審判が後日謝罪…甲子園の阪神vs広島戦の誤審を振り返る

セ・リーグの熾烈な優勝争いで戦い続ける、阪神タイガース。9/12(土)、セ・リーグ4位の広島東洋カープとの試合では、広島の選手が打ったホームランが「ホームランではない」とされる「大誤審」が起こりました。

セ・リーグの熾烈な優勝争いで戦い続ける、阪神タイガース

首位に返り咲いたり脱落したりと浮き沈みの激しい中、9/12(土)、セ・リーグ4位の広島東洋カープとの試合では、広島の選手が打ったホームランが「ホームランではない」とされる「大誤審」が起こりました。

この試合で阪神は運も味方につけたのか、広島と引き分け、試合後、東京ヤクルトスワローズと同率で首位に並びました。しかしこの大誤審、特に4位までが混戦のセ・リーグに激震が走りました。試合の2日後、審判が謝罪するという異例の事態となったのです。

阪神戦の誤審:「忍び返しに当たれば本塁打」のはずが

9/12(土)の阪神タイガース対広島東洋カープ戦は、9回でも決着がつかず、延長に入りました。

2-2で迎えた12回表、広島の打者は田中広輔。田中の打球はセンター左に飛び、フェンス上部に跳ね返ったように見えたとされました。しかし、実は、スタンド奥のワイヤー(忍び返し)に当たったものだったことが後日判明しました。ワイヤーに当たった場合は、ホームランとされるのが通常でしたが、審判が判断を誤ってしまったという結果になります。

なお、甲子園の忍び返しとは、スタンド内にいる観客がグラウンドに乱入しないようにフェンス奥に作られた防止柵です。広島は抗議し、審判団は映像を見て検証しましたが、三塁塁審の東利夫責任審判の判断により、「ランナー三塁で、試合を再開いたします」。その後スコアは動かず、試合はそのまま2-2で終了。阪神は運良く、勝ち越されないですみました。広島はクライマックスシリーズ進出に向け、勝ちが欲しかった状況で、勝ち越しと勝利を逃してしまいました。

阪神戦の誤審:「ビデオ判定の意味あるの?」

プロ野球は2010年より、ビデオ判定により審判がジャッジできるようになりました。

今回の誤審は、試合後改めて、審判団によりビデオでの検証をしました。そこで、広島・田中の打球がフェンスを越えていた、つまり「誤審」であったことが判明しました。NPBがビデオ判定の誤審を認めたケース、初めてです。

試合はすでに終わり、成立したため、スコアは変更されませんでした。「ビデオ判定の意味はあるのか?」と不満がる広島ファンもいました。そうですよね。

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