天皇陛下がご覧になる「天覧相撲」普段の大相撲とどう違う?

天皇陛下が大相撲をご観戦なさることを「天覧相撲」と言いますが、2015年は、初場所8日目に実に4年ぶりに行われました。 主に東京、両国国技館で行われる場所の初日か中日の日曜日に開催されることがほとんどで、中でも初場所の中日が多く開催されています。 今回は、「天覧相撲」について解説してみましょう!

天皇陛下が大相撲をご観戦なさることを「天覧相撲」と言いますが、2015年は、初場所8日目に実に4年ぶりに行われました。

主に東京、両国国技館で行われる場所の初日か中日の日曜日に開催されることがほとんどで、中でも初場所の中日が多く開催されています。

今回は、「天覧相撲」について解説してみましょう!

天覧相撲は普段の相撲と何が違うの?土俵入り編

天覧相撲は特別に行われるもので、普段の相撲の進行と一部が異なることがあります。

一つ目は土俵入りの仕方です。実は、いつも行っている土俵に丸く並んで入っていくというのは略式だったというのをご存知でしょうか?

天覧相撲では「御前掛(ごぜんがかり」と呼ばれる本式の土俵入りが行われます。天皇陛下に後ろを向けてしまうのは失礼だということで、全員が一斉に正面を向いて四列に並んで、拍手を打ったあとに四股を踏むのです。

普段の土俵入りでは、四股名の呼び上げは土俵に上がるときに行われますが、御前掛では下位力士から順に土俵を降りる際に呼び上げられて、正面に一礼して土俵を降りていきます。

また四股名を呼ばれるときに、普段は四股名、出身地、所属している部屋の順番ですが、出身地、所属部屋、四股名というように、順序が変わってくるのです。

天覧相撲は普段の相撲と何が違うの?行司の文句、取りくみ、緊張感編

二つ目の違いは結びの一番での立行司の文句です。普段だと「この相撲一番にて本日の打ち止め」と言いますが、天覧相撲だと「この相撲一番にて本日の結び」と言います。

また、雰囲気の違いも天覧相撲ならではで、緊張感のある締まった取りくみが多く続きます。今回の天覧相撲でも、あまり行儀のよいとは言えない、立会の変化、かち上げ、ダメ押しと言った行為を見せる関取はいませんでした。天皇皇后両陛下がご覧になっているということで、関取の心境にも変化が生まれるのでしょう。

そして、天覧相撲は観客にとっても特別な一日であるようで、いつもよりおとなしく行儀の良さが見てとれます。今場所では、特にコールと呼ばれる特定の力士を大声で呼ぶような声援や、座布団を投げるといった行為は見られなかったそう。

天覧相撲の日は、力士、観客ともに、国技館内に非日常の空気が流れるのです。

天覧相撲と昭和天皇の関わりとは

昭和天皇は大の相撲好きとして知られており、天覧相撲も多くが開催されました。40回足をお運びになっており、国技館で天覧相撲が開催されるようになってからほぼ毎年のようにお立ち寄りになったそうです。

贔屓の力士がいらっしゃったそうですが、世間が大騒ぎになるというご配慮から名前を明かすことはなかったのだとか。相撲を好きになった理由は「初等科時代から相撲をたびたびとっていたことだと思う」とも語っています。

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天皇陛下とはとても関わりの深い大相撲なのです。天覧相撲は力士にとっても観客にとっても非日常を味わうことのできる特別な一日なのです。チケットキャンプでは大相撲の本場所のチケットを取扱中です。ぜひ見てみてくださいね。

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