宝塚歌劇OGバージョン「CHICAGO」のあらすじと見どころをチェック!

8月に上演される宝塚OGバージョンミュージカル「CHICAGO」、2014年に宝塚歌劇100周年記念イベントのひとつとして上演されたこの舞台が、再び東京・大阪・本場ニューヨークで再演されます。このミュージカルがなぜ観客の心をつかむのか、あらすじをひもときながら紹介していきます。

8月に上演される宝塚OGバージョンミュージカル「CHICAGO」、2014年に宝塚歌劇100周年記念イベントのひとつとして上演されたこの舞台が、再び東京・大阪・本場ニューヨークで再演されます。

最初は宝塚ファンが独自に楽しむものであった本作。揃えられた多くの元トップスターをはじめとしたキャストのクオリティの高さ、そして意外なほどのOG女優たちとこの「悪」と「欲望」が物語にちりばめられたこのミュージカルの相性がよいことから大評判となりました。

このミュージカルがなぜ観客の心をつかむのか、そして日本ではなぜ宝塚歌劇OGで成功をおさめることができたのか、あらすじをひもときながら紹介していきます。

ミュージカル「CHICAGO」 宝塚OG版 そのあらすじは

ミュージカル「シカゴ」のストーリーは、少し過激なもの。主要な登場人物は三人です。

夫と浮気相手を殺害したヴェルマ・ケリー、そして自分の恋人をやはり殺害したロキシー・ハート。刑務所で出会ったふたりは、ともに悪徳弁護士ビリー・フリンの手腕によって無罪を勝ち取り再びショービジネス界に返り咲くことを夢見ています。ビリーがでっちあげた正当防衛話で、がぜんマスコミの注目を浴びスターになれると確信するロキシーと、彼女に嫉妬するヴェルマ。ふたりは手を組むことにしますが・・・

囚人に見返りを要求する女看守長ママ・モートン、ビリーに利用されるタブロイド紙の記者メアリー・サンシャイン、それぞれ独自の解釈で自分の無罪を高らかに主張する他の女囚人たち。禁酒法、マフィア、そしてナイトクラブがひしめく1920年代のアメリカを舞台に、自らの欲望のままに殺人を犯して刑務所に入ったショービズ世界の女性ふたりを軸に、人間の有名になりたい、お金が欲しい、愛されたいという素直な欲望を登場人物の誰物が抱えています。誰も「正しい」ひとなどいない、それでいて強烈な魅力を持つ彼女たちが観る者を圧倒します。

宝塚歌劇 OGバージョン 「CHICAGO」 その特長とあらすじ

もちろんこの「CHICAGO」OGバージョンでしか味わえないみどころもいくつかあります。そんな「CHICAGO」初演を観たファンが驚愕したのが特に女性のその衣装と振付が過激であること。ただ映像でみると下品にもみえてしまいますが、実際に観劇してみると違和感がなく想像しているよりも下品にはならないことです。

これは長年宝塚のショーを経験してきた、彼女たちの本領が発揮されるポイントかもしれません。ストーリーと衣装が過激であればあるほど、元ジェンヌならではの動きと優雅さとセクシーさが増幅されるという、正直通常の日本人女優が同じように「シカゴ」を演じても不可能な効果があるからともいえます。

さらには退団後はもう観られないと思っていたスターの男役姿が存分に堪能できることも、ファンには見逃せません。

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宝塚歌劇OGバージョン「CHICAGO」 本場と違うその魅力とあらすじ

アメリカ的な自分中心の考え方のあけっぴろげさや快楽や自由への執拗なまでの執着が、わたしたち日本人には時折辟易してしまう部分も確かに元々のミュージカル「CHICAGO」にはあります。けれどそれをちょうどよく宝塚歌劇OGたちが「清く正しく美しく」の精神で培ってきた芸と技術によって、日本人の観客にちょうどよいレビューのように相殺して楽しめるレベルにまで高めたのが宝塚歌劇OGバージョンなのです。このクオリティの高い作品を宝塚ファンだけが楽しむのはもったいない!まだ未見の方はぜひ日本とブロードウェイの伝統が融合したこの「CHICAGO」をチェックしてみてくださいね。チケット情報はチケットキャンプ(チケキャン)で。

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