~宝塚大劇場編~おすすめ座席!初心者でも安心!1階・2階、SS席・S席・A席・B席からの見え方特集!

宝塚歌劇団を観るなら、やっぱり本拠地・宝塚大劇場を訪れるのがイチバン。電車に乗った瞬間からもう宝塚歌劇の世界が広がり、町は宝塚一色。運が良ければ音楽学校生や、近くに住むスターさんたちも見ることができるという夢の町です。しかし、東京宝塚劇場とは少し形状が違う宝塚大劇場での各座席からの見え方はどんな違いがあるのでしょうか。こちらの記事では、各座席からの見え方を徹底的に詳しく解説、他の席よりお得な席もご紹介しちゃいます!

やっぱり一度は訪れたい聖地・宝塚大劇場

立地の関係で集客力があるのは東京宝塚劇場ですが、宝塚ファンとなったからには必ず一度は訪れてみたいのが本拠地・宝塚大劇場です。

温泉と歌劇によって栄えてきた町、宝塚はさすがに町中が歌劇一色。電車内やホームのあちこちに公演ポスターが貼られていて、劇場周辺の飲食店のほとんどに挨拶状やサインが。市内のどこにいても視界に宝塚関連のものがあり、ファンにとって宝塚市はワンダーランドです。

東京宝塚劇場は日比谷・銀座・有楽町という、まさに日本の一等地に建っており、飲食店も充実、観劇以外にも見るところはたくさんある大都会です。

一方、宝塚大劇場は雄大な武庫川がすぐそばを流れ、山並みが見えて自然あふれる癒しの場所。どちらの劇場にも良さがありますよね。

立地面積の違いから、劇場の形状には少し差があります。大劇場のほうが東京に比べて客席数も少し多いですし、縦に長く伸びている東京に比べて大劇場はゆったりと作られており、銀橋のカーブの角度なんかも多少違っていて、生徒さんたちも「やっぱり大劇場は大きい」と東京に来るたび感じるそうです。

今回は、大劇場の座席について見え方などを詳しく解説していきたいと思います。大劇場ならではの良さや、前方には前方の、後方には後方の良さがありますので参考にしてみてください!

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宝塚大劇場の席種・金額

東京宝塚劇場と同じく席種は4種類ありますが、S席のみ価格が異なりますので要注意。

  • SS席…12,000円
  • S席…8,300円(東京は8,800円)
  • A席…5.500円
  • B席…3,500円

宝塚歌劇団公式HP座席表

日本屈指の一等地と地方都市、立地場所の地代を考えれば違いが出て当然なのですが、あれだけ豪華な衣装とセットを毎公演用意して、フルオーケストラの生演奏付きでこの金額はかなり良心的です。

1998年に宙組が誕生して5組制度になったことや、衣装・セットなどの原材料・輸入代などの上昇でチケット代は少しずつ上がってはいますが、他劇場ではS席ランクで1万円越えはザラですから、S席が8千円台であれだけ豪華な舞台が実現できるのは100年以上の歴史がある宝塚歌劇団ならではですね。

スターさんからの一本釣りを覚悟すべし!命がけのSS席

1階の1列~7列のセンターブロック・サブセンターブロックがSS席となります。

言うまでもなく、とにかく舞台に近く、臨場感が味わえるのが特長。銀橋を渡るスターさんの靴音も聴こえてくるほどの距離なので、特にショーではスターさんから突然投げキッスやウインクが飛んできます。心拍数は常に上昇、1秒たりとも油断はできない席となります。

4列~7列くらいは近すぎず遠すぎず非常に見やすい席ですが、3列以前はスターさん達からも客席ひとりひとりの顔がはっきり見えているようですし、「え?私?」と思うまでもなくスターさんが自分を見ていることがハッキリと認識できます。

「見られている!」と思ったときにはいきなり自分めがけて「バッチーーン!」と音がするようなウインクが発射され、一度SS席に座ったらその高揚感にやみつきになってしまいます。

しかし、SS席は一般ルートではもちろん、ファンクラブや友の会からでもなかなか目にすることのできない激レア席であるため、相当な入手困難であることが難点といえますね。

劇場の大半を占めるゆえに見え方もいろいろなS席

合計2550席のうち、1408席がS席となります。2列~25列の上手・下手ブロックと、8列~25列のセンターブロック・サブセンターブロックです。

同じS席といえども、2列目も25列目もS席。当然ながら見え方はまったく違ってきます。

視線に飢えている人には前方端

SS席に座りたい!スターさんからの視線が欲しいよう!でもSS席買えないよう!という方には、端でも前方がオススメ。舞台の両脇に伸びる花道が目の前にあり、そこにも生徒さんたちはたくさん通りますし、トップコンビももちろん通ります。

花道でしばらくお芝居したり踊ったり、「スッポン」と呼ばれる舞台装置からトップさんが登場することも多くあり、奈落からせり上がってくるスターさんの顔が目の前に!

ショー最後のパレードでは花道に下級生がズラリと並び、可愛らしい笑顔で見つめてきてくれます。特に銀橋が終わるあたりの本舞台に繋がるカーブ近辺ではそこを通るスターさんがみんな一斉に目線を落としてくれますので、息つく暇もないほどの視線ラッシュとなります。

縦に4本も走る客席通路

東京宝塚劇場との大きな違いは、客席通路の数。東京では縦に2本の通路ですが、横幅の広い大劇場ではその倍の4本。両端も入れれば合計6本です。つまり、客席降りのある公演では多くの人が生徒さんたちとハイタッチできるということです。

ショーのプロローグや中詰めなどで生徒さんたちが一斉に客席に降りてくることは誰もがテンションの上がる瞬間ですが、通路側に座って生徒さんたちと次々にハイタッチしている様子を「いいなあ~」と羨んでいる方も多いはず。

客席降りの演出のある公演では、通路脇の座席が多い大劇場がオススメですよ!

後方の中でもお得感あり!22列

東京に比べればチケットの取りやすい大劇場ですが、それでも土日祝日は激戦です。さらに良席ともなれば簡単にはゲットできません。

しかし、後方でもお得感が強いのが22列目。前に通路があるため、前の座席の人の頭が気になることはありませんし、足元も窮屈さはありません。

そしてなんといっても客席降りのある公演では、前の通路にずらりと生徒さんが並んだり、トップさんが来てくれることもあります。

さっきまでステージ上にいた人が急に目の前に来て自分に微笑みかけてくれたり、ハイタッチしたり、ウインクされたり、指さされたり…♡

他のS席よりもずっとお得感のある席ですので、後方しか残ってない!と諦めずに、ぜひ22列をゲットしてみてください。

見やすさも視線もゲット!2階S席

2階席はなんとなく疎外感があって嫌だな…なんて思っている方は、ぜひ一度トライしてみてほしい良席。大きな舞台を上から見下ろすと、1階席とは全然違った世界が広がっていて、なおかつスターさんたちもきちんと2階席の隅々まで視線を投げてくれます。

2階席といえども、1階で言う12~13列目のあたりまでせり出しているので、まったく遠さを感じません。

奥さまに連れられて観劇に来た男性客もちらほらいらっしゃったりしますが、やはり座高の高さが気になりますよね。「うわあ!前に男の人来た!」というときでも2階席ならかなりの傾斜があるので、その点でも安心です。

最近の公演ではA席だって客席降りが楽しめます!

1階の後方4列と、2階の8列・9列がA席区分になります。

東京よりも奥行きのある大劇場では1階A席は舞台まで少し距離がありますが、客席降りで22列までスターさんたちが来てくれた嬉しさはS席よりも大きいものがあります。

そして、最近の公演では客席降りで2階席にまで生徒さんが来てくれるので、その際に最も近くなるのがA席です。

2階S席から客席降りで来てくれた生徒さんを見ようとすると180度後ろを向かなくてはならないので、その間に本舞台は見ることができませんし、ちょっと体勢がつらいところ。

そのぶんA席ではすぐ目の前に来てくれた生徒さんを見つつ、銀橋に残っているトップさんも見ることができます。

舞台を飛び出して一目散に2階席まで走ってきてくれる生徒さんがまた嬉しいですよね。

コスパ最高!B席なら3度観ても怖くない!

2階の10列から17列がB席区分になります。東京よりも奥行きがある大劇場では舞台までの距離感はありますが、なんといっても3,500円というその安さが嬉しい。

12,000円でも3,500円でも、観ているものは同じです。あれだけのクオリティーのステージを3,500円で観られるのは本当にお得で、まずはB席でお気に入りスターさんの出番や立ち位置を把握してから前方席を手配する方法なんかもオススメです。

▲観劇中に絶対してはいけない5箇条▲

1階でも2階でも、観劇中にしてはいけないマナーというものがあります。特に宝塚には熱狂的なファンが多く、一般的な商業演劇よりも集中して舞台を観ている人がたくさんいますので、必ずマナーを守って観劇しましょう。

  1. 私語厳禁
  2. 物音厳禁
  3. 前の座席を蹴らない
  4. 貧乏ゆすりをしない
  5. 前かがみにならない

観光ツアーや修学旅行などで大劇場で初めて宝塚を観た人に特に多く見られるマナー違反ですが、宝塚を観て大いに感動していただいたり驚いていただくのは大変喜ばしいことです。

しかし、「すっごーい!大きいなあ!あの羽根重そうだわ~!」「あれどうなってんのやろ?」「どれが〇〇さん?」などの会話はどうか観劇後にゆっくりとお話しください。耳元で話しているつもりでも、前方席の人にはかなり聞こえてしまっています。

奥さまに付き添ってこられた男性陣によくあるのが、脚の組みかえによる前座席への接触、そして貧乏ゆすり。座席は横1列繋がっていますので、振動はしっかり伝わります。ご主人や彼氏同伴でいらっしゃる場合には、これらのことをしっかりお相手に伝えてから劇場にいらしてくださいね。

2階席ではつい客席降りで1階後方に消えていったスターさんを見たくて前かがみになりがちですが、これも絶対にしてはいけないマナー違反ですので、ご注意ください。

ヅカファンにオペラグラスは必携!

奥行きも左右も広い大劇場では、SS席以外はオペラグラスを携えての観劇をオススメしますが、値段も倍率もイロイロ。多くの宝塚ファンはマイオペラグラスを持っていますが、これから購入を検討するならどんなものが観劇向きなのでしょうか?

最近では機能性も高く、お手頃なものがたくさん市場に出回っていますので、2千円も出せば観劇に充分足りるものが買えるでしょう。

倍率は8倍が近すぎず遠すぎず、ちょうどいいところではないでしょうか。

ストラップ、大事です。

チェックポイントとしては、首から下げるネックストラップが付いている・付けられる仕様になっていること。自分の好きな場面でお気に入りのスターさんをアップで見たり、肉眼で全体を見たりしてオペラグラスを上げたり下げたりしますので、落とさないよう首から下げておくためにネックストラップは必要になります。

目に当たる部分はゴム製でソフトなタッチの物を

特に2階席後方ではオペラグラスを使っている時間は長くなります。観劇後にお友達と食事に行ったら目のまわりに輪っかの跡が…!なんてことにならないよう、ソフトゴムになっているものがオススメです。

つけまつげ派は要注意

オペラグラスを目に当てているときに、まばたきをする度にまつげがレンズに接触してしまうのは、観劇の集中を削いでしまいます。お出かけ時につけまつげを付ける方は、観劇日は避けたほうがいいかも。

500円で劇場レンタルもあります!

年にそれほどたくさん見ない方は、マイオペラグラスは買わずに劇場でレンタルすることも可能です。(保証料5,000円・レンタル料500円)

その公演の組カラーにカラーリングされた可愛くて性能のいい物なので、「観に来たぞ!」という実感がわき、テンションもちょっと上がります!

開演前にオケピでピント合わせを!

いよいよ幕が上がり、トップさんが登場!ここでいざオペラグラスを!なんてときに、ピントが合っておらずにぼやけていた…なんて、時間がもったいない!

時間に余裕を持って着席し、開演前に必ずピント合わせをしておきましょう。オーケストラピットに座って音出しをしていらっしゃる楽団の皆さんにピントを合わせておくと間違いないですね。

見やすさを徹底追求している宝塚

現在の宝塚大劇場は1993年元旦にオープンした建物ですが、それ以前の大劇場は3階席まであり、まだ建築技術が現代のレベルではなかったため、3階席には太い柱があったとか。

その柱が邪魔して舞台がよく見えない席などもあったようで、その頃のノウハウを活かして現在の大劇場はどの席から見ても問題が無いように完璧に設計されています。

数年前に大劇場1階の女性トイレがリニューアルされましたが、どこの劇場も休憩時間中に客席に戻れないんじゃないかと思うほど女性トイレは大行列の中、大劇場の1階トイレは数も充分で本当に快適。建物は築24年を過ぎましたが、こうして予算を惜しまずに快適な劇場であることを守り続けてくれるのが嬉しいです。

緑あふれる環境に建つ快適な劇場で、美しい妖精たちが創り上げる煌びやかな世界。ぜひたくさん足を運びたい場所ですね。

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