【大相撲春場所】注目の幕内力士!番付表を紐解いて実力者から期待の新星までを紹介します!

19年ぶりの日本人横綱である稀勢の里の誕生で話題の大相撲。一時期は人気に陰りが見えたもののここに来て少しずつ人気が回復してきています。今回は春場所の番付表を元にしながら注目される幕内力士をご紹介しようと思います。これからの大相撲を支える期待の幕内力士や人気と実力を備えた力士まで。力士の魅力を余すところ無くお伝えします。

大相撲春場所、気になる幕内力士をご紹介します

2017年初場所で稀勢の里関が優勝したことで19年ぶりの日本人横綱誕生となり大いに盛り上がっている大相撲。今回は人気が回復しつつある大相撲の春場所に注目していきます。大相撲の実力ランキングとも言える番付表を元にしながら気になる注目の幕内力士をご紹介していきます!

複数の最年長記録保持者 豪風

豪風関の来歴

最初の注目幕内力士は現在37歳で複数の最年長記録を保持している豪風関です。

豪風関は1979年に秋田県で生まれました。中学時代までは柔道をしており、高校に進学してから相撲を始めます。

高校時代に相撲の基礎を身につけた豪風関は中央大学へと進学します。大学の4年次には全国学生相撲選手権大会で優勝し学生横綱の称号を獲得しました。

角界入りした豪風関は2002年5月場所で初土俵を踏むと幕下在位わずか2場所の2002年9月場所で新十両へと昇進しました。この昇進のタイミングでそれまで用いていた四股名である本名の成田から現在の豪風へと改めました。

十両でも勝ち越しを続けわずか3場所で2003年3月場所には新入幕を果たしました。しかしここまでのスピード出世から一転、幕内では勝ち星を重ねることができません。十両降格と幕内復帰を繰り返す日々が続きました。

幕内定着と最年長記録達成

徐々に幕内力士との対戦でも勝ち星をを上げることのできるようになった豪風関。幕内に定着すると2008年1月場所では12勝3敗という好成績で自身初となる敢闘賞を受賞!次の場所では新三役で小結に昇進しました。その後も幕内を維持した豪風関。2014年に大相撲での最年長記録を打ち立てます。

2014年7月場所で日馬富士関を破り自身初の金星を獲得!この時豪風関は35歳1ヶ月0日。これは年6場所制となった1958年以降の最年長初金星記録となりました。また翌9月場所では新関脇となりましたがこれも戦後最年長での新関脇昇進という記録となりました。

豪風関の魅力は?

豪風関の相撲の魅力は立会いの当たりの強さです!大相撲の中でも有数の強い当たりの持ち主であり、見ているこちらへのインパクトは絶大です!また決まり手として一本背負いを得意としています。とても珍しい決まり手であり幕内で複数回決めたのは歴代でも豪風関だけです。

春場所では小結につぐ東前頭1枚目の豪風関!長年の経験を生かした取り組みが期待されます。

観客を魅了するアクロバット相撲 宇良

宇良関の来歴

続いての幕内力士はアクロバット相撲の異名を持つ宇良関のご紹介です。

1992年に大阪で生まれた宇良関。なんと4歳の頃から相撲を始めます!幼い頃から厳しい相撲の稽古にあけくれます。辛く心が折れそうな時もありましたが、母親の支えなどもあり練習に明け暮れます。

また相撲とともに小学校3年生のころからレスリングも始めます。中学時代にはレスリングに重点を置き全国2位になるほどの実力でした。レスリングを行ったことで腰の強さや相撲の技の元となる技術を習得し、厳しい練習で体力面でも大きな成長を遂げました。

高校に進学すると再び相撲に本腰を入れるようになり、大学は関西学院大学へと進学します。1年時には全国学生相撲個人体重選手権65kg未満級で優勝!さらに2013年に開催された第2回ワールドコンバットゲームズ相撲軽量級で優勝し世界一にも輝きまいした。

プロの世界でも多彩な技を披露

大学を卒業すると木瀬部屋に入門した宇良関。2015年3月場所で初土俵を踏み、翌5月場所では序の口優勝を果たします。その後は優勝はないものの度々優勝決定戦へと駒を進める安定した成績を残します。

西幕下2枚目だった2016年3月場所を6勝1敗で終えると新十両へと昇進します。初十両の5月場所も10勝5敗と二桁の勝ち星を上げる活躍を見せます。2017年1月場所まで11場所を経験している宇良関ですが負け越しは1度だけととても安定して勝ち星を重ねています。

2017年1月場所で宇良関の多彩な技が披露されます。2日目に「幻の技」と呼ばれるほど滅多に決まり手になることのない首ひねりを青狼関に決めると、13日目には天風関に襷反りを決めます。この襷反りという決まり手が十両以上で決まるのは決まり手が制定された1960年以降初めてのことでした!

宇良関の魅力は?

宇良関の魅力はなんと言っても多彩な技です。見るものをあっと唸らせる技を披露してくれます。コアな相撲ファンでも見たことがないような技を披露してくれる宇良関の相撲は大相撲でも1、2を争うワクワク感溢れる取り組みです。

春場所では西前頭12枚目の宇良関!宇良関はどんな技を披露してくれるのか期待されます。

英才教育を受けた相撲の申し子 琴奨菊

琴奨菊関の来歴

続いての幕内力士は幼い頃から相撲に親しんできた琴奨菊関の紹介です。

1984年福岡で生まれた琴奨菊関。祖父のもとで小学校3年生の時に相撲を始めます。自宅の庭に作られた土俵や隣のグラウンドなどで日々稽古を行いました。学校には煮干しを持参し、牛乳は毎日1リットル飲むなど幼少期から大きな体の持ち主でした。

中学は高知県にある明徳義塾中学校に相撲留学し、全国中学校相撲選手権大会で優勝し中学生横綱になりました!高校も明徳義塾高校へと進学し相撲の実力を磨きました。

高校卒業後は小学校の頃から琴奨菊関の才能を認めていた佐渡ケ嶽親方のいる佐渡ケ嶽部屋へと入門します。

2002年1月場所で初土俵を踏むと2004年7月場所で新十両へと昇進し活躍していきました。

大関時代と日本人力士の久しぶりの幕内優勝

幕内昇進後安定した成績を残した琴奨菊関。2011年9月場所では初日からの7連勝と好調を維持し、12勝3敗の成績を残します。この結果直近3場所で33勝以上という大関昇進の目安の成績を達成したため2011年11月場所で大関へと昇進します。

大関昇進後は二桁勝利をあげる場所や負け越してしまう場所など毎場所安定した成績を残すというわけにはいきませんでしたが角番で迎えた場所で勝ち越しを決めるなど6度角番を脱出しました。

そして2016年の1月場所。初日からの好調を維持し、危ない取り組みもありながら13日目まで連勝街道をひた走ります。中でも10日目から12日目にかけては、鶴竜・白鵬・日馬富士の3横綱を連破する圧倒的な相撲を披露!13日目に1敗を喫するもその後は勝ち星を重ね自身初、日本人力士としては2006年1月場所の栃東以来10年ぶりとなる優勝を飾りました!

琴奨菊関の魅力は?

琴奨菊関の魅力は相手へとまっすぐ立ち向かっていく猪突猛進のスタイル!立ち会いで相手にまっすぐとぶつかっていく馬力が持ち味です。しかし、その分相手の立ち会いの変化には苦しむのも事実。そこをいかに克服していくのかが見ものです。

春場所では大関を狙える東関脇の琴奨菊関!相手の立ち会い変化にどのように対応するのか。琴奨菊関の立ち会いに注目です!

貴乃花以来の日本人全勝優勝力士 豪栄道

豪栄道関の来歴

続いての幕内力士は大相撲期待の日本人力士、豪栄道関です。

豪栄道関は1986年大阪で生まれ小学校1年生の時に相撲を始めます。自分の周囲の子供たちに偉そうな態度を見せる豪栄道関に負ける経験をさせようとした両親が市の相撲大会に参加させたのがきっかけです。しかし、両親の思いとは裏腹にその大会で優勝してしまいます。そこで勝つことの面白さを知った豪栄道関は相撲の虜となっていきました。

中学時代は相撲をしている割には体重が軽く成績が低迷します。相撲への情熱も冷めぎみでしたが名門である埼玉栄高校相撲部から勧誘されます。勧誘してもらったことに心意気を感じた豪栄道関。体づくりを懸命に行い高校へと進学します。

進学後は高校横綱や世界ジュニア相撲選手権大会無差別級優勝など11個もの個人タイトルを獲得し活躍しました!日本大学への進学がほぼ決まっていた豪栄道関ですが境川部屋に入門することとなります。

2005年1月場所で初土俵を踏むと好成績を残しスピード出世を果たし、2006年11月場所で新十両となります。

大関昇進と全勝優勝

幕内でも安定した成績を残した豪栄道関。三役となる西関脇へと昇進します。成績次第では大関へと昇進することのできる関脇ですが豪栄道関は大関昇進への決定的な成績を残すことに苦労します。関脇連続在位では14場所連続という昭和以降単独1位となります。そんな2014年7月場所。関脇での安定した成績を認められ事前に示された大関昇進への条件をクリアし見事大関へと昇進しました。

2016年9月場所。角番で迎えたこの場所で豪栄道関はその力を遺憾なく発揮します。初日から連勝を続け、7日目には同じく連勝をキープし2横綱3大関を破る快進撃を続けていた隠岐の海関にも土をつけます。その後も勝ち星を伸ばしていき14日目に優勝を決め、翌15日目も勝利し幕内全勝優勝を達成しました!

豪栄道関の魅力は?

豪栄道関の魅力は相撲感の良さと言えます。力で寄りきる豪快な相撲はもちろん、土俵際での切り返しなどの精度の高い技を持っているなど豪快さと柔軟さの両方を持ち合わせています。

春場所では東方の大関である豪栄道関!日本人力士として期待をかけられているその活躍に注目です。

幕内・横綱最多勝記録保持者 白鵬

白鵬関の来歴

最後の幕内力士は言わずと知れた大横綱の白鵬関の紹介です。

1985年にモンゴルで生まれた白鵬関。モンゴルの中等教育学校を卒業後大相撲宮城野部屋に入門します。しかし当時の白鵬関は体も小さく受け入れ先の部屋が見つからず、苦労しての入門となりました。

入門したての白鵬関は色白で線の細い少年でした。しかし毎日たくさんの食事をとり稽古に打ち込むことで急激に成長していきます。2001年3月場所で初土俵を踏み日を追うごとに体を大きくし、その度に強くなっていきます。そして5年後の2006年5月場所で新大関となりました!

綱取りと63連勝!

新大関として迎えた2006年5月場所は勝ち星を積み重ね14勝1敗という成績を残し優勝決定戦へと進みます。優勝決定戦で雅山に勝利し、歴代4位の若さである21歳4ヶ月での幕内優勝を飾ります!

その後も大関らしい相撲を取っていた白鵬関。2007年3月場所では優勝決定戦で朝青龍を破り幕内優勝を果たします!そして翌5月場所も全勝で優勝を飾ると第69代横綱への昇進が決まりました!

横綱昇進から3年後の2010年。1月場所の14日目から11月場所の初日まで63連勝という大記録を残します!2月に朝青龍が引退したため一人横綱となった上63連勝も達成し名実ともに大相撲の顔となりました。

その後も安定した成績を誇り、横綱在位は歴代2位の59場所と長年大相撲のトップに君臨しています。

白鵬関の魅力は?

白鵬関の魅力は誰もが認めるその実力はもちろん、横綱然とした立ち振る舞いも魅力と言えます。日本の国技である相撲の心を大事にし、土俵上はもちろんそれ以外の場所での振る舞いもお手本となる素晴らしいものです。

大相撲の顔である東方横綱の白鵬関!その活躍はもちろん、大きな横綱へと立ち向かっていくその他の力士の活躍にも期待です!

好きな力士を見つけて大相撲を見に行こう!

今回は人気と実力を兼ね備えた大相撲の5人の力士についてご紹介しました。テレビ中継も行われている大相撲ですが生で観戦した時の迫力に勝るものはありません!

好きな力士を見つけて、ぜひ生で観戦に行きましょう!

 

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