【ファン目線で解説】宙組公演「王妃の館 / VIVA! FESTA!」の見どころ

2017年2月に幕を開ける宙組公演「王妃の館 / VIVA! FESTA!」。浅田次郎先生原作のコメディ作品とオリジナルショーは何度も見たくなる公演になりそう!今回は、ファン目線で両公演の見どころを紹介します。

宙組公演「王妃の館 / VIVA! FESTA!」見どころまとめ

2017年2月に幕を開ける宝塚歌劇宙組・トップ娘役実咲凜音さんのサヨナラ公演「王妃の館 / VIVA! FESTA!」

「バレンシアの熱い花/HOT EYES!!」と「双頭の鷲」というふた手に分かれての公演も無事終了し、それぞれに経験を詰んだ宙組生が集合する公演でもあります。

この作品は、宙組にとっても約1年ぶりのオリジナル作品。果たして、どのような内容に仕上がっているのでしょうか?今回は、演出家インタビュー等から見える「王妃の館 / VIVA! FESTA!」の見どころについて、ファン目線でご紹介します。

「王妃の館」は宙組のコメディセンスが試される作品

浅田次郎先生曰く、「王妃の館」は映像化や舞台化を想定していなかった作品。映画化にも驚かれたそうですが、宝塚歌劇化には”しっくり”と感じたとか。「王妃の館」はブルボン朝も出てくる華やかな作品。現代劇からコスチューム物まで、幅広く上演する宝塚歌劇の得意とする演目です。

コメディの鍵となるのは「ルイ14世」

個性的な人物が多く登場する「王妃の館」ですが、中でも、真風涼帆さん演じるルイ14世は「笑い」と「愛」を象徴する人物。浅田次郎先生が解釈したルイ14性は”ちょっとおかしい”存在。そもそも、自らコメディ・フランセーズを主宰するような人物ですから、単に王様と言うだけではない魅力がありそうです(「シェイクスピア」で真風涼帆さんが演じた役にも通じるかも?)。

コメディが成功するかどうかは、演者天性の資質による部分が大きいですが、真風涼帆さんを始め、宙組の面々なら大丈夫。「メランコリック・ジゴロ」「シェイクスピア」「バレンシアの熱い花」と、お芝居の中で自然な笑いが生まれる場面が多かったです。中でも、真風涼帆さんの間が絶妙でしたから、そのコメディセンスは遺憾なく発揮されることでしょう。

実咲凜音さんも、関西生まれもあるのか、毎年「タカラヅカスペシャル」で場の笑いをさらっています。朝夏まなとさんも、お芝居センスを活かして、コメディ作品を自然に演じてくれるはずです。

悲劇や悲恋も魅力的ですが、コメディ作品は日常の辛いことを忘れさせてくれ、何度も通いたくなる魅力がありますよね。

公式HPの浅田次郎先生・田渕大輔先生(演出)の対談はこちら

また、「王妃の館」については、制作発表でパフォーマンスが披露されています。動画を見て、作品への期待を高めてはいかがでしょうか。

世界中のお祭りを巡る「VIVA! FESTA!」

「VIVA! FESTA!」は中村暁先生の新作ショー。全国ツアー版「バレンシアの熱い花」で宙組を演出したばかりとあって、組子の個性を活かした演出が期待されます。世界中のお祭りを巡るショーと言うだけあって、登場するお祭りをあらかじめ予習しておくと、よりショーの世界観が楽しめることでしょう。

「VIVA! FESTA!」に登場するお祭り

「VIVA! FESTA!」に登場するお祭りをまとめてみました。バリエーション豊かに、世界各国のお祭りを巡ることができそう!飽きることなく、あっという間に終わってしまいそうですね。

・リオのカーニバル(プロローグ)
・ヴァルプルギスの夜(中欧・北欧に伝わる魔女たちの祝宴)
・エンシエロ(スペインの牛追い祭り)
・YOSAKOIソーラン祭り

リオのカーニバルから始まるプロローグなんて、最初からクライマックス!と言わんばかりの盛り上がりになることでしょう。全国ツアー「HOT EYES!!」での盛り上がりも記憶に新しく、「HOT EYES!!」の大人っぽいタンゴからの幕開きとは打って変わって、極彩色のカーニバルから始まるショーは、ファンにとって新鮮な印象を与えてくれることでしょう。

朝夏まなとさんにとって、2作目となるオリジナルショー。どんなまあ様が見られるのか、楽しみです。

また、「コーラスの宙組」の魅力を活かして、全員で歌い上げる場面も予定されています。

公式HPの中村暁先生(演出)の対談はこちら

宙組トップ娘役・実咲凜音の集大成が見られる「VIVA! FESTA!」

この公演で退団するトップ娘役・実咲凜音さん。お芝居はもちろん、ショーでもその集大成となる場面が準備されています。

まずは、デュエットダンスの前にある実咲凜音さん中心の場面。実咲凜音さんの周りを宙組の男役が取り囲む、華やかな場面になります。トップ娘役としてのキャリアの長い実咲凜音さんですが、娘役を率いる場面はあっても、男役に囲まれる場面は意外と少ないもの。最後にして、また新たな魅力が開花するかもしれません。

そして、ファンとして一番見逃せないのは、朝夏まなとさんとのデュエットダンスでしょう。「バレンシアの熱い花」「双頭の鷲」と別々の公演していたトップコンビの久しぶりのデュエットダンス。しかも、2人だけのオリジナルデュエットダンスというと、お披露目公演「王家に捧ぐ歌」依頼なのです(「エリザベート」は過去のデュエットダンスを再現していましたし、「HOT EYES!!」では3組シャッフルありの変則デュエットダンスでした)。

花組時代から相手役を務めるなど、コンビとしての経験が長い2人だからこそのデュエットダンスに期待しましょう。

実咲凜音さんは、宝塚大劇場公演と東京宝塚劇場公演の間に、ミュージックサロン「Million Carat!」の公演も予定されています。サヨナラ公演ということは寂しくもありますが、最後の公演だからこそ見られる輝きもたくさんあります。

宙組生が見せてくれる「王妃の館」での笑いの世界、「VIVA! FESTA!」での華やかなショーは見逃せない公演となりそうです。

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宝塚歌劇倶楽部編集部 イチ押し公演!

宝塚歌劇 宙組 「王妃の館/VIVA! FESTA!」

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