[観劇レポ]宝塚雪バウ「銀二貫」は大阪商家を舞台にした人情物語!

大阪の商家を舞台にした人情物語『銀二貫』。原作本は大阪らしいええ話でした。この舞台化ということで、大変期待していた本作。大阪弁(というより船場言葉)が飛び交う世界ですが、大阪人は当然、大阪以外の方にもぜひ見てほしい名作です。

大阪の商家を舞台にした人情物語

大阪版本屋大賞というべき「Osaka Book One Project」の第1回受賞作品『銀二貫』。
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原作本は大阪らしいええ話でした。この舞台化ということで、大変期待していました。

谷先生!ありがとうございます。月城さん、見事な松吉です。原作イメージのままの真面目で優しく一所懸命な松吉でした。

そして物語世界を築いた功労者、和助役の華形さんと善次郎役の英真さん。この方々の語る台詞たるや・・・、終盤に向かって物語が進んでいくにつれ、台詞のひとつひとつに涙を抑えることができません。

商売の基本は真面目に誠実に一所懸命働くことや、商売人に一番大事なんは、約束を守ることや。ほんま大阪ってええ町やで。改めて認識させてくださった皆さんに「おおきに、ありがとうさんでございました」。

大阪弁(というより船場言葉)が飛び交う世界ですが、大阪人は当然、大阪以外の方にもぜひ見てほしい名作です。

「銀二貫~梅が枝の花かんざし」月城かなと初主演作

月城さんは端正な美貌がスラリと美しい男役。初主演らしい初々しさで、武士の子から丁稚にしなければならなかった数奇な運命に立ち向かう少年時代を演じ、初主演らしからぬ落ち着きで一人前の商人としての誠実な商いのやり方、誠実な人としてのあり方を見せてくれました。

難しい歌が多いにもかかわらず、きちんと心の動きが分かるように歌いこなし心に迫る歌を聞かせてくれました。

初主演としては大成功といえるのではないでしょうか。これが東京に行かないなんて勿体無い!!「ほんま勿体無いわ、東京のお客はんにも見せたらなあきまへんで。きっと大入りでっせ」といったら、「ほな東上しまひょか」なんて展開を想像したくらい。

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