ライブを盛り上げる定番曲! 吉田拓郎の「落陽」とは?

今秋には2年ぶりのライブ開催も決定している吉田拓郎のライブに欠かすことのできない定番曲といえば、やはり『落陽』を挙げるファンも多いのではないでしょうか。今回は、多くのファンに愛され続けている楽曲『落陽』について、深く掘り下げていきたいと思います。

2016年に70歳という節目を迎え、今秋には2年ぶりのライブ開催も決定している吉田拓郎。そんな彼のライブに欠かすことのできない定番曲といえば、やはり『落陽』を挙げるファンも多いのではないでしょうか。

ステージと客席が一体となって創りだす雰囲気は、他の楽曲とはまたちがった魅力やパワーに溢れています。今回は、多くのファンに愛され続けている楽曲『落陽』について、深く掘り下げていきたいと思います。

(出典:CDjournalより)

吉田拓郎の名曲『落陽』に描かれている情景

吉田拓郎 THE BEST PENNY LANEをAmazonでチェック!

『落陽』は1973年に中野サンプラザで行われた「吉田拓郎リサイタル」の際に発表された楽曲で、前述の通り、ライブを盛り上げる定番曲として様々なコンサート・イベント等で歌われ続けています。

これまでに出されたアルバムにも何度も収録されているほか、発表から15年以上の月日が経った1989年には、32枚目のシングルとしてリメイクバージョンもリリースされており、同年に放送された「あの夏に抱かれたい」(NTV系)の主題歌に起用されています。

『落陽』の作詞は、吉田拓郎との名コンビで知られる岡本おさみが担当しており、自身が北海道を放浪していた時に出会った「サイコロ賭博」に明け暮れる老人の生きざまや、その老人との別れ際の情景を描いたものだとされています。

岡本おさみの実体験に基づいて書かれた詩(詞)は、決してメッセージ性を強く前面に押し出すわけではなく、あくる日の情景をありのままの言葉で綴っていると言えるかもしれません。

ただ、そうした言葉のなかに、当時の時代背景と重ね合わせ見えてくるものがたくさんあるように思いますし、吉田拓郎が歌うことによって、言葉に命が吹き込まれ、深い意味を見いだせる楽曲とも言えるかもしれません。

今の若い人にとってはあまり実感の湧かない情景も多いかもしれませんが、『落陽』という楽曲に触れた人がそれぞれの解釈で楽しめるのも魅力の一つと言えるかもしれません。

「言葉」と「音」でつながっていた黄金コンビ

(出典:デザイン部からの報告より)

『落陽』に限らず、フォーク界を代表する黄金コンビとして「作詞:岡本おさみ・作曲:吉田拓郎」の作品は数多く世に送り出され、これまで、名だたるアーティストによってカバーされてきました。

吉田拓郎4枚目のシングル(当時は「よしだたくろう」名義)で、初めて2人が作詞・作曲でタッグを組み、オリコンチャート1位を記録した『旅の宿』は、これまで、美空ひばり・中森明菜・高橋真梨子・研ナオコ・やもり(森山良子・矢野顕子)・都はるみ・吉幾三といった有名アーティストにカバーされた作品としても知られています。

また、他のアーティストにも楽曲を提供しており、特にも「日本レコード大賞」と「日本歌謡大賞」の対象をダブル受賞した森進一の楽曲『襟裳岬』は、2人の名コンビぶりを象徴する楽曲として話題になることも多いです。

この『襟裳岬』は、森進一が所属するレコード会社の知り合いから「曲を書いてほしい」と吉田拓郎が頼まれたことがきっかけとなり生まれた楽曲で、まずは、詞を岡本おさみに書いてもらえばいいのではと提案したのだそうです。

歌詞が出来上がり、吉田拓郎のもとへ詞が届きますが、それを見た瞬間に「こんないい詞、俺が(作曲を)やる」という気持ちになったのだと、吉田拓郎は語っています。そんな絶妙なコンビネーションで数多くの名曲を生み出してきた黄金コンビ。

ただ、一緒にご飯を食べたりお酒を飲んだりしたことはもちろん、電話で連絡を取ったり、話しをすることはなかったのだそうです。あくまでも「言葉」と「音」でつながっていた2人と言えるかもしれませんね。ただ、このコンビでなければきっと『落陽』という名曲も生み出されることはなかったはずです。

吉田拓郎のオススメ記事はコチラ!

『落陽』に勝つことができない悔しさ

(出典:BARKSより)

吉田拓郎はラジオに出演した際、「『落陽』に勝るもっともっと言い新曲を出して、もっとすごい盛り上がりが欲しい」と語っていたことがあります。しかし、『落陽』を通じて作りだされるあの雰囲気、客席とのコミュニケーションに勝るものはなかなか生み出せず、本当に悔しいと話しています。絶対に『落陽』に勝つことはできない、自分の曲だけどすごく悔しいという言葉からも、いかに『落陽』という曲が吉田拓郎自身にとってもファンにとっても特別な曲であるかが分かります。

今やライブには欠かせない楽曲として不動の地位を確立している『落陽』。今年のライブでは披露されるのでしょうか。注目が集まります。チケット情報はチケットキャンプ(チケキャン)で。

友達に教えたくなったらシェアを!

コメントお待ちしております

※内容に問題なければ、「コメントする」ボタンを押してください。