レバンガ北海道 折茂武彦選手兼オーナー!!現役46歳プレーヤーの苦悩と活躍に迫る

レバンガ北海道の折茂武彦選手をご紹介します。46歳現役最年長プレーヤーの折茂武彦選手。会社を設立し、レバンガ北海道を発足しました。今シーズン、プレーヤーをしても全試合出場。通算得点9000点を達成。2011年にレバンガ北海道発足の中心になり北海道のバスケットボールを盛り上げる折茂武彦選手に注目です。

レバンガ北海道 ~選手がオーナーのプロバスケットボールチーム~

2016年、待ち望まれたバスケットボールのプロリーグ「B.LEAGUE」が開幕しました!!

それまでは、日本バスケットボール界にトップリーグが2リーグ存在していました。日本バスケットボール協会が中心となっていた「NBL」と、株式会社日本プロバスケットボールリーグが主催していた「TK bjリーグ」の2リーグです。

その中で注目したいのは、レバンガ北海道です。2016年シーズンから「NBL」から「B.LEAGUE」のB1東地区に戦いの場を移しました。現在(2017年4月11終了)20勝31敗とプレーオフ進出へ、厳しい戦いが続いています。

そんなレバンガ北海道は、選手がチームのオーナーを務めています。その選手は折茂武彦選手です!!国内のプロスポーツでは異例のオーナー兼選手です。

今回は現役選手ながらチーム運営もこなす折茂武彦選手のプロフィールや経歴・エピソードを紹介します。

折茂武彦選手のプロフィール

プロフィール

  • 名前   :折茂 武彦(おりも たけひこ)
  • 出身   :埼玉県
  • 誕生日  :1970年5月14日(46歳)
  • 背番号  :9
  • ポジション:SG
  • 身長   :190cm
  • 体重   :77kg
  • 結婚   :既婚
  • バッシュ :ナイキのバッシュ
  • 学歴   :埼玉栄高校→日本大学

所属

1993-2007 トヨタ自動車アルバルク(日本リーグ スーパーリーグ)
2007-2011 レラカムイ北海道(JBL NBL)
2011- レバンガ北海道(NBL B.LEAGUE)

SNSはTwitterをしています。ファンの質問に答えることもあり、NIKEのバッシュをおすすめしています。

2012年1月に交通事故がありました。折茂武彦選手が自家用車で練習に向かっている途中、信号待ちをしていると後ろの車が追突してきた事故です。その際にもTwitterで「首・背中が痛い」「心配かけています」とのツイートがありました。シーズン中の交通事故に心配するファンも多い中、本人の気持ちを確認できるのはファンにとってうれしいことでしょう!!

レバンガ北海道オーナー兼選手の折茂武彦選手

レバンガ北海道は北海道札幌市を本拠地とするB.LEAGUEのB1に所属するプロバスケットボールチームです。

2006年に前身の「レラカムイ北海道」が発足しました。初年度の2007年シーズンに折茂武彦選手が移籍してきました。

大学卒業後から14年間トヨタ自動車アルバルク一筋でチームを長年支えていましたが、年々スタメンでの起用も減り、移籍リストにも名前が挙がるようになりました。

その時に、「レラカムイ北海道」の発足。初代のヘッドコーチがトヨタ自動車アルバルクのアシスタントコーチも務めた東野智弥さんということもあり、誘いを受けた折茂武彦選手は、「ダメなら引退」「2年間やる」という覚悟で移籍を決意しました!!

移籍後も得意の正確なスリーポイントシュートは健在。初年度は最下位に終わりましたが、チームの勝利に貢献できる存在でした。

「2年間やる」という決意の基、プレーをしていましたが、あっという間に4シーズンが過ぎていました。そして2010年シーズン、「レラカムイ北海道」の運営会社の経営悪化により、チーム存続が困難になりました。

当時大会を主催していたJBLが新運営会社を探しましたが、東日本大震災の影響もあり交渉は決裂。チームの消滅は避けられない状況でした。

その時に折茂武彦選手の決断がありました!!折茂武彦選手が「一般財団法人 北海道スポーツクラブ」を設立、同時に「レバンガ北海道」が発足しました。異例のオーナー兼選手の誕生です。

折茂武彦オーナーとしての前例のない挑戦の始まり

折茂武彦選手のエピソードとして、負けず嫌い・エースとしてのプライドの強さがあります。

  • 試合中に審判に暴言、ボールをぶつける
  • 観客席にボールを投げ込む
  • 敗戦の悔しさから、試合後挨拶せずロッカールームに戻る
  • ファンにサインを求められても無視

といったエピソードがあります。ただ勝負へのこだわり、意欲、執着心、責任感が誰よりも強かったのではないでしょうか!?

そんな折茂武彦選手も月日が流れ、会社を設立しチームを立ち上げることになりました。

高校・大学とバスケットボール一筋で経営者として知識はゼロです。ビジネスマナー、名刺の渡し方も分かりません。人に頭を下げることもありませんでした。

経営者としての勉強。スポンサー探しのための営業活動。その中でのチーム練習と個人練習。

資金も底をつきそうな時には自分自身の貯蓄を切り崩し、チームに給料を支払っていました。貯蓄・私財を投げ出すことに周囲の反対は少なくはありませんでしたが、折茂武彦選手の奥様は反対しませんでした。

折茂武彦選手は結婚していて、レラカムイ北海道に移籍した際には単身赴任で奥様とお子さんは関東で暮らしています。奥様は「自分で苦労して稼いできたお金なんだから、自分で使えばいいよ」といい応援していました。

そして、現在のメインスポンサーの社長に出会い、チームの存続が決まりました。

これまで、想像を絶する日々だったのではないでしょうか!?ただ、結婚した奥様の応援、持ち前の負けず嫌い・勝利への執着心・責任感を持っている折茂武彦選手だからこそ出来たことでしょう!!

リーグ最年長プレーヤーの46歳 レジェンド折茂武彦選手

日本バスケットボール界で、日本リーグ・スーパーリーグ・JBL・NBL・B.LEAGUEと長年最前線で活躍している折茂武彦選手。個人成績としては、リーグMVP・ベスト5・3ポイント賞・オールスターMVPと数々の賞を獲得しています。現在のB.LEAGUEでも全試合に出場し、チームに貢献しています。

2016年11月28日千葉ジェッツ戦で国内トップリーグ日本人選手初の9000得点を達成!!46歳という年齢を感じさせない活躍です。

折茂武彦選手のポジションはシューティングガード。主にスリーポイントシュートを狙うポジションです。

折茂武彦選手は遠くからのシュートをするポジションなのに、シュート練習はあまりしないというエピソードがあります。というのも、何十本・何百本と打つ練習をするのではなく、1本のシュートを集中して打ち、感覚の確認をすることに専念しています。

学生時代から世代の中心選手 ~最前線で長年活躍~

中学校でバスケットボールを始め中学生3年生の時には身長が186cmくらいになり、高校にはバスケットボールの推薦で埼玉栄高校に進学しました。高校での365日毎日練習の成果もあり、3年生の時にはインターハイベスト8。個人成績では得点王に輝き、U-18日本代表に選ばれました。

大学にもバスケットボールの推薦で日本大学に進学。4年時にはインカレで優勝して、個人成績ではMVPを獲得しました。

学生時代から実業団、プロでスリーポイントシューターとして輝き続けていた折茂武彦選手ですが、ディフェンス力も優れています。シュートを打つために味方との連携で味方のスクリーンを使いこなす能力もリーグ屈指です!!

自分がシュートを打つためにどうすればいいか。ノーマークを作るために、ディフェンスとの駆け引き・引き離し方・間合いなど些細なことまでこだわり考え抜いてきた成果が長年最前線で活躍できる秘訣なのではないのでしょうか!?ボールを持ってシュートを決める時だけではなく、ボールを持つ前にどう動いているかも注目です!!

これからもレバンガ北海道と折茂武彦選手から目が離せない

折茂武彦選手が「レバンガ北海道」を発足し、経営が厳しい時に辞めるという選択肢はありませんでした。「レラカムイ北海道」がなくなり、発足したばかりの「レバンガ北海道」もなくなると次に経営に手を挙げるところはなく、北海道からプロバスケットボールチームがなくなってしまうという考えからです。

「レバンガ北海道」の「レバンガ」を反対から読むと「ガンバレ」になります。チームに対して、ファンに対して、折茂武彦選手自身にも力になるチーム名です。

リーグもプレーオフに向け終盤。46歳にして、その日の試合でMVPを取ることもある折茂武彦選手。まだまだレバンガ北海道と折茂武彦選手に注目しましょう!!!

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