11月をもって卒業 宙組トップスター朝夏まなとのこれまでの軌跡

3月7日、公式サイトにて宙組トップスター朝夏まなとさんが、2017年11月19日の東京宝塚劇場公演『神々の土地』『クラシカル ビジュー』の千秋楽をもって退団することが発表されました。今回は、これまでの朝夏さんが歩んできた軌跡を振り返るとともに、宙組の今後の動きなども予想を加えつつ紹介していきます。

【いつも突然の公式からの退団発表】

宙組トップスター朝夏まなとさんが次の大劇場公演『神々の土地』ショー『クラシカル ビジュー』にて退団されるというニュースは、瞬く間にファンの間で衝撃を持って受け止められました。

最近の宝塚歌劇の人事発表としては、次期雪組トップコンビの発表が待たれていて、そろそろ発表されるとファンが期待していたこともあり、余計に今回の退団発表は意外に感じられたようです。

これはいつものことですが、宝塚歌劇の公式サイトでの退団やトップ就任などの発表にはその理由付けなどはほぼなく、後日の退団会見で本人が卒業を決意した経緯や今後の予定などを語ることが慣例となっています。

【スター退団は予想できるもの?】

(出典:photoACより)

スター、特にトップスターともなれば、その退団発表は全国ニュースでもとりあげられるほどの大きな話題です。

できれば事前に、何か退団の予兆がわかるようなサインをみつけたいと願うのがファンの心情かもしれません。

今回の場合、しいて言うなら、相手役である実咲凜音さんが単独で先に卒業することになっても、次の相手娘役を決定しなかったことでしょうか。

しかし過去には、元月組トップスター瀬奈じゅんさんなどの例で、そこから自身の卒業まで相手役が決定されないまま3作続けたこともあるので、結局は、なかなか事前にトップスターの退団を予想することは難しいと考えるべきなのかもしれません。

【宙組トップスター朝夏まなとの歩み】

朝夏さんは元々花組に所属し、そこで新人公演主演、本公演でも重要な役をにないつつバウホール公演主演などをつとめた後、2012年に宙組に組替えとなりました。

当時のトップスター凰稀かなめさんの下での二番手となり、特に『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』でのジークフリート・キルヒアイス役はファンの間では語り草になるほどの人気を博しました。

2015年に大劇場公演『王家に捧ぐ歌』にてトップお披露目。シェイクスピアの生涯をロマンスを盛り込んで作り上げた意欲作『Shakespeare』、『エリザベート』、そして上演中の『王妃の館』 とさまざまな役に挑んできました。

トップとしての代表作とその役は、プレお披露目にて演じた『TOP HAT』のジェリー・トラバース、そして『エリザベート』のトートでしょう。

退団公演となる『神々の土地』は、DC公演『翼ある人びと—ブラームスとクララ・シューマン』でもタッグを組んだ演出家・上田久美子先生によるもの。朝夏さんは切なく哀しく、けれど前を向いて歩く主人公をどのように演じるのか、ますます注目が集まります。

【宙組の次期体制は?】

退団を信じたくないというファンの気持ちもまだまだあるかと思いますが、特に2018年からの宙組の新体制についても予想しておきましょう。

特に大きな組替えがこの先もないとするなら、宙組にて別箱主演を済ませていることもあり、順当に現在の二番手スター真風涼帆さんが次期トップスターとなると思われます。

空位のままとなっているトップ娘役については、候補となる人は複数いますが、最近の人事をみても決定打となる要素がないので名前は挙げないこととします。

月組などをみてもわかりますが、トップスターが代わるということは、それを支える組の配置も大幅に変わることが予想されます。

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    ファンにとっては長く、そして短い期間に感じられる、トップスター朝夏まなとさんの卒業までの日。11月なんてまだまだ先だと考えてしまいがちですが、実際にはあっという間に過ぎてしまうでしょう。残りの公演を演じる側もファンも悔いなく乗りきれるように、そしてその先の宝塚歌劇宙組の変化にも注目しつつ見守っていきたいですね。

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