「キリンチャレンジカップ2016」は誰が招集される!?ハリルJでの活躍・奮闘に期待したいメンバー総まとめ

2018年のロシアワールドカップへ向け、厳しい道のりを突き進むサッカー日本代表・ハリルジャパン。今回は、2016年の代表戦に招集されているメンバーをおさらいした上で、「キリンチャレンジカップ2016」での招集が期待されるメンバーを総まとめしていきたいと思います。

2018年のロシアワールドカップへ向け、厳しい道のりを突き進むサッカー日本代表・ハリルジャパン。

ワールドカップアジア最終予選の初戦となった9月1日のUAE(アラブ首長国連邦)戦で逆転負けを喫し、まさかの黒星発進となりましたが、2戦目では敵地でタイに勝利し、ここからの巻き返しに期待が高まっています。10月にはイラク(ホーム)とオーストラリア(アウェー)、11月にはサウジアラビア(ホーム)との対戦が控えているハリルジャパン。

サウジアラビア戦の4日前には、代表チームとして貴重な実戦機会となる「キリンチャレンジカップ2016」が行われる予定となっており、オマーンとの対戦が決定しています。中東のチームということで「仮想サウジ戦」という意味でも重要な試合となりますし、この試合でどのような選手起用・戦いを見せるかが、今後の最終予選のカギを握ると言っても過言ではありません。

ファンとしては、「誰が召集されるか」という点も気になりますよね。そこで今回は、2016年の代表戦に招集されているメンバーをおさらいした上で、これまでの試合での状況や監督のコメント、ファンの声なども踏まえながら、「キリンチャレンジカップ2016」での招集が期待されるメンバーを総まとめしていきたいと思います。

<ハリルJで活躍・奮闘に期待したいメンバー総まとめ その1>新コーチ就任により新たな展開も予想されるGK陣

2016年の代表戦にはトータルで4人のGKが招集されており(9月28日時点)、9月のワールドカップアジア最終予選(UAE戦・タイ戦)には、西川・東口・林の3選手が呼ばれる形となりました。

川島永嗣(FCメス:フランス)

長年、日本代表の守護神として活躍を見せてきた川島永嗣は2015年6月以降、移籍先が見つからない状態がしばらく続き、無所属であるという理由から代表を外される状態が続いていました。

今年6月のキリンカップ・ブルガリア戦でおよそ1年ぶりとなる代表復帰を果たしますが、前述の通り9月の最終予選には召集されていません。落選理由の一つとして挙げられるのが、現在所属するFCメス(リーグ・アン:フランス)での川島の立ち位置。

FCメスのクラブ公式ページで、川島は「第3のGKを務める」という発表がされており、ハリルホジッチ監督からは、FCメスで先発出場できないのなら、代表枠に入れないといった旨のコメントが発表されています。若手GKたちと切磋琢磨しながら、いかに結果を残し存在感を見せつけられるかが、川島の代表復帰のカギを握っていると言えます。

西川周作(浦和レッドダイヤモンズ)

その川島に代わり、ハリルジャパンの正GKとして出場機会を多く得ているのが西川周作です。

ハリルジャパンの下では2015年8月の東アジア杯で初出場を果たして以降、先発で起用されることが多く、2018 FIFAワールドカップのアジア2次予選では、2015年9月のカンボジア戦から2016年3月のシリア戦までの6試合にわたりゴールキーパー連続試合無失点記録を更新するなど、浦和での活躍と同様に、ファインセーブが光る試合も多く見られます。

東口順昭(ガンバ大阪)

また、西川のライバルであるガンバ大阪の東口順昭も、ハリルジャパンのGKとして、今年3月のワールドカップアジア2次予選・アフガニスタン戦に先発出場を果たしています。

この試合はワンサイドゲームとなりアピールチャンスは少なかったものの、こうした代表での経験を一つずつ積み上げ、自身の持ち味である「セービング能力の高さ」を武器に、西川を脅かす存在となることが期待されています。

林彰洋(サガン鳥栖)

また、サガン鳥栖の林彰洋も、ハリルホジッチ監督から大きな期待を寄せられていることがうかがえるGKと言えるでしょう。身長195cmと、ここまでに紹介した3名のGKよりも10cm以上高い長身GKである点が彼の武器と言えるかもしれません。

ハビエル・アギーレ前監督の時代から、GKコーチを務めてきたリカルド・ロペスが7月で契約終了となり、新たにエンヴェル・ルグシッチコーチが招へいされる形となっています。

そのルグシッチコーチが来日して初めて視察したのが、林が所属するサガン鳥栖の試合だったこともあり、新コーチ就任によって、GK争いがまた新たな展開を見せることも予想されています。

<ハリルJで活躍・奮闘に期待したいメンバー総まとめ その2>内田篤人の復帰にも期待したいDF陣

2016年の代表戦にはトータルで15人のDFが招集されています(9月28日時点)。

長友佑都(インテル・ミラノ:イタリア)

槙野智章(浦和レッドダイヤモンズ)

遠藤航(浦和レッドダイヤモンズ)

丸山祐市(FC東京)

底知れぬ運動量とスピードが持ち味で、不動の左サイドバックとして君臨する長友佑都。9月のワールドカップアジア最終予選(UAE戦・タイ戦)では、自身が所属するインテルでの練習中に右ふくらはぎを痛めてしまい、欠場という形になりました。

また、同じくDFであり、チームのムードメーカでもある浦和レッズ・槙野智章も右太もも裏の肉離れにより招集が見送られています。それに伴い、浦和レッズの遠藤航、FC東京の丸山祐市が追加招集される形となりました。

遠藤航は、今夏のリオデジャネイロ五輪で日本代表のキャプテンを務めた選手で、攻撃的ポジションも含め、様々なポジションをこなすことができるユーティリティープレーヤーとして知られています。また、丸山は明治大学に在籍していた2011年に行われたユニバーシアード大会の優勝メンバーであり、U-21やU-22などでの代表経験も豊富。

センターバックだけでなく、トップ下や左サイドバックの経験もある選手です。ケガにより長期間戦列から離れている内田篤人(シャルケ)の代表復帰を待ち望む声もあるなかで、DF争いがどのように変化を見せているかという点も注目ポイントと言えます。

9月のアジア最終予選では主力である長友を欠く状態となったハリルジャパン。UAE戦・タイ戦では以下の4選手がDFとして先発フル出場を果たしています。

酒井宏樹(オリンピック・マルセイユ:フランス)

酒井高徳(ハンブルガーSV:ドイツ)

吉田麻也(サウサンプトン:イングランド)

森重真人(FC東京)

https://twitter.com/1014101439/status/780406027439058945?lang=ja

ハリルジャパンの守備の要である吉田麻也(サウサンプトン)・森重真人(FC東京)のセンターバックコンビに加え、左サイドバックに長友、右サイドバックに酒井高徳(ハンブルガーSV)という先発予想がされていました。

しかし、長友がケガで招集見送りとなったため、UAE戦・タイ戦では、両サイドバックに対応できる酒井高徳を左へ回し、右に、酒井高徳とレギュラー争いを繰り広げる酒井宏樹(マルセイユ)が入る形となりました。また、左サイドバックにSBVフィテッセの太田宏介が入るプランも予想されていました。

太田宏介(SBVフィテッセ:オランダ)

昌子源(鹿島アントラーズ)

太田は特にも「クロス」や「セットプレー」における精度の高いキックが持ち味で、攻撃型サイドバックとして知られています。また、鹿島アントラーズの昌子源も2015年のAFCのアジアカップで代表に初選出されて以降、ハリルジャパンに招集されることが多く、持ち前の泥臭いプレーで、センターバックとして存在感をアピールしていきたいところです。

藤春廣輝(ガンバ大阪)

塩谷司(サンフレッチェ広島)

植田直通(鹿島アントラーズ)

車屋紳太郎(川崎フロンターレ)

米倉恒貴(ガンバ大阪)

今年のリオオリンピックで日本代表メンバーに選出された藤春廣輝(ガンバ大阪 ※リオではOA枠)、塩谷司(サンフレッチェ広島 ※リオではOA枠)、植田直通(鹿島アントラーズ)や、今年ハリルジャパンに初招集された車屋紳太郎(川崎フロンターレ)、2015年に初招集されて以降、コツコツとアピールを見せる米倉恒貴(ガンバ大阪)にも期待が集まります。

<ハリルJで活躍・奮闘に期待したいメンバー総まとめ その3> 絶好調メンバーの初招集に期待する声

2016年の代表戦でMF(ミッドフィールダー)はトータル11人、FW(フォワード)は12人が招集されています(9月28日時点)。

長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト:ドイツ)

柏木陽介(浦和レッドダイヤモンズ)

山口蛍(セレッソ大阪)

大島僚太(川崎フロンターレ)

UAE戦で代表通算100試合出場となった長谷部誠(フランクフルト)。ハリルジャパンでもキャプテンを務めており、チームの精神的支柱としても重要な役割を果たしています。

その長谷部とともにボランチのコンビとして名前が挙がるのが、攻撃にリズムを与えるキックが持ち味の柏木陽介(浦和レッドダイヤモンズ)、タイ戦で相手チームのカウンターを止める活躍が光った山口蛍(セレッソ大阪)、UAE戦で代表初先発を果たした大島僚太(川崎フロンターレ)、そして先ほどDFの項目でご紹介した遠藤航の4人。

9月の最終予選2試合を見ても、このボランチコンビの働きがゲームの流れを左右すると言っても過言ではありません。

香川真司(ボルシア・ドルトムント:ドイツ)

清武弘嗣(セビージャ:スペイン)

岡崎慎司(レスター・シティー:イングランド)

本田圭佑(ACミラン:イタリア)

宇佐美貴史(FCアウクスブルク:ドイツ)

先ほどご紹介した長友や吉田にも言えることですが、香川真司(ドルトムント)、清武弘嗣(セビージャ)、岡崎慎司(レスター)、本田圭佑(ACミラン)宇佐美貴史(FCアウクスブルク)ら海外組が、それぞれのクラブでなかなか出場できない状況が続いている点も、ハリルジャパンの不安材料と言えるかもしれません。

クラブでの出場機会に恵まれない状態が続いてしまえば、たとえ日本代表としての経験が豊富な選手であったとしても、厳しい立場に立たされることは明らかです。新戦力とのバランスをうまくとれるかどうかが、この先の勝負のカギを握るケースも出てくることが予想されます。

原口元気(ヘルタ・ベルリン:ドイツ)

大迫勇也(FCケルン:ドイツ)

武藤嘉紀(1.FSVマインツ05:ドイツ)

浅野拓磨(VfBシュツットガルト:ドイツ)

ハーフナーマイク(ADOデン・ハーグ:オランダ)

https://twitter.com/nk724alfee/status/777137083349553153?lang=ja

小林祐希(SCヘーレンフェーン:オランダ)

出場機会に恵まれない状況が続く選手が多い一方で、海外でレギュラーとして絶好調の活躍を見せる原口元気(ヘルタ)や大迫勇也(FCケルン)、途中出場でありながら得点を決めている武藤嘉紀(マインツ)の代表での活躍を期待する声もあります。

特に大迫は、1年以上日本代表からは遠ざかる状況が続いているものの、ケルンでの活躍が光っており、復帰を熱望するファンも多いです。またUAE戦では「幻のゴール」を放ち、その後のタイ戦に先発出場している浅野拓磨(シュツットガルト)、オランダでともに活躍を見せるハーフナーマイク(ADOデン・ハーグ)、小林祐希(SCヘーレンフェーン)などの海外組にも注目したいところです。

小林悠(川崎フロンターレ)

齋藤学(横浜F・マリノス)

金崎夢生(鹿島アントラーズ)

また、海外だけでなく、Jリーグにも代表での活躍が期待される選手、代表での活躍を見たいという声が多い選手がたくさんいます。

9月のUAE戦・タイ戦でも召集され、タイ戦では途中出場を果たしアピールを続けている小林悠(川崎フロンターレ)、Jリーグ最強とも呼ばれるドリブラーで、めざましい活躍を見せる齋藤学(横浜F・マリノス)、造反行為により9月の代表招集が見送られたものの、10月以降復帰の可能性が見えてきた金崎夢生(鹿島アントラーズ)などは、その筆頭とも言えるかもしれません。

また、これまでにハリルジャパンに選出された経験を持つ遠藤康(鹿島アントラーズ)、永木亮太(鹿島アントラーズ)、武藤雄樹(浦和レッドダイヤモンズ)、柴崎岳(鹿島アントラーズ)、興梠慎三(浦和レッドダイヤモンズ)、永井謙佑(名古屋グランパス)、川又堅碁(名古屋グランパス)はもちろんのこと、井手口陽介(ガンバ大阪)、長沢駿(ガンバ大阪)、中島翔哉(FC東京)、村憲剛(川崎フロンターレ)といったメンバーの招集に期待するファンも多い印象です。

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「キリンチャレンジカップ2016」に求められるものとは?

ワールドカップアジア最終予選の厳しい戦いが続くハリルジャパンですが、その最中に行われる「キリンチャレンジカップ2016」は、今後の戦いの行方を左右する大きな意味を持つゲームとなることは間違いありません。10月のイラク戦・オーストラリア戦で誰が召集されるか、どのようなゲームが展開されるのかにもよりますが、課題が山積するハリルジャパンにおいては、今回ご紹介した「新戦力」を積極的にゲームで使い、様々な可能性を模索していくことも求められるのではないでしょうか。「キリンチャレンジカップ2016」で勝利を収めて、いい形で最終予選につなげていくことも重要ですが、あらゆる形を試しながら、結果だけでなくその「過程」のなかにどれだけの収穫を見出すことができるかも重要なポイントとなってきそうです。チケット情報はチケットキャンプ(チケキャン)で。

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