巨人で新たなスタートを切る若手・柿澤貴裕に迫る!身体能力と打撃に注目!

現在苦しい戦いが続いている東北楽天ゴールデンイーグルス。しかしそんな中でもファームでは活きの良い若手選手が活躍を見せています。今回はその中でもイースタン・リーグで第3位となる299(2016年8月17日時点)という高打率を残すなど著しい活躍を見せる、柿澤貴裕選手にスポットを当ててみました。

2017年から巨人に移籍、伸び盛りの柿澤貴裕から目が離せない

2017年12月、4年間所属した東北楽天ゴールデンイーグルスを離れ、読売ジャイアンツにトレードでの移籍となった柿澤貴裕(かきざわ たかひろ)選手。

イーグルス時代はドラフト指名で入団するも14年オフに戦力外通告、しかしそこから再出発し4年目の2016年シーズンではイースタンリーグ2位の高打率でシーズンを終えるなど、決して順風満帆ではない選手生活の中から進んできました。

今回はそんな著しい成長を見せる、柿澤貴裕選手にスポットを当ててみました。

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柿澤貴裕はスケールの大きなアスリート型内野手

  • ポジション : 内野手
  • 身長/体重: 179cm/80kg
  • 生年月日  : 1994年7月30日
  • 投打 : 右投左打

柿澤貴裕選手は鹿児島県・神村学園から2012年のドラフト6位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団した、22歳という若手内野手です。

主にセカンドとショートを守ります。右投げ左打ちで179センチ80キロとバランスのとれたアスリート体型からは、近い将来ブレイクする期待感を伺わせます。

高校時代は計3度甲子園に出場し、高校3年夏の大会では4番投手というチームの中心選手でした。スカウトから「広角に強い打球が飛ばせる」と評価された打撃は高校通算20本を超え、投手として140キロ台後半の速球を投げ込むなど高い身体能力と才能を評価されたのです。

楽天ゴールデンイーグルス時代

2012年、ドラフト6位指名で楽天ゴールデンイーグルスに入団します。投手として指名されましたが、入団後は打撃を活かすため外野手としてキャリアをスタートさせました。

そのプレイスタイルは「スケールの大きさは感じられるがまだまだ荒削り」というもの。しかしその身体能力とセンスを活かした打撃は3割に近い高打率を残し、また俊足を生かしてリーグトップとなる6本の三塁打を記録しています。

また元投手の強肩を活かした守備も華やかさを感じさせます。しかしその反面で打撃5傑の中で断トツに多い56三振、二塁手として71試合で8個の失策を記録。ただそういった欠点はそれだけ伸び代があるということの裏返しでもあります。

オールスターに毎年出場するようなスター選手たちも、レギュラーに定着する前は色々な欠点を抱えていました。

育成からの再契約を勝ち取った柿澤

2016年のシーズンで柿澤選手は「フレッシュオールスター・ゲーム」への出場を果たします。楽天からは他に期待の高卒ルーキー・オコエ瑠偉外野手、今シーズン一軍での先発も経験した安樂智大投手が出場しました。

楽天ゴールデンイーグルスの今後を担う有望選手たちが出場するということもあり注目されたゲーム。この試合で優秀選手賞に輝いたオコエに対し、途中出場となった柿澤は2打席でノーヒットと結果を出せませんでした。

一度戦力外通告を受け育成として再契約するなど、これまでのプロ人生は決して順風満帆という訳ではありませんでした。ただこのゲームに出場するだけの活躍を見せたこともあり、2016年7月31日に背番号「051」から「94」に変更となり支配下選手に復帰したのです。

「ここからがスタート」「より一層結果を求めてプレーしたい」と抱負を語った彼は、一軍で輝くために灼熱のファームで汗を流します。

東北に対し柿澤が見せた男気

柿澤選手の性格を伺い知ることができるエピソードが一つあります。

彼は2012年のドラフトで楽天から指名された際、当時震災の被害が残っていた宮城県の石巻工業高校になんと初任給50万円を全額寄付しました。

石巻工は柿澤が高校3年時に出場した春のセンバツ大会で初戦に対戦した相手。そのときは9-5で柿澤が所属する神村学園が勝利しましたが、4点ビハインドの4回裏に5点を奪い逆転されました。その後6回から2番手として登板した柿澤が無失点に抑え勝利しましたが、彼らの困難に負けず奮闘する姿勢に心打たれたといいます。

このときに「自分も何かできないだろうか?」という思いが芽生え、宮城を本拠地とする楽天ゴールデンイーグルスから指名されたことによってその思いは強くなりました。

自分が入団した際にもらった給料を全額寄付し、「他に使うことのないお金」と話すところに彼の大きな人間性を垣間見ることができます。

そして巨人への移籍

支配下選手に復帰した後、柿澤選手はイーグルス二軍で順調な活躍を見せ、公式戦にはチームで最も多い合計98試合に出場しました。結果として2016年はイースタンリーグ2位の打率.286でシーズンを終えることができました。

野手として十分な魅力をアピールした柿澤選手は2016年12月4日、小山雄輝投手とのトレードで読売ジャイアンツへ移籍することが発表されました。

巨人側も「若手の野手の底上げを図るため、ユーティリティープレーヤーの柿沢選手を指名させていただいた」と語っていることから若手野手としての実力が評価されたことが伺えますね。

柿沢選手は今年でプロ5年目のシーズンですが、実は春季キャンプを1軍でスタートするのは初のことです。

巨人一軍というスター選手の集まりで、しかもクルーズ選手や片岡選手といった名内野手とのポジション争いは厳しい戦いですが、柿沢選手も勢いに乗っているだけに期待が高まります。

柿澤貴裕選手の今後のプレーに注目!

荒削りな部分こそあるものの、野球選手としてのポテンシャルの高さや良い人間性を兼ね備えている柿澤貴裕選手は魅力ある選手だと言えます。

イースタン・リーグでの活躍から巨人に移籍、さらに1軍での活躍とあって2017年まずは目の離せない選手となりそうです。

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