サザンオールスターズ「ピースとハイライト」に込められた海より深い意味

ピースとハイライト(通常盤)をAmazonでチェック!

楽曲として考えれば、サザンオールスターズ=桑田佳祐の作品ということになります。
ラブソングの名手であり、セクシーでユーモアあふれるナンバーを数多く作り上げている桑田さん。

しかしいつもエロ一辺倒というわけでもなく、社会風刺的な楽曲もそのキャリアの中では数多く発表されているのも確か。そうしたシニカルな視点、というものを考えると、初期ならば流行に翻弄される若者の姿を歌った、1988年の「ミス・ブランニューデイ」辺りから始まった批評作風です。

その後も、日米関係を歌った桑田佳祐ソロ名義での「ROCK AND ROLL HERO」、政治批判の「爆笑アイランド」、厳しい世相に言及した「私の世紀末カルテ」などが有名ですが、そうした流れの延長線上にあるナンバー「ピースとハイライト」が、復活第一弾となったことは非常に意味深いことかもしれません。

ピースとハイライト(通常盤)をAmazonでチェック!

サザンオールスターズ「ピースとハイライト」が描く何気ない問題視点

タイトルの「ピース」はずばり平和のこと。そこにハイライトがセットで加えられているのは、桑田さん特有の照れの部分が大きいと思います。ストレートに平和を叫ぶよりもちょっとだけお遊びを入れる、それが桑田セオリー。

穏やかな日常風景から始まる歌詞。甘酸っぱいメロディーラインとともに、気づかないうちにポップスとして聴く人の心に届けようとする戦略ですね。

サザンオールスターズ「ピースとハイライト」のサビにそっと添えられた平和への願い

曲調はラブソング。しかし内容は自国と隣国の関係に対する明らかな批判。強力にポップなメロで素朴な疑問を提示するスタイルでの平和祈願。

かつてジョン・レノンが「イマジン」でやろうとしたこと、それこそが桑田さんが「ピースとハイライト」でやろうとしたことなのです。

友達に教えたくなったらシェアを!

コメントお待ちしております

※内容に問題なければ、「コメントする」ボタンを押してください。