウェイミュージカルを上演する時代に突入します。殊に「ウエストサイド物語」では芸術祭大賞を受賞しました。これは宝塚歌劇団にブロードウェイミュージカルを上演できるだけの実力がタカラジェンヌ、スタッフ共に備わっていることが証明されたことを意味しています!

宝塚歌劇100周年の軌跡 -空前絶後の宝塚ブーム到来-

  • 1974年 「ベルサイユのばら」初演
  • 1977年 「風と共に去りぬ」初演

宝塚の代名詞とも言われる作品が遂に生まれます!池田理代子氏によって描かれ、当時、世の女子高生たちを夢中にさせていた漫画「ベルサイユのばら」を“ぜひ宝塚でも上演して欲しい”という投稿から上演が決定しました。話題が話題を呼び、三年もの間、各組で上演されました。

また、先日まで星組の全国ツアーで上演され、話題騒然となった「風と共に去りぬ」も「ベルサイユのばら」に続けて上演され大ヒット!こちらも再演を重ねた結果、先日、総観客動員数が300万人を超えましたね。現在、総観客動員数は「ベルサイユのばら」に続き2位を誇る名作となっています!

「ベルサイユのばら」と「風と共に去りぬ」で空前絶後の宝塚ブームが到来し、宝塚歌劇団の名前が一気に全国へと広まりました。

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