ウィーン国立歌劇場2016来日公演『フィガロの結婚』のあらすじをおさらい!

2016年秋、ウィーン国立歌劇場が来日公演で名作3作「フィガロの結婚」「ナクソス島のアリアドネ」「ワルキューレ」を上演しますね。本日はその3作品の中で大人のラブコメディとして人気の高い「フィガロの結婚」について、そのあらすじをご紹介します。

2016年秋、ウィーン国立歌劇場が来日します。上演されるのは、『フィガロの結婚』、『ナクソス島のアリアドネ』、『ワルキューレ』の3演目。今回は、モーツァルトの代表作のひとつである『フィガロの結婚』のあらすじをご紹介します。

『フィガロの結婚』は『セヴィリアの理髪師』の後日譚

ロッシーニ 歌劇「セヴィリアの理髪師」チューリヒ歌劇場2001(リイシュー) [DVD]

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『フィガロの結婚』は、ロッシーニによる有名オペラ『セヴィリアの理髪師』の後の物語です。まずは、『セヴィリアの理髪師』のストーリーをサラっとおさらいしましょう。

両親を亡くした美しい娘ロジーナは、ロジーナとの結婚を目論んでいる後見人バルトロの家に閉じ込められています。ロジーナに一目惚れしたアルマヴィーヴァ伯爵は、理髪師のフィガロの手を借り、恋の成就にあれこれ策略をめぐらします。

バルトロも伯爵の狙いに気づき、事態はすっかりドタバタ劇に。最終的には、伯爵が貴族の威厳を見せてロジーナを勝ち取り、バルトロにはロジーナが受け継いだ遺産が渡され、めでたしめでたしとなります。

『フィガロの結婚』の”フィガロ”は、この理髪師フィガロのことです。伯爵とロジーナが結婚したことをきっかけに、伯爵お抱えとなったフィガロ自身の結婚にまつわるお話が、『フィガロの結婚』です。

『フィガロの結婚』一幕~二幕 あらすじ

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『セヴィリアの理髪師』で無事にロジーナと結婚したアルマヴィーヴァ伯爵。その館で、理髪師フィガロは女中スザンナと結婚式を挙げようとしています。しかし、問題が発生。スザンナが言うには、伯爵が彼女をモノにしようと誘惑してくるというのです。怒り心頭のフィガロは、伯爵をこらしめることにします。

フィガロたちは、夫の愛が薄らいだことに心を痛める伯爵夫人とも結託し、伯爵が留守の間に具体的な作戦を練ります。『伯爵夫人が浮気をしている』という手紙を伯爵に渡して嫉妬させ、さらには小姓のケルビーノにスザンナの服を着せて伯爵を誘惑させようというのです。

ところが、手紙を見て逆上した伯爵は、ケルビーノが伯爵夫人の部屋で着替えている間に帰ってきてしまいました。疑心暗鬼になり浮気相手を出せという伯爵。追い詰められた伯爵夫人は、思わず手紙が策略だということをバラしてしまいます。それでも疑う伯爵。

しかし、なんとか間一髪でケルビーノは部屋を脱出し、伯爵夫人の疑いは晴れました。手紙の策略についても、フィガロはシラを切り通し、「さあ、祝言をはじめよう!」という雰囲気で幕を閉じます。

『フィガロの結婚』三幕~四幕 あらすじ

まだスザンナを諦めようとしない伯爵に、スザンナは『あとで庭で落ち合いましょう』と約束します。伯爵夫人とスザンナの衣装を取り換えて、伯爵を懲らしめてやろうと考えたのです。

一方、スザンナと伯爵夫人の企みを知らないフィガロは、伯爵が誰かと逢引するらしいと知り、相手はスザンナだと思い込み、陰に隠れて逢引の様子を伺うことにします。スザンナのふりをした伯爵夫人に甘く囁く伯爵。フィガロは当てつけに、伯爵夫人に扮したスザンナを誘惑します。

そんなフィガロに激怒したスザンナはフィガロを殴りますが、フィガロの機転でなんとか機嫌は直ります。しかし、その様子を見た伯爵は、伯爵夫人が浮気していると思い込み逆上します。

が、しかし!そこにスザンナのふりをしていた伯爵夫人が登場!伯爵はビックリして平謝りです。心が広い伯爵夫人は夫を許し、フィガロとスザンナも無事に夫婦となり、めでたしめでたしでフィナーレを迎えます。

『フィガロの結婚』は軽やかに楽しめるコメディオペラ

オペラというと、暗く理不尽で重々しい悲劇が多い印象かもしれませせんが、ドタバタ喜劇の名作も数多く存在します。『フィガロの結婚』はその代表格と言えるでしょう。悪い人がひとりも出てこないドタバタコメディで、モーツァルトの軽やかな音楽との相性も抜群。オペラを観たことがない方でも、気負わずに楽しめる作品です。ウィーン国立歌劇場の公演のお得なチケット情報はチケットキャンプ(チケキャン)で。

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