-あきらめないでぇぇ各種宝塚遠征-ボン乃セリ美のコラム『特急乗るなら観劇増やす』第8回

第8回はみんな大好き宝塚遠征について語ります。初めて遠征をした時の高揚感…覚えていますか?「フフ…私ったらついにムラにまで来ちゃって…」なんて自分のハマり具合に失笑しながらも、スケジュールを次々こなす充実した遠征旅になったことと思います。私ももちろん数え切れないほどバス遠征をしてきました。そんなバスフリークのボン乃セリ美がバス遠征のアレコレを語ってみました。今回は話の飛躍はありませんが文脈と無関係な素敵なまぁ様が散らばってしまいました。


第8回 あきらめないでぇぇ各種宝塚遠征
~出世魚まなと~

「神々の土地」東京公演が始まり、刻々と近づくXデー。

宙組の太陽であるまぁ様ですが、なんなら宝塚歌劇団の太陽としての役割も担っていらっしゃると思うので、太陽が消えた宝塚が今ではまだ想像できませぬ。

 

とか言ってる私ですが、第1回の自己紹介でも触れましたが実は浦島太郎組です。

 

年間70~80公演とかいうフルスロットルで観劇している時期は過ぎ、水夏希様のご退団と共に私も退団。会社のデスクまわりをすべて白で揃えて社内で不審がられたりとかしてました。

 

 

 

その後はOG舞台などにちょくちょく行く程度で5~6年は宝塚歌劇から遠ざかっておりました。

 

 

そして奇跡的なご縁があって数年ぶりに観劇に足を運び、そこで私を待ち受けていたのがかつて私に「この子は細すぎて男役として成立しない」と思わせた朝夏まなと氏。

 

まぁくんと(かつては「まぁくん」呼びだった)何年ぶりの再会だったのでしょう。

ベルばらではジェローデルだったのであまり存在を認識できず、「マジかよ…ウソだろ…」という衝撃波に襲われたのは凰稀かなめ氏退団公演のリリホルンさんの時でした。

 

 

金髪ロン毛の巻き髪が恐ろしく似合うビジュアルもさることながら、その確かな芝居力と歌唱力、ショーでのダンススキルに度肝を抜かれ、もしや朝夏まなとという同姓同名のタカラジェンヌがその後入団してきたのかしらとしばらく本気で考えておりました。

 

2 退団者の場面!! #phoenix宝塚 #宙組 #凰稀かなめ

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このPHOENIX宝塚でのかなめさんの左後ろでめっちゃ華麗に踊ってるのを見て、「そんなはずはない、あのまぁくんはこんなに踊れる子ではなかった」と何度も反芻した。

そして友人に「ねえ、宙組の上級生でいま踊れる人って誰かね」と確認し、「朝夏さんじゃないかな」という答えを聞き、ようやく「まぁくん」が「まぁ様」に出世魚のごとく姿を変えたことを受け入れた。

 

 

私と同じ観劇経歴を持っていた母にもこの出世魚まなとを確認してもらおうと、後日改めてチケットを買い増やしリリホルンを見せてみた。

 

「はぁ?!まなとくん一体どうしちゃったのよ?!」と母。

 

…やはりな。

出世した過程を知らない人間にとっては、それは驚愕の変貌であった。

 

ということで、浦島セリ美は2015年に劇場復帰を果たし、神様(水夏希さま)がいらっしゃらないのをいいことにソラカズキだの優希しおんくんだのとヘラヘラ過ごしております。

 

 

私の初恋は水夏希さまでしたが、セカンドラブを教えてくれたまぁ様がいなくなってしまうこと…寂しいとしか言いようがありませんね…平均在任期間と言われている3年くらいやってくれても良かったのにナ…

 

出世魚まなとに関する記事はコチラ

 

第8回 あきらめないでぇぇ各種宝塚遠征
~各社のポイント貯まってます~

私をセカンドシーズンの観劇に誘ってくれた友人(ボン乃セリ美の名付け親でもある)と出世魚のおかげでめでたくヅカファンとしてのアイデンティティーを取り戻した私は、再びバス旅エキスパートとなった。

このコラムのタイトルにもあるように、特急料金払うならそのぶん観劇回数増やそうぜという考え方なので、時間はかかってもいいから最安値で移動するというモットーを掲げてヅカファン活動を展開しております。

 

皆さんは遠征、どうしてますか?

 

私は現在、愛知県在住なので、遠征せずには宝塚歌劇を観られないというとても可哀想な境遇にあります。もうすぐ中日劇場もなくなるしね…

東京出身なので独身時代は遠征と言えば大劇場のみでしたが、今や高速バス無しでは観劇は叶いません。可哀想ですね。

 

 

ああすいませんあまりに自分が可哀想だったので文脈と無関係なのに素敵なツイート画像をつい貼ってしまいました。

 

ご自身でそれなりに収入がある方やリッチなマダムなどは新幹線や飛行機派だとは思いますが、やはり基本的に「お金ない…」「どっかにチケット落ちてないかなあ」と常に嘆いているのがヅカファンのスタンダードであり、交通費にはできるだけお金をかけたくないのはみな同じかと思います。

ということで、今回のコラムはサラリーマン時代から夜行バス一筋であるセリ美がお伝えするバス遠征についてです。

 

 

ああすいませんまた文脈と無関係な動画を…あっきーずんちゃん可愛い…

 

夜行バスと言えばここ数年で大きな事故が何度もあり、その度に規制が入ったりしてはいますが、何かあったら命に関わることですから安かろう悪かろうでは済みません。

「変に安いバス会社は使わない」「でも少しでもお安く」「でも快適さも忘れずに」というポリシーのもとに、私が愛用しているバス会社をちょっと発表してみたいと思います。

 

JRバス

JRバス関東とかJR東海バス西日本JRバスとか子会社でいろいろ分かれているので、お住まいの地域によって選ぶ会社は変わってきますが、やっぱり大手のJRは安心です。

そのぶんお高いんでしょう~?と思いきや、全然そんなことはありません。平日なんか愛知~東京は3列独立シートで片道3300円です。週末だとその倍くらいかな。

座席指定もできるし、乗り場はJRの駅前だし、2~3時間おきに運転手さんは交代してくれますし、きちんと研修を受けた運転手さんが運転してくれますしね。

近くにJRの駅がないよ!って人のために、高速のインターに設置された乗り場専門で走ってくれる路線もあります。

 

WILLER

高速バスと言えばWILLER。JR以外では高速バス会社の最大手でしょうかね。

毎日これだけたくさんの運行がありますからこれまでに事故皆無というわけにはいきませんが、バスの種類がピンキリでお好きなランクを選べることと、大手さんなので路線が多くシステムがしっかり確立されていることが強みでしょうか。

最安値のランクで各座席モニター付きのタイプも選べるので、車内で眠れない人は映画とかテレビ観てるうちに到着しちゃいます。

 

 

弱点は、駅から徒歩15分とかの距離にあるターミナルから出発する路線が多いので、荷物多いときはしんどいです。

そして乗客には若い子が多いので、車内でキャッキャキャッキャとうるさい場合や、香水きっつい人、イヤホンからの音漏れが多かったりします。そして座席選べません。これ大きい。

いちばん狭いシートのバスはそこそこ安いですが、3列独立シートとかだとJRのほうが安いですね。3~4時間の走行なら最安シートでもいけますが、車内泊で最安シートはしんどいっす。

 

まぁ主にこの2会社を臨機応変に使い分けてる感じですが、私の武勇伝のひとつ、博多座への夜行バスネタを最後に披露しときたいと思います。

 

第8回 あきらめないでぇぇ各種宝塚遠征
~同じ家なのに身分差~

新幹線など貴族の乗り物、飛行機など国王の乗り物だと思っているので、博多座遠征でももちろんバス移動です。

「鳳凰伝」でミズさまにイエスフォーリンラブした私は、鳳凰伝が大好き。2002年に大劇場公演があり、翌年にまさかの再演。博多座にミズさまはご出演されないけど、もうこれは絶対に行きたい!と鼻の穴を膨らませていました。

 

…しかし、庶民である私は新幹線にも飛行機にも乗れない。そしてサラリーマンだったので土日しか休めない。でもどうにかして日帰りで安く博多まで行かれないものかと調べたら出てきた博多号

 

博多号

私が利用したときはもう15年も前なので現在とは運賃もバスタイプも全然違っているけど、なかなかどうしてクレイジーな旅であった。

当時は東京~博多が片道13時間。往復で丸1日以上使うっていう、ね。現在は更に走行時間増えている。片道14時間!

シートは普通の3列独立シートなんですが、カーテンで座席を囲むことができ、これがなかなかの安心感。

 

 

寝やすい服にここで着替えることもできますし、一応私も女性ですので暗い車内はちょっと人の気配が気になりますからカーテンがあるとないのじゃ大違いです。寝返り打って横向いたら隣の人もこっち向いて寝てたとかだと一気に目が覚めてしまいます。

 

当時の私の職場は私のヅカ活動に大変理解がありましたので、ホワイトボードのセリ美欄に「ヅ」と書いておくと、社長をはじめ上司や同僚たちが「セリ美は今日ヅカに行くからソッコー帰るんだな」と察してくれます。東京宝塚劇場の18時半公演の時なども「ヅ」と書きます。

金曜の終業時間と共にタイムカードを切って職場を飛び出し自宅へ帰る。入浴して荷物準備して東京駅へダッシュし博多号へライドオン。

 

 

東京~大阪のバスは「寝てたら着いた感」がありますが、さすがに13時間は長かった~。寝たり起きたり食ったりを何度も繰り返し、体バキバキ言わせつつ博多へ上陸。

大劇場なら必ずマチソワして帰りますがさすがに博多座ではソワレのみ。

そしてこの時は母も一緒でしたが母は国王なので飛行機で博多入り。同じ家から出発して博多座前で待ち合わせるというフシギなことをしました。

 

 

母が一緒なら夕食は国王に奢ってもらえる。タクシーの運転手さんにオススメを聞き、博多の名店・稚加榮(ちかえ)さんにてご飯を食べさせてもらい、いまだに暫定1位だと思っている最高に旨いマグロ赤身を食べ、また母と博多で別れて同じ家に各々帰っていきました。

 

きっともっと時間があれば博多観光もできたんでしょうけど、とにかくチケット以外にお金を使いたくないし、名店に行けただけでも大満足な旅となりました。

金曜の21時に東京を出て鳳凰伝を観て稚加榮でご飯食べて日曜の昼12時に帰ってひたすら寝て疲れを取る。サラリーマンの私にはこれが精いっぱいでしたが、素晴らしい弾丸ツアーでした。

 

 

っていう煌く思い出があるので、たぶん鳳凰伝行きます。またその感想はどこかで書きまーす。

ちなみに、夜行バスの他に羽田空港から出てる乗り合いタクシーっていうのもあるらしいので長野とか群馬とか新潟の方でどうしても宿泊は出来ないけど東京のお茶会に行きたいの!!カイちゃん待ってて~!!って人はそういう手もアリのようですよ~

 

それでは、夜明けまでに異国の王子の名を調べねばならないので洞窟でも急襲しに行ってきます。(このネタは分かる人少ないぞ!)

来週はOGの結婚について思うことを語ってみたいと思います。

 

ボン乃セリ美『特急乗るなら観劇増やす』過去記事はコチラ

 

みんなのコメント
  1. ゆき より:

    いつも楽しく拝見しております!
    水さんファンの私、ツボが同じだったりして嬉しくなります。
    私の場合、まぁくんはこのサヨナラ公演で初めて「まぁ様カッコいい✨」となりましたが💦

    • 編集部 より:

      ゆきさま
      コメントありがとうございます!!
      同じミズさまファンの方が私のコラムをお読みいただいていること、たまらなく嬉しいでございますぅ!
      毎回ミズさまミズさまとしつこくつぶやいておりますが、今後もしつこく呟いていきますのでお楽しみに!
      ランブルーズさま…アオセトナさま…ジャン・ポール…沖田総司…まだまだ語り足りない…
      セリ美

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