宝塚の大御所 榛名由梨×鳳蘭×汀夏子の伝説まとめ

今回は、榛名由梨×鳳蘭×汀夏子さんの対談でも明かされた、大御所の伝説を振り返ってみたいと思います。こうして歴史を知ると、観劇もより楽しくなりますよね!

101周年を迎え、未来へとさらに羽ばたいている宝塚歌劇。今なお多くのファンに愛されるのは、長年上級生から受け継がれてきた宝塚の精神があるからでしょう。

2014年は、記念すべき宝塚歌劇100周年の年とあって、多くのイベントが開催されたり、記念書籍が販売されました。

その中でも、朝日新聞出版「宝塚歌劇 華麗なる100年」は、初期からの貴重な資料も合わせて宝塚の歴史が紐解ける名著!多くのスターさんの対談もあり、ヅカファン必携の書と化しています。

この本の中で取り上げられ、往年のファンも、新参のファンも「豪華すぎる!」と感動したのが、往年の大スター、榛名由梨さん、鳳蘭さん、汀夏子さんの鼎談。49期・50期のお三方は、今なお語り継がれる伝説を多数お持ちです。

そこで今回は、榛名由梨×鳳蘭×汀夏子さんの対談でも明かされた、大御所の伝説を振り返ってみたいと思います。こうして歴史を知ると、観劇もより楽しくなりますよね!

榛名由梨・鳳蘭・汀夏子さんの時代は音校が今と違う!

榛名由梨さんは49期。鳳蘭さんと汀夏子さんは50期。ちょうど半世紀ほど前の宝塚音楽学校は今と大きく違ったようです。スケートのショーがあったので、49期まではスケートを習う授業もあったのだとか。おなじく、49期までは本科生も舞台にたつことがあったそうです。舞台袖で早変わりを手伝っていると、急に上級生が休んだ時に、代役で舞台に上がったりしたとか。

また、この時代の生徒さんは、「授業をサボってファミリーランドに行った」「舞台を見に行った」など授業中の武勇伝も多数。今でこそ音楽学校は厳しいイメージが有りますが、この頃は上下関係も緩く、お掃除当番などもなかったそうです。今と違って、入団してからのほうが上下関係が厳しくなったとか。音楽学校も、時代とともに変わりますね。

榛名由梨・鳳蘭・汀夏子さんは、ベルサイユのばらや風と共に去りぬなど、宝塚の代表作を生み出した黄金時代のスターさん。そんなスターさんたちの現役時代を振り返ってみましょう。

ベルばら・風共の初演をつとめた榛名由梨伝説

ベルサイユのばら初演でオスカルを演じ、風と共に去りぬで宝塚にレットバトラーを誕生させた榛名由梨さん。初演ならではの苦労も多かったようです。

例えば、ベルばら初演時には劇画ファンの風当たりが強く、カミソリを送りつけられたんだとか…。夜道にも気をつけるよう、劇団からもお触れが出たそうです。

また、男役トップスターとして、「ヒゲ」を定着させたのも榛名由梨さん。それまで、脇役がつけるものだったヒゲですが、レットバトラーを表現するためにトップスターとして始めてヒゲを付けました。これが賛否両論で、東京にはヒゲを持っていけないかも…と論争を巻き起こしました。この榛名由梨さんの英断あればこそ、今はすっかり男役のアイテムとしてヒゲが定着したんですね。

当時はヒゲをつけるのりの品質が悪く、肌荒れしたり皮膚がめくれたり…という苦労もあったそうです。

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