辻井伸行さんのおすすめアルバムは名演奏ぞろい!TOP5

「心の目」で物事を見つめ、ピアニストとして楽曲に命を吹き込む辻井伸行さん。彼が紡ぎ出す優しい音色は、絶えず多くの人々を魅了し続けています。今回は、辻井伸行さんのおすすめアルバム5作品を厳選してご紹介!楽曲にまつわるエピソードやファンの声とともに、おすすめアルバムの情報をチェックしてみてくださいね。

【辻井伸行さんの魅力溢れるアルバムをご紹介!】

生まれつき目が見えない「全盲のピアニスト」として知られる辻井伸行さん。盲目であることを感じさせない繊細さ、人の心に語りかけるような表現力など、彼が紡ぎ出す美しい音色は人々を惹きつける魅力に溢れています。

今回は、辻井伸行さんのおすすめアルバムをTOP5形式でご紹介していきます。おすすめアルバムに収録されている楽曲のエピソードやファンの反応についても触れていきますので、ぜひチェックしてみてください!

【辻井伸行さんのおすすめアルバムTOP5:第5位「辻井伸行 plays 花は咲く」】

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2012年10月17日にリリースされた14枚目のアルバム「辻井伸行 plays 花は咲く」。東日本大震災の復興を応援するために制作されたチャリティーソング『花は咲く』を、辻井さんがピアノアレンジしたカバーアルバムとなっています。

同アルバムには、辻井さんのピアノ・ソロ演奏のほか、ソプラノ歌手やバイオリニストとのコラボバージョンも収録。また、福島県・郡山市立安積中学校合唱部との共演を果たした作品でもあります。

この曲を通じて、「諦めない気持ちを伝えたい」と辻井さんは語っています。人に優しく寄り添い、人を励ます力を持っている「音楽」。その力を信じ、復興への祈りや被災者への想いを込めた、力強く優しいアルバムに仕上がっています。

「辻井伸行 plays 花は咲く」に対するファンの反応

様々なアーティストによりカバーが発表されている『花は咲く』。辻井さんの手掛けたピアノアレンジ版が、オリジナル版より好きだと語るファンもいます。

辻井さんの演奏は「ピアノの音色が語りかけてくる」・「音に人柄がにじみ出ている」といった表現をされることが多くあります。

心に染み入るような静かで優しい一面を持ちつつ、辻井さんが語っていた「諦めない気持ちを伝えたい」という想いが、前向きになれる「力強さ」となって現れているのも特徴と言えるかもしれません。多くの人に聴いてほしい、おすすめのアルバムです。

【辻井伸行さんのおすすめアルバムTOP5:第4位「マイ・フェイヴァリット・ショパン」】

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2010年3月24日にリリースされた6枚目のアルバム「マイ・フェイヴァリット・ショパン」。「ショパン生誕200周年」の節目にあたる年に、ベルリンでレコーディングが行われたアルバムとして知られています。

辻井伸行さんにとって、ショパンはピアニストとしての道を歩む最初のきっかけとなった作曲家とも言えるかもしれません。

彼が生後8ヶ月の時に、スタニスラフ・ブーニン演奏の『英雄のボロネーズ』(ショパン作曲)のCDをかけたところ、体をバタバタさせて喜ぶような姿があったのだそう。

しかし、CDが傷ついてしまったことをきっかけに、別のピアニストが演奏する『英雄のボロネーズ』を購入。聴かせてみると、反応があまり良くなかったといいます。そこで、ブーニン演奏のCDを買い直すと、再び喜ぶ様子があったのだそうです。

この時に、両親は「この子は私たち以上の耳を持っている」と気づき、音楽の才能を見出す大きなきっかけとなりました。生後8ヵ月で『英雄のボロネーズ』に魅せられた辻井さん。彼にとって、ショパンは思い入れの作曲家であることは言うまでもありません。

同アルバムは、そんなショパンへの想いが凝縮された、おすすめしたい作品に仕上がっています。

「マイ・フェイヴァリット・ショパン」に対するファンの反応

辻井さんにとって思い入れのある作曲家ショパン。彼が深い想いを寄せる作曲家だからこそ、ファンの声にもある「丁寧さ」がより鮮明に浮かび上がってくると言えるのかもしれません。

ショパンを弾くピアニストが数多くいるなかで、辻井さんの演奏は「聴きやすい」という声を多く耳にします。ファンの声にもある「伸びやかさ」はもちろん、旋律の美しさやみずみずしさが、ショパンとの相性の良さにつながっているという見方もあるようです。

【辻井伸行さんのおすすめアルバムTOP5:第3位「神様のカルテ ~辻井伸行 自作集」】

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2011年7月27日にリリースされた11枚目のアルバム「神様のカルテ ~辻井伸行 自作集」。

辻井さんにとって初めてとなる自作集で、映画「神様のカルテ」テーマ曲のほか、元・サッカー日本代表の中田英寿さんがレギュラーを務めていたテレビ番組「Revalue NIPPON Project 中田英寿 日本をつなぐ」のテーマ曲『コルトナの朝』など、タイアップ曲が多数収録されています。

アルバムタイトルにもなっている映画「神様のカルテ」では、辻井さんは初めて映画音楽の作曲を手がけることとなりました。

曲作りにあたっては、点字化された原作に触れ、映画の撮影が行われた場所へも実際に足を運んだのだそう。撮影現場で感じた風や香り、監督や出演者の言葉など、一つ一つを積み重ねて楽曲のイメージを作り出していったといいます。

『神様のカルテ』に限らず、辻井さんの曲作りに対する想いが、どの楽曲にも散りばめられています。彼が何を感じ、何を考えて楽曲を生み出しているのかが、ひしひしと伝わってくるアルバムと言えるかもしれません。

「神様のカルテ ~辻井伸行 自作集」に対するファンの反応

楽曲を聴くだけで「映画の一場面を思い出す」というファンの声からも、辻井さんがいかに鋭い感性の持ち主であるかが分かります。辻井さんがよく口にする「心の目で見ている」という表現。彼が心で映し出している景色と、私たちが見ている景色は同じなのかもしれません。

純粋な心で描き出すからこそ、聴く人を優しい気持ちにさせてくれる魅力に溢れています。辻井さんの曲作りに対する情熱を感じられる、おすすめの一枚です。

【辻井伸行さんのおすすめアルバムTOP5:第2位「感動のヴァン・クライバーン・コンクール・ライブ」】

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2009年9月9日にリリースされた3枚目のアルバム「感動のヴァン・クライバーン・コンクール・ライブ」。辻井伸行さんが世界的に注目を集める大きなきっかけとなった「第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール」の模様を収録した作品です。

アルバムリリースの3ヶ月前に行われた同コンクールで優勝を果たし、日本人として初の快挙を達成した辻井さん。

優勝を受け、緊急発売された「感動のヴァン・クライバーン・コンクール・ライブ」には、難曲として知られる『ハンマークラヴィア・ソナタ』(ベートーヴェン)をはじめ、『別れの曲』(ショパン)や『ラ・カンパネラ』(リスト)といった人気曲も収録されています。

「感動のヴァン・クライバーン・コンクール・ライブ」に対するファンの反応

ライブ録音ならではの緊張感や高揚感があるなかでも、辻井さんらしさを随所に感じられるおすすめのアルバムとなっています。ファンの声にある「ずーっと聴いていたい」という気持ちは、彼の技術力や表現力の高さがあるからこそと言えるかもしれません。

辻井さんは、優勝後の会見で「器の大きいピアニストになりたい」と語っています。かつて、恩師に言い聞かせられていたという「器の大きいピアニストになれ」という言葉。

この言葉に込められた「音楽に対して、喜びや向上心を持ってほしい」という願いは、彼が奏でる音からも存分に感じ取ることができます。

【辻井伸行さんのおすすめアルバムTOP5:第1位「debut」】

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2007年10月24日にリリースされた1枚目のアルバム「debut」。タイトルが表すように、辻井伸行さんが初めてCDデビューを果たした作品です。

ショパン・リスト・ラヴェルの楽曲が収録されたDISC1には、先ほどご紹介した『英雄ポロネーズ』をはじめ、彼が得意としている楽曲が多数収録されています。また、自作曲を収録したDISC2も、辻井さんの人柄を感じられるような温かみのある楽曲ぞろいです。

リリースされたのは2007年ですが、前述の「第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール」で優勝したことをきっかけに、売上を急激に伸ばしました。

コンクール直後のオリコンウィークリーチャート(2009年6月29日付)で2位を記録したことからも、当時の注目度の高さをうかがうことができます。これまでのピアニスト歴代最高位は3位でしたが、その記録を17年10か月ぶりに更新したことも話題となりました。

『debut』に対するファンの反応

ファンの声にある「耳が楽」という表現は、『マイ・フェイヴァリット・ショパン』でもご紹介した「聴きやすさ」と共通するものがあります。優しさや柔らかさ、心が洗われるような感覚も同様です。

彼のCDデビュー作品であり、原点でもあるアルバム『debut』。この作品に触れることで、辻井伸行というピアニストの魅力に気づかされるファンも少なくありません。どのアルバムを聴けばいいか迷っている方にも、おすすめしたい一枚と言えます。

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【楽曲から見えてくる辻井伸行さんの魅力】

(出典:pixabayより)

今回は、辻井伸行さんのおすすめアルバムについて、楽曲に秘められたエピソードやファンの感想とともにご紹介してきました。今回おすすめした5つのアルバムに目を向けただけでも、辻井さんの魅力は存分に感じ取れるのではないでしょうか。彼の紡ぎ出す音色に触れれば触れるほど、「もっと聴きたい」という気持ちになること間違いなしです。ぜひ、お気に入りのアルバムを見つけてみてくださいね。

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