歌舞伎✕宝塚!?伝説の爆笑ベルばらパロとは

日本の誇る伝統芸能、歌舞伎。そして、昨年100周年を迎えた宝塚歌劇団。実は、この2つは異色のコラボレーションをしたことがあるという事実をご存知ですか?今回は歌舞伎のベルばらパロを特集します。

日本の誇る伝統芸能、歌舞伎。そして、昨年100周年を迎えた宝塚歌劇団。実は、この2つは異色のコラボレーションをしたことがあるという事実をご存知ですか?

平成元年の歌舞伎座俳優祭にて上演された、その名も「歌舞伎ワラエティ・べるさいゆ ばらのよばなし 佛国宮殿薔薇話」。女性だけの宝塚の舞台を、男性だけの歌舞伎の世界が本格パロディ。これが、絶妙におかしくて抱腹絶倒なんです。

さすが歌舞伎俳優の皆様の技術は素晴らしい!歌舞伎といえば、スーパー歌舞伎でONE PIECEとコラボしたことでも話題になりましたが、実は平成元年にこういうコラボもしていたんです。今回は歌舞伎のベルばらパロを特集します。

歌舞伎の宝塚ベルばらパロってどういうこと!?

歌舞伎座で、1年に1度行われる俳優祭。ファン感謝祭のようなもので、宝塚で言えば、タカラヅカスペシャルといったところでしょうか。

そこで平成元年に行われたのが、宝塚のベルサイユのばらを歌舞伎版にアレンジしたパロディ、「ばらのよばなし 佛国宮殿薔薇話」。(2004年にも上演)宝塚版ベルばらの有名なシーンを切り貼りしたもので、おなじみのセリフが聞こえた…と思えば、そこに突如入る歌舞伎のエッセンス。これ、宝塚ファンだからこそ分かる爆笑ポイントがたくさんです。

まず、歌舞伎の舞台で銃声が聞こえるだけでおかしい。皆さん芸のプロだからこそ、本気で面白い出来なんです。動画サイトでは見られることもあるので、興味がある方は「歌舞伎 宝塚パロ」で検索してみてください

「歌舞伎 宝塚パロ」の検索結果がこちら

オスカルを演じた七代目中村歌右衛門さんは大の宝塚ファン

オスカル役を射止めた七代目中村歌右衛門さん(現在は中村児太郎さん)は、大の宝塚ファン。ベルばらパロの中でも、群を抜いて演技には力が入っています。

中村歌右衛門さんのその力のこもった演技がこちら

ちなみに、お衣装のマントとカツラは自ら準備されたそうです。当時、宝塚でオスカル役を演じていた涼風真世さんにお借りしたのだとか。

ちなみに、2004年の俳優祭での再演に当たっては、真矢みきさんに演技指導を受けたそうです。すごすぎる!「愛あればこそ」を熱唱されますが、実にお上手!女形とはいえ、男性の声色で聞くこの曲も、素敵ですね。

みんなのコメント
  1. まさぽん より:

    40年来の宝塚ファンです。

  2. あかまき より:

    2004年に再演、ってありますけど、
    あのときの俳優祭をリアルタイムで見てたものですが、確かその時は歌舞伎「勧進帳」のパロディで、宝塚がらみだと、歌舞伎の女形(女役の人)や立役(いわゆる男役の人)が宝塚衣装に扮して安宅関を越えるってやつでしたね。

    ちなみにその時の衣装は
    女形
    中村福助丈…オスカル
    片岡孝太郎丈(汐風幸の兄上)…ジャワの踊り子
    中村扇雀丈(現・鴈治郎。扇千景の長男)…スカーレット・オハラ

    立役(男役)
    中村玉太郎丈…羽を背負った男
    市川高麗蔵丈…エリザベートのトート
    坂東弥十郎丈…レット・バトラー

    また、福助さんが「毎度毎度この格好なんだけど」とぼやいたら、客席から「ほんとは好きなくせにー!」って突っ込まれていたのを覚えています。

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