バスケットボール界のプリンス!アルバルク東京田中大貴選手を紹介

2016年に誕生したバスケットボールプロリーグのBリーグ。Bリーグ創設1年目の王者を各チームが目指す中、優勝候補に挙げられるアルバルク東京。そのアルバルク東京には日本バスケットボール界の顔になりつつある田中大貴選手が在籍しています。今回はアルバルク東京の田中大貴選手について紹介させていただきます。

日本にできた頂点を決めるバスケットボールのプロリーグ


かつて日本にはリーグが2つありました。トヨタやアイシン、更には日本初のNBAプレイヤーである田臥勇太選手が在籍するリンク栃木などのチームが在籍したナショナルバスケットボールリーグ(通称:NBL)と琉球ゴールデンキングスや秋田ノーザンハピネッツが在籍したbjリーグ。

2016年にこの二つのリーグを統合して、ジャパンプロフェッショナルリーグ(通称:Bリーグ)が発足しました。

Bリーグはbjリーグから参戦したチームの名前はそのまま、NBLから参戦したチームはチーム名から企業名が外れたものがチーム名となっています。

一例としては、リンク栃木ブレックスが栃木ブレックスになり、アイシンシーホース三河がシーホース三河とチーム名を変更いたしました。

NBLとbjリーグが統合された新の日本一のバスケットボールチームを決めるBリーグの創設年である今年、Bリーグ東地区にて栃木ブレックスと首位争いをしているアルバルク東京の田中大貴選手についてご紹介させていただきます。

田中大貴選手とはどのような選手か


まず最初に、田中大貴選手のプロフィールを紹介させていただきます。

田中大貴選手のプロフィール

  • 誕生日:1991年9月3日
  • 年齢:26歳(2016年3月時点)
  • 身長:192cm
  • 体重:93kg
  • ポジション:SG(シューティングガード)
  • 背番号:24(2016-2017シーズン)
  • 出身大学:東海大学
  • チーム遷移:アルバルク東京(2013-2014シーズン~現在)
  • 代表歴:2011U24日本代表、2012~2016年日本代表

※2013-2014シーズンから2015-2016シーズンまでのチーム名はトヨタ自動車アルバルク東京

高校時代の成績


高校1年生の時からスターターに入り、インターハイ、ウィンターカップに出場しています。最高記録は高校2年生のときのインターハイとウィンターカップでのベスト16でした。

大学時代の成績


大学に入っても、大学1年生の時から試合に出場しております。大学3年生のときに全日本大学選手権で最優秀選手賞(MVP)を獲得し、大学4年生のときにも関東大学リーグで最優秀選手賞を獲得、更に全日本大学選手権で最優秀選手賞を2年連続で獲得するなど、学生時代からプロ注目の有名な選手でした。

アルバルク東京に入団後の田中大貴選手の成績


高校、大学と活躍をし、2013年にアルバルク東京に入団します。

それでは、アルバルク東京に入団してからの田中大貴選手の成績をご覧ください。

シーズン 出場試合数 平均試合出場時間 フィールドゴール成功率 スリーポイント成功率 フリースロー成功率 平均得点
2013-2014 19試合 11.5分 54.7% 30.0% 80.0% 4.3点
2014-2015 54試合 27.6分 48.1% 40.7% 84.3% 11.6点
2015-2016 47試合 25.6分 44% 34.9% 83.5% 11.5点
2016-2017 41試合 30.1分 45.2% 40.9% 77.7% 13.6点

※2016-2017シーズンは3月6日試合終了時点での成績

項目別にみる田中大貴選手の成績~平均得点~


2016-2017シーズンの1人あたりの平均得点は15.3点(チーム平均76.74を出場選手数の5で割り小数第2位で四捨五入した値)です。これだけ見ると、平均以下の得点に見えますが、1位は川崎ブレイブサンダースのニックファジーカス選手の27.9%、2位は新潟アルビレックスBBのダバンテガードナー選手の21.6%と、1位のニックファジーカス選手が圧倒的に良く、得点の平均を上げています。

そして、日本バスケ界のプリンスと呼ばれる所以はこの平均得点にもあり、平均得点が日本人で金丸晃輔選手の17.7点に次ぐ13.6点で日本人第2位です。田中大貴選手が日本代表でエースと呼ばれるのも、この日本人第2位という成績から理解できます。

項目別にみる田中大貴選手の成績~スリーポイント成功率~


次に、スリーポイント成功率をご覧ください。2016-2017シーズンの平均スリーポイント成功率は33.49%です。今期はまだ全体の2/3の試合数ですが、田中大貴選手は40.9%。これは3ポイントシュート投数41以上の選手の中で14番目の成功率です。

成功率35~40%台でスリーポイントをよく決めると言われるので、この40.9%という数字が、いかに高いかがよく分かります。

項目別にみる田中大貴選手の成績~フリースロー成功率~


そして、田中大貴選手のフリースロー成功率が今期は77.7%。フリースローは成功率が70%を切るとツーポイントシュートよりも得点の期待値が低くなります。なので、シュートがどんなに上手でも、フリースロー成功率が70%を切る選手には、ファウルで止めてでもシュートをさせない、入れさせないという作戦が取られてしまいます。

2016-2017シーズンの平均フリースロー成功率は72.23%ですので、田中大貴選手は、Bリーグでもフリースローが良く入る選手であるということが分かります。

項目別にみる田中大貴選手の成績~フィールドゴール成功率~


最後に、フィールドゴール成功率ですが、フィールドゴール成功率というのは、ツーポイントシュートとスリーポイントシュートを合算したものの成功率となっております。

田中大貴選手のフィールドゴール成功率が今期は45.2%。2016-2017シーズンの平均フィールドゴール成功率は43.85%ですのでリーグでも平均以上の得点力を持っていることが分かります。

平均得点とフィールドゴール成功率の違い


平均得点とフィールドゴール成功率は同じようなものだと思われがちですが、平均得点とフィールドゴール成功率はかなり違うものです。

一例をあげるのなら、50試合に出て平均得点15点、フィールドゴール成功率30%の選手と50試合に出て平均得点10点、フィールドゴール成功率50%の選手がいるとします。

一見すると前者の選手の方が平均得点が高いので優秀な選手に見えますが、フィールドゴール成功率を見てみると30%となっています。これは70%外しているのと同じことであり、シュートを打っても7割はリバウンドが必要or相手へチャンスを与えていることになります。

逆に、後者の選手はフィールドゴール成功率が50%のため、前者の選手よりシュートの確実性が高く、相手ボールになるリスクが低いです。

平均得点とフィールドゴール成功率から見る田中大貴選手


それでは、田中大貴選手はどうなのでしょうか。

平均得点はリーグ平均得点より1.6点少ない13.6点ではあるものの、フィールドゴール成功率はリーグ平均より1.35%高い45.2%です。

平均得点などのスタッツを見ると、Bリーグは現状、得点源が外国人選手のチームが多い事実がうかがえます。ですが、その外国人選手が各種平均を底上げしている中で、リーグ平均より高いフィールドゴール成功率と日本人2位の平均得点という事実より、日本を代表する確実性の高いスコアラーと呼べるということがこの数字から分かります。

今後も白熱するB1東地区首位争い


今回は田中大貴選手の紹介をさせていただきましたが、Bリーグの東地区には田臥勇太選手や富樫勇樹選手など、他にも素晴らしいプレーや、気迫の溢れるプレーをする選手が沢山居ます。

2016-2017シーズンの東地区はアルバルク東京と栃木ブレックスの1ゲーム差の首位争いに、3位には第92回天皇杯を制した千葉ジェッツが2位アルバルク東京と3ゲーム差というまだまだ東地区優勝を狙える位置につけており、今後も東地区の上位争いは見逃せないものとなっています。

是非とも、試合会場に足を運び、アルバルク東京と栃木ブレックス、そして千葉ジェッツによる首位争いと選手たちによる気迫あふれるプレーを観にいって熱気を感じていただきながら、一緒になって選手たちを応援して、Bリーグを盛り上げましょう!

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