-本番中にハプニングが起きたときのジェンヌさんの対応力-ボン乃セリ美のコラム『特急乗るなら観劇増やす』第5回

コラム第5回は、遭遇するとちょっと嬉しい舞台上ハプニングのお話です。皆さんもこれまでの観劇で舞台本番中にいろいろなイレギュラーな場面に遭遇したことがあると思いますが、わたくしボン乃セリ美がこれまでに経験したことを書き連ねてみました。半分くらいなぜか男役さんの美脚への執着心が見られますが、ヅカファンにとってそれが嫌いという方はいないでしょうから微笑ましく思っていただき、ジェンヌさんの対応力から人間力を学びましょう!


第5回 本番中にハプニングが起きたときのジェンヌさんの対応力~コマさん退団から男役のダルマを考察する~

コマさんが退団発表されましたね。

水夏希さまファンの私として、ミズさまの教えを請うたミズチルドレンがこうしてどんどんいなくなってしまうことがとにかく寂しいです…

 

 

雪組の皆さんが退団されるとき、退団挨拶でミズさまの名前が出ることがあるそうですね。

退団挨拶でOGの名前が出ることなどそうそうないので、私の手柄は何一つないのに鼻が高いでありますっ!

 

 

そんなコマも流れ流れて専科生となり、路線から外れた…?!いやいやそれにしては専科の中では出演回数が多すぎる…みっちゃんパターンでジャンプアップか?!とかいろいろと憶測を呼んでました。

 

関係ないけど専科と言えば「華形ひかる」ってつい一瞬「華形みつる」だと思っちゃうよね。

 

 

コマさんは男役さんにしては骨格や肉付きや声がちょっと女性っぽいんだよねぇ~ということを逆手に、女役も何度か披露し、まぁ~可愛いこと。

今回も初舞台ロケットのような大胆衣装を披露してるようで、生ツバ飲み込んだ方も多かったのでは。

 

 

いやほんと美人さんですわな。こんなに長く男役やってるのにオカマ感ゼロ。

 

それにしても、男役さんが特別ご披露してくれる美脚ってなんでしょうね。

よく考えればただの女性の美脚ですし、どんな男役さんだって初舞台ではダルマを着てるっていうのに、それなりに学年が上がった男役さんがお芝居やショーで見せるおみ足ったら…

 

 

 

 

 

 

【出典:イラストAC

 

 

深夜にニヤニヤコソコソこんな画像漁ってる思春期男子みたいな自分に笑えてくるわ。

 

なんなんでしょう、人体的な形状はファッションモデルさんと変わらないんだから「あらまあ羨ましい!」というだけのはずなのに、見てはいけないものを見てしまったかのような…

でも指の隙間から見ずにはいれらないというか…生ツバ飲み込んでしまうような…

 

しかもレオタード着てお稽古してる男役さんなんてもっと

 

「おお!!おおおおおおおおおお!!」

 

とかなりません?

 

 

あの変な興奮、なんでしょうね。

中にはオカマ全開のお兄サマもいらっしゃいますけども、でも最近のジェンヌさんたちはかなり中性的な絶妙なラインで男役をしていらっしゃるので、90年代とか2000年代あたりのダルマオカマ度に比べたら皆さんお美しいことですわ。

 

 

女性なんてみんな細くて長い脚が欲しくて仕方なくて、こぞって「メディキュットが~」とか「ロクシタンのボディクリームが~」とか言ってるわけですけども、男役の皆さんって生まれつきあんな宝物のような脚を持っていらっしゃるのに、普段はそれを一切隠して生きてらっしゃるって、本当にすごい世界だなあと思いますね。

 

…あれ?なんか先週もジェンヌさんの脚がたまんねえとかパンダたまんねえとかなんとか書いたような…

 

 

素朴な疑問なんですが、やっぱり歌劇団に入団して男役さんも娘役さんもみんな一斉に脱毛クリニック通うのかしらね…

手足脇だけならまだしも、ほら我々一般人だって背中が毛深い…とか最近ヒゲが…とかあるじゃない?

 

 

 

そういうのいちいち毎日剃るのなんて大変すぎるだろうからもちろんクリニックには誰しもが通うんでしょうが、ダルマだって着るんだからまぁ、その、なんというか、あらゆる箇所を手入れしなくてはならないはずだけど…

そんなクリニック内でファンに目撃なんてされちゃったら…スミレコードじゃない?

 

ジェンヌさん御用達の極秘スミレサロンがあるのかしら…

 

 

 

まあとにかくコマさん最後の舞台は雪組さんってことでね。

若かりし頃から自分を見てきてくれた信頼する皆さんに囲まれて退団していく道を選んだのですね。よきよき。

 

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第5回 本番中にハプニングが起きたときのジェンヌさんの対応力~高い問題解決能力~

さて、美のスペシャリストでもあるタカラジェンヌさんたちは、対応力のスペシャリストでもあると思うことがあります。

人間はよく焦ったときとか余裕がなくなった時に本性が見えるとか言いますけども、あんな風に2千人以上の人に一挙手一投足を2時間半も凝視されていて、息使いひとつ聴き耳たてられていて、それでいて余裕を持つって本当に至難の業。

 

 

セリ美は中高と器械体操部に所属しておりましたが、器械体操ってのはサッカーとかバレーボールと違って基本的には個人プレー。数分間の演技を多くの人に凝視されるスポーツです。

 

 

注目されるのが好きではない私は大きな大会があるたびに、なぜ私は器械体操なんて部を選んだのだ!適当に漫画部(読み専)にでも入部していたら!と会場トイレに籠って腹痛に耐えながら泣き暮れたことが何度もありました。

 

 

別に絵心あるタイプではないのですが、前回描いてみたら意外と受けが良かったので調子に乗って絵を描いてすいません。

 

 

そうじゃなくたって、クラスのみんなの前で発表したり、いやもっと言えばお葬式のお焼香だって緊張しません?

 

もし億が一、私がタカラジェンヌになっていたら、舞台に出る前に「歌おうと口を開けてゲップが出ちゃったらどうしよう…」とか「鼻毛チェックし忘れた!」とかそんなことを無限に考えて絶対に逃げ出してますわな。

 

 

だから堂々と人前に出られるタカラジェンヌさんは本当にすごいんですが、何がすごいって想定外のことが起きた時にも変わらず冷静でいられるその根性ですよね。

 

私は19年というそこそこな観劇人生でして、水夏希さまの舞台に人生のすべてを捧げている時代には年間100公演近く観ていましたが、そうなるといろんな場面に遭遇するわけですわ。

 

いちばんよく覚えているのは、当時宙組だったミズさまが花組に特出していた公演『TAKARAZUKA舞夢!』のまさに公演本番中に確か中越地震が起きまして、東京も結構揺れたんですよね。

 

 

そうそう、ちょうどこのナルキッソスの場面でした。

ミズさまがまずは銀橋でソロをお歌いになり、そのまま本舞台で待っている自分の鏡の姿である蘭寿とむさんのもとに向かいデュエダンするわけですが、この銀橋ソロ場面でかなり大きなグラグラ。確か震度4~5はあったと思います。

 

 

出典:イラストAC

 

照明も相当揺れていて、もちろん客席もぐわんぐわん揺れていて、客席がみんな「これはやばいやつじゃないか?!」と思い、かなりザワつきました。

 

コラム第1回での自己紹介でも少し触れましたが、この頃絶賛「3列以前でしか観ませんキャンペーン中」だったので、私の目の前にはナルシスト全開のナルキッソス様がいましたが、さすがの私も横にいた母に「やばくない?」と話しかけたほど。

割と静かな曲調のソロ曲だったので、間違いなくミズさまにも客席のザワつきは聞こえていたはずです。

 

 

しかし。

 

まったく動じることなく、表情ひとつ変えずにいつもと同じように銀橋を渡り終え、頭上では大きな照明や装置がぐわんぐわん揺れてる下で待っていた蘭寿さんもとても怖かったろうに、お2人でいつもとなんら変わりない流麗でハイレベルなダンスを披露しました。

 

すごいなータカラジェンヌさんの集中力って本当にすごい!!と大感動したのも束の間、いつもならそのままセリ下がってゆく2人が下がらず、緞帳が降りてきてしまいました。点灯する客電。またまたザワつく客席。

 

 

ま、そのとき私が思ったのは

「嘘だろ!!ここで公演中止なのか!!私の高額チケットが!!!」

てことですけどね。

 

でも後日談で知ったのは、あのときミズさまは地震にまったく気付いておらず、ザワつく客席に「えっ?!私何か変?!カツラ忘れちゃった?!」とかなんとか思っていたそうです…

そんなところもまた愛おしいミズさま♡

とりあえず素敵な画像貼っとこ。

 

このトート閣下、今年の話ですよ??

ミズさまは7年前にご退団あそばされているわけですよ??

 

あーー尊い。

 

 

…話を戻しましょうね。どうもミズさまのこととなると頭がおかしくなってしまっていけないわ。

 

緞帳を降ろしたのは一旦全ての機材が正常に動くかのチェックだったようで、その後も無事に舞台は再開して春野さんからアドリブなんかも飛び出したりして、本当にタカラジェンヌさんの対応力はすごいなーと知った公演でした。

でもあれってもし避難指示が出たらジェンヌさんたちはあの恰好・メイクのまま飛び出すのかしら…

恐ろしいわね…

 

 

そういえば去年もたまきちが熊本地震の余震で公演中に劇場が大きく揺れた際、素晴らしく冷静な対応を見せて拍手喝采だったとか。

 

 

このときまだ2番手だったたまきち。しかも初の全ツ主演公演でこの対応は本当にまぁよくできたことで…。

 

私はこれまで他にもいろいろなハプニングを目にしました。

ミズさま関連ばかりで申し訳ないのですが、いやむしろこんなこと今さらここでバラしてミズさまに大変申し訳ないのですが、ミズさまが本舞台に走って登場する際に思いっきりビターーーン!と転んだにも関わらずそのときも持ち前のクールな顔でスッと立ち上がり普通にお芝居を続け、むしろ私が幻覚を見ていたのかもしれないよねと思わされたこともありました。

 

ミズさまが銀橋を渡っている最中にビーズのネックレスが切れてパラパラパラ…と1列目に落下したこともありました。私は最前で見ていたので当然そのビーズのひとつを拾って持ち帰り、お守りにしました。

 

 

【出典:イラストAC

 

第5回 本番中にハプニングが起きたときのジェンヌさんの対応力~プロフェッショナルに出演してほしいおにぎり野郎~

よくトップさんが退団会見などで述べていらっしゃる、「(自分はラストだけど)とにかくいつもと変わらない舞台をお届けする」と仰るのは本当に舞台人の基礎の基礎として根底に叩き込まれている精神なのですね。

 

同じ社会人として、とても学ぶものがあります。

 

早く誰かプロフェッショナル出ないかなぁ~

 

 

前に情熱大陸にあさこさんが出たことありましたけど、ちょっと裏側をお見せするには…わたし個人的には人選ミスだったような気がするので(すげー怖かった)、撮れ高多くなりそうな紅子あたりがプロフェッショナルに出てスガシカオ流れる場面で

 

「(プロフェッショナルとは?)個性があれへんのやったら作ればええねや!!」

 

とドヤってほしいですね。そして紅さんの横でウロウロ見切れているあーちゃんにやたら注目が集まって「あの美女は!!」って紅さんよりもなぜか話題になってネットが騒然としたらええね。

 

そういえば紅子がまだ下級生の頃、和モノの役作りの一端でどこかのお城を見に行って、お城を見ながらおにぎりを食べたとかいう自由過ぎるエピソードを聞いて「こいつは大物になるぞ」と確信したことがあったなー。確かまだ新公主演もしてなかった頃のような。

 

それを先日ふと思い出して、ちょうど奈良の古墳を1人で見に行く用事があったので、ゲン担ぎに藤ノ木古墳を見ながら家から持参したおにぎりを食べて将来有望ごっこをしてきました。

来年あたり、私も歌劇誌の高声低声の常連になってたりして。

 

 

その時は今のまま「ボン乃セリ美」で押し通してみますので、それが歌劇誌に通用するのかどうかお手並み拝見だわね。

 

ということで、第6回は「セリ美、演出家を語る」をお送りします。

 

ボン乃セリ美のコラム『特急乗るなら観劇増やす』過去記事一覧

みんなのコメント
  1. Makakiki💝 より:

    水夏希さんがお好きなんですか!
    私の母は水夏希さんのお友達でしたよ!
    一緒にご飯食べてたそうです

    • 編集部 より:

      神様とお友達ということは、お母様もきっと神様のお仲間なのですね!
      そしてMakakikiさんは神の子…!
      神の子が私のコラムをご覧いただいていること、大変光栄に存じます!!
      ミズさまミズさまとひたすら連呼しているこのコラム、今後も毎週金曜日にお楽しみいただければ嬉しゅうございます♡
      セリ美

  2. ゆきたぬ より:

    セリ美さん、話がそれすぎ!笑
    でもそこがまた面白いんですが(°▽°)

    • 編集部 より:

      コメントありがとうございます!大胆な逸脱ぶりをお楽しみいただけているようで嬉しいです♡
      ゆきたぬさんの想定外のところまで逸脱していきますのでお楽しみに!!
      セリ美

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