大相撲の今さら聞けない基礎知識まとめ!本場所?番付?横綱?大関?

大相撲というとよく耳にするのが「スポーツなのか、興業なのか」という言葉や、「大相撲は神事」という言葉です。実はあまり深くは知らない相撲の言葉。今回は大相撲の「本場所」、「番付」、「横綱」、「大関」についてご紹介いたします!

大相撲というとよく耳にするのが「スポーツなのか、興業なのか」という言葉や、「大相撲は神事」という言葉です。古くは農耕の祭儀として行われて「古事記」や「日本書紀」にも記されているものです。これだけの伝統から「神事」と言われているのですが、反面、格闘技であることには違いありません。

また、あらゆるプロスポーツは、興業の側面をもっているものです。ただ、大相撲の仕組みというのがまた独特です。一人競技のようで部屋があり一門があります。他の格闘技であれば大会やトーナメントのようなものはあれども、相撲は年に6回も「本場所」を執り行います。ランキングに当たる番付も詳しくない人には独特です。

今回は大相撲の「本場所」、「番付」、「横綱」、「大関」について少しご紹介しましょう。

大相撲の聖地「両国国技館」

大相撲そのものをご紹介する前に、まずは知っておきたいお馴染みの「両国国技館」。NHK大相撲中継などで一度は見たことがあるのではないでしょうか。

実は正式名称は「国技館」であり、「両国国技館」というのは通称であることを知らない人も多いと思います。現在の国技館は1985年に竣工された2代目であり、初代の国技館は別の場所にありました。1909年に竣工した初代国技館は、1917年に火災により全焼。その後再建するも1923年、関東大震災により再度焼失したという歴史があります。

現在は大相撲の本場所以外にも、プロレスやコンサートなどの興行も行われているほか、2020年東京オリンピックでは、ボクシング競技の会場としても使用される予定となっています。

番付は大相撲のランキング

国別サッカー、ボクシング、テニスなど、試合ごとに変動するランキングは多くありますが、大抵はよっぽど試合しないかぎりは急降下せず、実績以外に実力を見定める基準が決まっています。

これが相撲の場合は少し違っています。新たに入門した新人以外は、本場所の成績を中心に、番付編成会議という相撲協会内の審判部により決められます。

勝ち越せば同水準以上、負け越せば落ちることもある、というような大まかな基準は見てとれますが、時として観客からすると「あれ?」というのがあるのも、この番付です。この番付、実績ある力士が長期休場すれば、否応なく急降下してしまうこともあります。

大相撲の階級〜幕下以下〜

◆序の口
その名の通り、番付の中では最下位の階級に位置するものです。主に新弟子検査に合格した力士が出場する「前相撲」と呼ばれる取組で2勝した者から序の口へ昇格するのが一般的でしたが、現在は1勝すれば序の口へ昇格することも多いようです。ちなみに前相撲から序の口へ昇格し、番付表に名前が載ることを「出世」と言います。

ただし、序の口の時点で怪我などをし長期休場を余儀なくされた場合、その階級が序の口から降格されることもあるため、そのような場合であっても前相撲からのスタートとなります。

◆序二段
序の口の次の階級が「序二段」です。序の口の中で本場所中に勝ち越した力士は、そのほとんどが翌場所に序二段へ昇格します。

序の口と序二段の力士の数は特に規定されているわけではありませんが、序の口1に対して序二段4程度の比率となっています。

◆三段目
序二段の次の階級が「三段目」です。定数の規定が無い序の口や序二段と違い、三段目には200名という定員の規定があります。

序二段から三段目へ昇進する際に明確な規定があるわけではありませんが、一般的に7戦全勝かそれに近い成績を残せば幕下へ昇進しているケースが多いようです。

◆幕下
幕下の定員数は120名。三段目と同様、十両への昇進には全勝もしくはそれと同等の成績を残すことが必要とされています。

横綱、大関は、大相撲の最上位

皆さんがよく聞く横綱、大関、関脇、小結、前頭と言われる力士の肩書き。普段何気無くニュースなどで聞いていた言葉でも、その意味を知ると少し興味が湧いてくるのではないでしょうか。ちなみに、横綱は最高位ではありますが、常設ではありません。

大関が2場所連続で優勝することが一般的な条件とされています。力士の総数は幕下以下合わせて600人前後とも言われていますから、こう考えると、恐ろしく高いハードルであることがわかりますね。

日本の伝統と文化の象徴

日本の国技である「大相撲」。柔道に代表されるように日本固有の文化でありながらも世界的に有名なスポーツは多く存在します。

しかし、大相撲ほど伝統を重んじて大切に守られているものはないのではないでしょうか。単なる「スポーツ」という位置付けではなく、相撲「道」としての日本の精神や文化が、そこには反映されていると思います。「横綱」という大相撲を象徴する存在がそれを証明しています。

近年、大相撲の世界は深刻な力士不足に悩まされています。同時に外国人力士の台頭により、日本人横綱が長きにわたって不在となっている現状もあります。大相撲をもっと応援し、盛り上げていけば、それに憧れた日本人力士の数も増え、大相撲全体のレベルも上がっていくのではないでしょうか。そのための第一歩として、今回の大相撲の基礎知識を参考にしていただけると幸いです。

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大相撲を観に行こう!

さて、大相撲の本場所、番付について、ご理解いただけたでしょうか。もしも、大相撲を生で見たいと思ったのなら、実際に大相撲を観戦しに行かれることをおすすめします。チケットキャンプでは、大相撲の観戦チケットも取り扱っています。関心ある方は、お調べください。

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