【速報】宝塚花組『ポーの一族』公演決定!2018年元旦公演は萩尾望都の異次元な世界観が登場!大人気漫画のあらすじをチェック!

2018年最初の宝塚演目の詳細が明らかになってきました!2018年の元旦公演を務めるのは花組。しかも、少女漫画界での大御所・萩尾望都先生の大人気作品『ポーの一族』の舞台化というニュースが舞い込みました。明日海りおさん率いる花組が演じる『ポーの一族』は一体どんな作品になりそうなのか、さっそく今から予習してみましょう。

速報!2018年のお正月公演に大人気漫画『ポーの一族』が決定!

2018年に上演する作品についてはまだ一切が未発表でしたが、遂にお正月公演の演目が明らかになりました。それにあたり、さっそく予習を進めていきたいと思います。

2018年の幕開けを担当するのは花組。明日海りおさんがトップになってから花組が大劇場のお正月公演を担当するのは初めてとなります。

初日というのはどんな作品も独特な緊張感が生徒さんにもファンにも漂うものですが、元旦の初日というのは大劇場ロビーで次回公演の組のトップコンビが鏡開きを行うなどのイベントもあり、更に特別な空気が漂います。

2018年最初の公演に、宝塚歌劇団の奇才と呼ばれている小池修一郎先生が30年以上も構想を温め続けていたという『ポーの一族』が選ばれたことは非常に興味深いニュースとなりました。

ツイッターでのヅカファンの反応

先日は紅ゆずるさんの出待ちガードにも立ったという、ヅカファンで有名な歌広場淳さんも驚きの声を呟いています!

やはり、熱狂的な原作ファンがいる作品を舞台化するにあたっていちばん心配なのは、原作のイメージを損なってしまうこと。特に『ポーの一族』の主人公たちは13歳~14歳という設定なので、そこを一体どうするのかという声や、美しい少年吸血鬼という魅惑的な役を明日海りおさんが演じることへの期待の声などが多くみられるようです。

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小池先生作のヴァンパイア作品は過去にも

宝塚ファンの中でもっとも有名な小池作品は『エリザベート』と言ってもいいほど、小池先生=エリザベートの印象が強いのではないでしょうか。

小池先生は、大学時代に萩尾望都(はぎお もと)さんの『ポーの一族』を読んで大きな影響を受け、宝塚歌劇団に入ったあとの1985年に『ポーの一族』をぜひ舞台化したいと希望を出していたそうですが、壮大な世界観の原作を舞台で表現することは非常に難易度が高く、なかなか実現せずにいました。

いつかやるその日のためか、それとも『ポーの一族』へのオマージュなのか、小池先生の作品にはヴァンパイアをモチーフにしたものが2作品あります。

2003年に紫吹淳さんのサヨナラ公演として発表された『薔薇の封印 -バンパイア・レクイエム-』も、永遠の命を生きるヴァンパイアが主人公で、実際に萩尾望都さんに一部許可を得ていた設定もあったそうです。

そして、1987年初演、2008年再演の『蒼いくちづけ』もヴァンパイアを主人公にした時代を超えたラブストーリーです。

このどちらの作品も、人間が強く望む不老不死の肉体を持ったヴァンパイアが、愛する人と同じ時間を生きることができない悲哀を描くという共通したテーマがあり、萩尾望都さんへのリスペクトを含めた作であったことがうかがえます。

それほどまでに小池先生が熱望し続けた『ポーの一族』がようやく日の目を見ることになり、奇才・小池修一郎として全身全霊で作品に魂を注ぐであろうことはもう間違いありません。

気になる『ポーの一族』あらすじは…

小池先生が熱望し続けてきた『ポーの一族』が一体どんなストーリーなのか、明日海りおさん・仙名彩世さんがどんな役を演じることになりそうなのか、ここで少し予習・予想しておきましょう。

宝塚歌劇団公式ホームページでのディスクリプションは、こうです。

1972年に「別冊少女コミック」に第1作目を発表以来、少女まんがの枠を超えて幅広い読者を獲得してきた、漫画史上の傑作・萩尾望都の「ポーの一族」が宝塚歌劇に登場する。
永遠に年を取らず生き永らえていくバンパネラ“ポーの一族”。その一族に加わったエドガーが、アランやメリーベルを仲間に加え、哀しみをたたえつつ時空を超えて旅を続けるゴシック・ロマン。同作品をミュージカル化したいと夢見て宝塚歌劇団に入団した小池修一郎が、1985年に「いつか劇化させて欲しい」と申し出て以来30年余り、萩尾望都があらゆる上演希望を断り続けた幻の舞台が遂に実現する。【宝塚歌劇団公式HPより】

この中に、役名が3つ出てきています。

  • エドガー
  • アラン
  • メリーベル

これら3つの役柄が、

  • エドガー:明日海りおさん
  • アラン:芹香斗亜さん
  • メリーベル:仙名彩世さん

になるのが順当な配役だと思われます。

妹愛に満ち溢れているヴァンパイア、エドガー

エドガーは原作では14歳の少年です。

元は普通の人間だったエドガーは4歳の時に乳幼児だった妹のメリーベルと一緒に捨てられていたところをバンパネラ(ヴァンパイア)一族、『ポーの一族』に拾われ、11歳まではその事実を知らずに育ちます。

しかしついに吸血鬼の一族であることを知り、自分もいずれバンパネラの仲間になるという約束と引き換えに、妹のメリーベルだけは助けてほしいと懇願します。本当は成人になった時点でのバンパネラへの変身が約束されていましたが、ポーの村が人間に襲われてしまったことで事態は一変、まだ少年である14歳で吸血鬼となり、永遠の14歳のままで生きることとなってしまいます。

兄への強い愛から人間としての幸せを捨てた妹、メリーベル

兄・エドガーが交わしてくれたポーの一族との約束によって人間のままでいさせてもらえることになり、一般家庭へ養女に出されますが、そんな事実は知らないままかつて生き別れた兄への強い愛を持ち続けて13歳に成長します。その美しさから養子縁組の家庭の兄弟たちから求愛されますが、エドガーが会いに来てくれた時に自分もバンパネラになると決意し、兄と一緒に永遠の命を生きていくと家を出ていきます。

メリーベルに恋するエドガーの同級生、アラン

既に長い時を生きてきたエドガー兄妹と14歳の時に出会います。かつて事故で亡くなった婚約者に瓜二つの可憐で美しい少女のメリーベルに恋し求婚もしますが、その直後にメリーベルがバンパネラとしての生涯を終えます。それを聞くとエドガーに連れられてアランもポーの一族に加わり、以降、エドガーと一緒に長い長い時を生きることとなります。エドガーに対して特殊な深い愛を抱いていますが、エドガーから自分は愛されていないと誤解しながら生涯を終えていきます。

『ポーの一族』公演の詳細

まだ演目とディスクリプションのみが発表されただけなので、『ポーの一族』の壮大な世界がどんなかたちで、どんな登場人物にフォーカスを当てて描かれるか予想の範疇を超えませんが、まずは日程をしっかり確認しておきましょう。

 

◆宝塚大劇場

2018年1月1日(月)~2月5日(月)

一般前売:2017年12月2日(土)

 

◆東京宝塚劇場

2018年2月16日(金)~3月25日(日)

一般前売:2018年1月14日(日)

『ポーの一族』に限らず、萩尾望都さんの描く作品は、それまでの少女漫画の常識を打ち破るような、人間の存在価値や悲哀、愛の根本に迫った文学的な作風であり、唯一無二の世界観は根強いファンを大勢抱えています。

その世界観をそのままに、いかに宝塚風に創り上げるか、小池先生の手腕が試されるときです。

原作ファンもお手並み拝見とばかりに足を運ぶであろう宝塚版『ポーの一族』。ベルばらのように、時代を超えて愛される宝塚を代表する作品になるといいですね。

2018年お正月公演を努める宝塚花組に期待が高まりますね!これから発表される最新情報も見逃さないようにチェックしましょう!

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