オリックスキャッチャーの熾烈なレギュラー争い再び 不調の伊藤は正捕手の座を守りきれるのか

2014年金子との最優秀バッテリー賞を受賞したことで一躍話題になり、若干25歳で侍ジャパンメンバーにも選出された、オリックスキャッチャーの伊藤光選手。そこに迫るベテランキャッチャー山崎、さらに追い討ちをかける若月。ここでは熾烈化するレギュラー競争を読みといていきます。

2014年金子との最優秀バッテリー賞を受賞したことで一躍話題になり、若干25歳で侍ジャパンメンバーにも選出された、オリックスキャッチャーの伊藤光選手。「次の日本の正妻」との呼び声も高い選手です。

そんな伊藤選手ですが、2015年のスタートはスタメンマスクで度重なる連敗と捕球や送球ミスが相次ぎ、成績はボロボロで5月には屈辱の2軍落ちを経験しました。

大活躍した2014年は120試合でマスクをかぶったのに対して、2015年は72試合にしか出場機会に恵まれず、ベテランのキャッチャー山崎勝選手の出場が目立っていました。

オリックスキャッチャー 伊藤光選手

昨年はなかなか活躍できなかった伊藤光選手ですが、どのような選手なのでしょうか。

伊藤選手は明徳義塾高校からドラフト3順目で入った選手で身長180cm、体重80キロというプロ野球選手にしては平均的な体格。同期には中田・唐川・由規らがいて、高校BIG3で話題になった「超豊作」と言われた世代です。プロ4年目から66試合に出場し、6年目にはオールスター出場を果たして、オリックス正捕手の座を手に入れました。

キャッチャーにはなかなかいない足の速さで50mは6秒台、遠投は120mを投げる強肩の持ち主です。そして大活躍した2014年にはオールスター出場、侍ジャパン選出、ゴールデングラブ賞、ベストナイン、最優秀バッテリー賞に加えて刺殺945、守備率.997というリーグ最高記録をたたき出しました。

打率は2割5分ほどですが調打率が高く、キャッチャーではよく打つ選手だといえます。

迫るベテランキャッチャー山崎勝選手と、ルーキー若月健矢選手

昨年、伊藤選手に次いで63試合に出場した山崎勝己選手はダイエーホークス時代から正捕手候補として年間50~100試合に出続ける選手で、打率はそこまで振るわないものの、経験豊富でリードが上手。伊藤選手のミスや不調が続く中で、オリックス正捕手に一番近い選手ともいえます。

さらに追い討ちをかけるようにプレッシャーをかけているのが、昨年のシーズン終盤に1軍昇格を果たした若干19歳のルーキー若月健矢選手。昨年はわずか4試合の出場になりましたが、マスクを被るたび福良監督の評価は伊藤選手とは反対に上がっていきました。

単に若手に経験を積ませるための起用ではなく、純粋な競争なのだとまでいわれていました。

今年も不調な伊藤選手。熾烈化するキャッチャー争い

今年は挽回して、好調のスタートを期待されたキャッチャー伊藤選手ですが、蓋をあけてみると先発マスクを被った5試合は全敗でした。特に目立つのは追い込んだときの一辺倒に見える外郭のリードとフォアボール、そして度重なる守備でのファンブル。

そのためか、4月15日には登録を抹消され、昨年と同じく再びファーム落ちになりました。同27日にすぐさま1軍に昇格しましたが、打率も振るわずマスクを被ると負け続きの不調なリードが続いています。

出場数も山崎選手の方が多く、次いで伊藤選手、若月選手という順番です。福良監督も現在はレギュラー競争をさせているようで、ここで頭一つ抜けてくる選手がいれば正捕手として定着できそうです。

12球団トップの防御率を取り戻すために

2014年までのオリックス投手陣は高い防御率を誇り、2013年と2014年は12球団の中でトップの防御率でした。絶対的エースである金子選手の状態が良かったこともありましたが、それを支えた強気な伊藤選手の攻めのリードがあったことは誰の目にも明らかでした。

昨年に引き続き不調で、ベテランと若手が虎視眈々と正捕手の座を狙いにくるなかで、再び正捕手の座に返り咲くことはできるのでしょうか。
数々の選手がスランプを抱えて消えていくなか、スランプを乗り越えて復活したという選手もまたいます。

一度数々の賞を取って活躍した選手だけに、スランプをバネにして今年は華麗な復活が期待されます。

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