舞台「肉声」は、ジャン・コクトーの戯曲「声/La Voix」を舞台化したもの。20世紀フランスの芸術家ジャン・コクトーは、20歳で詩人として文壇にデビューし、小説、詩、戯曲、評論、絵画、バレエ台本、映画製作など芸術のあらゆる分野にわたって活躍した。コクトーの代表作とされる小説「恐るべき子供たち」や自ら監督を務めた映画「美女と野獣」、脚本・原作・監督の3役をこなした「オルフェ」などでその名を世界に知られている。コクトーの戯曲「声/La Voix」は、1930年に国立劇団コメディ・フランセーズで初演され、その後もフランシス・プーランク作によるオペラやイングリッド・バーグマン出演のテレビ映画、女優シモーヌ・シニョレの朗読録音など様々な形で取り上げられてきた名作だ。2009年に設立後、伝統芸能の公演を行ってきた小田原文化財団が舞台「肉声」で初めて現代劇に取り組む。2016年11月に公演される杉本博司と平野啓一郎による新しい解釈のジャン・コクトーと演技力に定評のある寺島しのぶのパフォーマンスをぜひ観賞していただきたい。

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舞台「肉声」について

舞台「肉声」が描く一人の女の真実とは

20世紀フランスの生んだ希有な芸術家・ジャン・コクトーは才気溢れる若手詩人として芸術活動を開始し、芸術の中心都市だったパリで多彩なアーティストたちと交流を深める。コクトーは詩、小説、劇作、評論、映画監督、脚本、音楽、絵画など多岐にわたって才能を発揮し、一躍時代の寵児となった。コクトーの戯曲「声/La Voix」は、1930年に自身の演出により国立劇団コメディ・フランセーズで披露された。
日本でも1948年に岩田豊雄演出、杉村春子出演による文学座公演を始めとして、幾度となく上演されてきた名作だ。一幕で室内のみという舞台設定で、登場人物は女性1人だけのモノローグ劇。電話の向こう側にいる男への叶わない愛の執着や悔恨・悲哀などが電話を通した声だけで表現される。
2016年11月、小田原文化財団がプロデュースする舞台「肉声」は、コクトーの戯曲「声/La Voix」をもとに、設定を昭和初期に置き換え、従来にないパフォーマンス劇として描かれる。日米開戦前年の1940年晩夏、ふと男に電話をかけることを思い立つ女。観客には聞こえることのない男との会話が続いていく。女は男の肉声が聞きたかっただけなのに、会話は彼女の思惑を裏切り予想外の方向へと進んでいく…。
構成・演出・美術は杉本博司が担当し、作・演出を作家の平野啓一郎が手掛け、主演に女優の寺島しのぶを迎える。節付と演奏はバイオリニストの庄司紗矢香が担当。人間の声そのものが主人公となる舞台「肉声」で一人の女優が表現の極限に挑戦する。ぜひその声と物語を受け止めてほしい。

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