宝塚代表作「ベルサイユのばら」歴代公演ごとの違いはどこ?

宝塚歌劇の代表作、ベルサイユのばら。初演以降何度も再演を重ね、そのたびに新しい魅力を魅せてくれています。 今回は、99~101周年再演版を中心に、どのようにストーリーが違うかに着目してまとめてみました。

宝塚歌劇の代表作、ベルサイユのばら。初演以降何度も再演を重ね、そのたびに新しい魅力を魅せてくれています。

特に、99~101周年にかけては組を超えて7回ほど公演され、その殆どでストーリーが少しずつ違うんです。

今回は、99~101周年再演版を中心に、どのようにストーリーが違うかに着目してまとめてみました。

原作に近いのは、意外にも昭和ベルサイユのばら

原作の「ベルサイユのばら」のストーリーをご存じの方にとって、一番すんなりとストーリーが入るのは、初演、最初の再演のベルサイユのばらです。

オスカル、フェルゼン、マリー・アントワネットの3人が登場し、原作に沿ったストーリー展開になります。特に平成以降のベルサイユのばらは、「ベルばら歌舞伎」とも言われるほど宝塚ならではの「型」ができています。

しかし、その「型」こそ宝塚のベルばらであるので、見るファンとしても気が引き締まる演目でもあります。

オスカルとアンドレに注目した月組・雪全ツ「ベルサイユのばら オスアン編」

2013年に月組、2014年に雪組全国ツアーで上演された「ベルサイユのばら オスカルとアンドレ編」。

これは文字通りオスカルとアンドレにフィーチャーされているので、フェルゼンとマリー・アントワネットはほとんど登場しません。

「毒殺の場面」「今宵一夜」「バスティーユ襲撃」といった、ベルサイユのばらの有名シーンが入っていて、「ベルサイユのばらを見た!」という気持ちになります。

雪組版に新場面が加わった、壮一帆さんの「ベルサイユのばら フェルゼン編」

壮一帆さんの大劇場お披露目公演として上演された「フェルゼン編」では、積極的に行動するフェルゼンを描くため、雪組に合わせて「フェルゼンとジェローデルが国境警備隊と立ちまわる」迫力あるシーンが追加されました。その代わり、マリア・テレジア、マロングラッセなどは登場しませんし、スウェーデンを脱出するフェルゼンがグスタフ王へ謁見するシーンはカットされました。

また、フェルゼンとマリー・アントワネットの象徴である、ボートの場面がなかったのは意外だったかもしれません。

月組の龍真咲さん、星組の柚希礼音さん、宙組の凰稀かなめさんが特別出演し、オスカルとアンドレを演じました。他組トップスターが出演するときは、オスカル・アンドレの場面が増えるなど演出も変わりました。

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