秋山翔吾選手の見どころを紹介!WBC2017野球世界一奪還へ攻守の鍵となるか?

2017年の3月に開催される野球の世界一を決める大会のWBC2017。そのWBC2017の日本代表である侍ジャパンに選出された埼玉西武ライオンズの外野手、秋山翔吾選手の見どころについて紹介させていただきます。日本球界のシーズン最多安打記録を保持している秋山翔吾選手に注目するとともに侍ジャパンを応援しましょう!

4年前に奪われた世界一の奪還へと燃える侍ジャパン


2017年3月に4年ぶりに野球世界一を決める大会、World Baseball Classic2017(通称:WBC2017)が開催されます。

第一回大会であるWBC2006と第二回大会であるWBC2009では見事優勝し、大会2連覇を果たしていましたが、前回のWBC2013では残念ながら準決勝で敗退してしまいました。

今回は、前回の雪辱を晴らし王座奪還をしようと燃える侍ジャパンに選出された埼玉西武ライオンズの外野手、秋山翔吾選手に注目していただくために、見どころを紹介させていただきます。

秋山翔吾選手とはどのような選手か

秋山翔吾選手のプロフィール

  • 誕生日:1988年4月16日
  • 年齢:28歳
  • 右投げ左打ち
  • ポジション:外野手(主に中堅手)
  • 背番号:55
  • 登場曲:人にやさしく(歌:THE BLUE HEARTS)/li>
  • 2017年シーズンの年俸:推定2億円

登場曲が終わった瞬間にファンの方々で「ガンバレー!」というのがお約束になっています。このガンバレー!のフレーズは秋山翔吾選手プロデュース弁当の名前にも採用されています。

選手が打席に入っている時に応援歌が歌われますが、この応援歌も登場曲終了→「ガンバレー!」の大合唱→応援歌始まるといった流れになっています。

秋山翔吾選手の愛称


近年ではテレビ出演も増え、人気を博しています。顔がウナギイヌというキャラクターに似ていることから、「ウナギイヌ」「ウナギ」と呼ばれています。余談ですがウナギイヌってかなり愛嬌ありますよね。

閑話休題、実はこのウナギという呼称は埼玉西武ライオンズ公式なのです。うなぎと秋山翔吾選手の名前を冠したグッズも公式に販売された実績があります。

ウナギといえば巨人、阿部慎之助選手もウナギと呼ばれていましたね。ウナギイヌのような愛嬌のある顔の方は球界の顔になる選手なのかもしれません。

是非とも、この愛嬌のあるウナギ顔を覚えていただければ幸いです。

小学校入学前の秋山翔吾選手

父親が野球チームのコーチをやっていたこともあり、幼少期から野球をやっていました。

7歳のころの卒園文集には、おおきくなったらなにになりたいですか?という質問に

「やきゅうせんしゅになりたいです。いちろうみたいにひっとうちたいです。」(原文ママ)

と記入しており、幼少期からいかに野球が好きであったかがこの文章からうかがい知れます。

高校時代の秋山翔吾選手

高校は横浜創学館高校へ入学。高校の野球部では、1年生の時からレギュラーに抜擢されていました。

しかし、在校していた3年間の中でのベスト記録は県予選ベスト8で、残念ながら甲子園に出ることはかなわず、高校卒業時点ではドラフトにかかることもありませんでした。

そして、青森県の八戸大学に進学をします。

八戸大学時代の秋山翔吾選手の成績

(画像:ThinkStock

打率 本塁打数 打点数
大学1年生春大会 .364 3 8
大学1年生秋大会 .359 0 4
大学2年生春大会 .243 0 1
大学2年生秋大会 .270 0 6
大学3年生春大会 .226 0 0
大学3年生秋大会 .353 2 8
大学4年生春大会 .486 1 14
大学4年生秋大会 .343 1 8

大学時代は八戸大学で1年生の時からレギュラーに抜擢され春は.364、秋は.359と活躍をし、1年次の春と秋の大会ではベストナインに選出されています。

更に1年次では、当時早稲田大学の斎藤佑樹らとともに1年生として3人しか選出されなかったうちの1人として、日米大学野球の日本代表候補に選ばれます。

2年次の春から3年次の春までは打率2割台と不振でしたが、3年次の秋には.353と復調して、1年の秋大会以来のベストナインに選出され、そして4年次の春には.486と5割に迫る打率を残します。

この5割近い打率を残した4年次の春大会では、優秀選手、最多打点のタイトルを獲得し、ベストナインに選出されています。

ドラフト前に行われた大学時代最後の大会である2010年の秋の大会では.343を記録しました。そして、2010年の秋、埼玉西武ライオンズにドラフト3位で指名されます。

埼玉西武ライオンズの外野手秋山翔吾選手の成績


次に2016シーズンまでの3年間の秋山翔吾選手の主な成績をご覧ください。

シーズン成績

打率 安打数 本塁打数 打点数 出塁数 失策 補殺数 刺殺数
2014年度成績 .259 123 4 47 .356 3 7 290
2015年度成績 .359 216 14 55 .419 2 7 341
2016年度成績 .296 171 11 62 .385 0 10 301

※色が塗ってある部分はリーグ最多。刺殺、補殺はリーグの外野手最多(失策のみリーグ最少)

獲得タイトル

  • 2013年

ゴールデングラブ賞

  • 2015年

最多安打、ゴールデングラブ賞、ベストナイン、コミュッショナー特別表彰特別賞、月間MVP(3・4月)(6月)

  • 2016年

ゴールデングラブ賞

以上をご覧いただくと分かるように守備が非常にうまく、出塁率が高い選手です。

ここがすごい!①:日本最多安打記録の保持者


秋山翔吾選手という選手の成績を語るうえで特筆するべき事柄は2点あります。

まず1点目は日本球界のシーズン最多安打記録を保持しているということです。

秋山翔吾選手の216安打は143試合での達成なのに対し、イチロー選手の210安打は130試合での記録であるので、単純に比較はできませんが、この最多安打記録というのは、1950年のプロ野球2リーグ制の開始年に藤村富美雄選手が191安打を記録し、これから1994年にイチロー選手が210本の安打数を記録するまで破られなかった記録です。

44年も破られなかったことからこのシーズン最多安打記録というものがいかに凄いものかがうかがえます。

ここがすごい!②:堅く広い守備範囲

2点目は刺殺が3年連続でリーグ最多ということです。

刺殺というのは、フライやライナーを取り、打者をアウトにした時や、ベースを踏んでアウトにした時、ランナーをタッチしてアウトにした時につく記録です。

外野手でこの記録が3年連続最多だということは、秋山翔吾選手は日本球界でもトップクラスの非常に広い範囲の守備範囲を持っているということが分かります。

もちろん、多く打球が飛んでくるということもあるのでしょが、失策は非常に少ない選手です。守備機会が増えると本来ならそれに比例して失策も増えてきます。名手と呼ばれるほど上手な選手でも、シーズン中に失策をすることがあります。

そんな中、秋山翔吾選手は2016年度に刺殺数リーグトップに加え失策0という記録を達成しました。このことから、秋山翔吾選手は守備の名手と呼ばれるのに納得するくらい、守備が上手だということが分かります。

秋山翔吾選手はフリーエージェントの権利(通称:FA権)を来季取得


上記のように、優秀な成績を収め、今や球団の顔だけにとどまらず、名選手として球界の顔となった秋山翔吾選手。故障等ない限り、来期にはFA権を確実に取得します。

もし、秋山翔吾選手がFA権を行使した場合、他の11球団は黙っていないでしょう。

2016年に結んだ3年6億の長期契約

ライオンズファンの方はご安心ください。

小さいころから巨人→西武の清水隆行選手のバッティングフォームの真似をしていたように小さいころからの巨人ファンとのことで、FA権を取ったら巨人へFA移籍をするのではとの憶測もありましたが、秋山翔吾選手は2017年から3年の長期契約を結びました。

少なくとも、2019年シーズンの終了までは埼玉西武ライオンズの選手として残ってくれます。

秋山翔吾選手のメジャー志向

FA権で他球団への移籍は少なくとも3年はないので、安心して応援できます。

ですが、近年ではアメリカのメジャーリーグへの移籍というのもあります。これはどうなのか。

2015年にはなりますが、秋山翔吾選手がメジャーはないと断言していますので、メジャーへの意識は完全にないとは言えませんが、あまりないものと考えてよいでしょう。

WBC2017での秋山翔吾選手の活躍は?

リーグ屈指の守備力で投手を助ける

今回のWBC2017で秋山翔吾選手に期待されることも2点あります。

まず1点目はやはり堅実な守備です。

今回の大会の外野手は、やや打撃に重点を置いて選出したように見えます。その中で、リーグトップの堅守を誇る外野手として、秋山翔吾選手の投手を安心させる守備に期待されます。

球数制限のあるWBCでは、打たせて取る投球というのも大切になっていきます。昨季の埼玉西武ライオンズを見てわかるように、打ち取ったはずの打者を失策で塁に出してしまうと、そこから投手が崩れることもあります。

なので、投手に安心してもらえる守備力を持つ秋山翔吾選手にはまず、守備での活躍が期待されます。

フォアザチームの精神で勝利得点のアシスト

そして、2点目は四球を選んだりすることのできる選球眼とチームが勝つためにはなんでもやるフォアザチームの精神です。

WBC2017の選出メンバーを見てわかる通り、強打者が多いです。強打者が多い中、巧打者である秋山翔吾選手にはチャンスメイクも期待されます。

ホームランも打てるヒットメーカーですが、秋山翔吾選手はチームプレーを非常に意識しています。

例えば2015年の日本記録を達成する前の試合では他者を寄せ付けない程の量の安打を放っておりながら、きっちりバントをする場面が幾度か見えました。

昨季に関しても、後半戦では主に1番打者として起用され、見事盗塁王のタイトルを獲得した金子侑司選手の盗塁のアシストを行っていたりと、フォアザチームを体現している選手であります。

バッターというのは、四球で出塁のチャンスがあっても振りたくなってしまうものです。ですが、秋山翔吾選手は四球をきっちり選ぶことが出来ます。四球を選ぶというのは、地味ですが非常に貴重なランナーになりえます。

打点をあげるまでの過程である、チャンスを広げたり作ったりする役割。そのような役割も秋山翔吾選手には期待されます。

秋山翔吾選手のここをみろ!


既にニュースにもなっておりますが、小久保監督はWBC2017では秋山翔吾選手を本職の中堅手ではなく、左翼手で起用する考えのようです。

秋山翔吾選手はプロに入ってから1試合しか左翼手で出場していません。いくら同じ外野手とはいえ、中堅手と左翼手では打球の追い方や、目の切り方などが異なります。

ですが、守備の名手とも呼ばれる秋山翔吾選手は非常に堅実な守備に定評があります。成績からも出ているように、ミスが非常に少なく、広い範囲を守っています。

今回のWBCでは勝手が違う守備位置ではありますが、名手とも呼ばれる秋山翔吾選手の慣れない守備位置でもミスなく広範囲を守る堅実な守備と、シーズン216安打を達成した打撃職人のバッティング、そして四球を選びチャンスメイクをする姿に是非とも注目していただきたいなと思います。

今回のWBC2017で野球世界一を奪還できるように、侍ジャパンを皆で応援しましょう!

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