大らかな包容力で包み込む元星組トップスター湖月わたるの魅力に迫る!

174cmの長身を生かした迫力のあるダンスと温かみのある演技、凛々しい顔立ちが人気の湖月わたるさん。星組に配属後、宙組、専科と転々とし、故郷・星組で男役トップスターに就任されました。ここでは元星組トップスター湖月わたるさんの魅力に迫ります。

174cmの長身を生かした迫力のあるダンスと、温かみのある演技、凛々しい顔立ちが人気の湖月わたるさん。

宝塚歌劇団星組に配属後、宙組、専科と転々とし、故郷・星組で男役トップスターに就任されました。大らかで温かみ湖月わたるさんですが、中堅の男役スター時代は陰のある人物を演じることが多かったですね。トップスターに就任するまでに素の魅力と真逆の翳りのある人物に果敢に取り組まれたことは、その後の舞台人生に生かされていたのではないでしょうか。

ここでは、元星組トップスター湖月わたるさんの魅力に迫りたいと思います。

影のある役柄で頭角を現す!湖月わたるのスター性

湖月わたるさんの下級生時代の代表作と言えば、日本青年館公演「夜明けの天使たち」ではないでしょうか。

19世紀初頭のアメリカを舞台にした宝塚では珍しいハードな内容の西部劇です。この作品では、養父母を殺され復讐を誓うガンマン・アルヴァ役を熱演。冒頭の酒場に現れるアルヴァの姿が、長身でスタイル抜群の湖月わたるさんをさらに魅力的に見せていましたよね。足首まである長いコートとカウボーイハットのウエスタン姿が、本当にお似合いでした。

温かな愛情に満ちあふれた想い人を抱き寄せたときの胸がキュンするシーン、復讐相手が実の父親と知り最後まで復讐を遂げることをためらうアルヴァの心理、兄弟での決闘の末弟を失ってしまった痛々しさ。感情を激しく揺さぶられるお芝居と、思わず感情移入してしまう歌がとても印象的でしたよね。この作品のラストで思わず涙を流した方も多かったのではないでしょうか。

豪華絢爛なコスチューム・プレイに花開く!湖月わたるが真骨頂を発揮する

星組から新天地宙組、続いて専科と流転したのち、湖月さんは故郷・星組に戻り男役トップスターに就任します。

トップスター就任後の代表作と言えばもちろん、「王家に捧ぐ歌」の勇敢な武将ラダメスですよね。オペラの名作「アイーダ」の宝塚版で、古代エジプトを舞台に、湖月わたるさん演じるラダメスと、エジプトの捕虜になった敵国エチオピアの王女アイーダとの悲劇的な恋愛を描いたミュージカル作品です。

古代エジプトの金色に輝く煌びやかな衣装をまとい、堂々とした演技と歌声を披露する湖月わたるさん。湖月さんから感じる愛する人への情熱と包容力、男役としての精悍さに思わずうっとりしてしまいます。ラストの悲劇的な終焉に向けて、グイグイ引き込まれる迫真の演技が見事でした。コスチューム・プレイが得意な星組らしさと、湖月さん中心に新生星組の勢いが感じられる超大作でしたね。

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