「ポスト椎名林檎」異色のシンガーソングライター黒木渚と椎名林檎の共通点をチェック!

独特の世界感と文学的な歌詞で現在注目されている黒木渚。そんな彼女は「ポスト椎名林檎」と呼ばれています。今回は黒木渚と椎名林檎のルーツや魅力に迫り、共通点に迫ってまいります。

独特の世界観とカリスマ性で多くのアーティストに影響を与えいている椎名林檎。彼女のフォロワーは後を絶ちませんが、いま「ポスト椎名林檎」と目されているのが黒木渚です。そこで椎名林檎と黒木渚、この2人の共通点を追っていきたいと思います。

椎名林檎と黒木渚。音楽の街”福岡”が生んだアーティスト

椎名林檎も黒木渚、彼女たちは出身地は違えど、彼女たちの音楽的キャリアの出発点は福岡にあるということができます。椎名は11歳の時に福岡に引っ越すと、中学時代からバンド活動を開始し、デビューでし上京するまでの約7年間を福岡で過ごします。彼女の初期の名曲「ここでキスして」や「正しい街」は福岡時代に制作された楽曲です。

またデビュー曲「幸福論」の歌詞も福岡時代の体験を元に書かれたそうです。一方、黒木渚は大学進学を機に福岡での生活をスタート。大学のサークルでバンド”黒木渚”を立ち上げます。のちにバンドは解散してしまいますが、バンド時代の1st single『あたしの心臓あげる』は九州限定でリリースされました。

このように2人の原点となった街、福岡ですが、実は有名アーティストを数多く排出する音楽の街として有名なんです。井上陽水海援隊スピッツ浜崎あゆみ……etc名前を挙げていけばキリがありません。

中でも当時福岡で活動していたバンド、ナンバーガールは、高校生時代の椎名林檎に大きな影響を与えたそうです。黒木渚さんはインタビューで大きな影響を受けたアーティストはいないと公言しています。とはいえ、バンド文化が盛んな地域で本格的な音楽活動をスタートさせたということは、彼女にとって大きなメリットだったのではないかと考えまれます。

椎名林檎と黒木渚。その歌詞の文学性

椎名林檎と黒木渚の楽曲面での共通点として、まず高い文学性を持った歌詞をあげることができると思います。詩人で小説家のねじめ正一はかつて著作の中で椎名の「歌舞伎町の女王」の歌詞を聴いたときの衝撃を語り、そのコトバを絶賛しています。

一方、黒木も既に高い文学性を持った歌詞を作るアーティストだという評価が定着しており、彼女を紹介する際には「文学的」という言葉が枕詞になっているような状態です。彼女の場合は、大学院でポストモダン文学を研究していたという出自からもわかるように、言葉に対して特に強い思いこだわりがあるようです。

椎名林檎と黒木渚。その世界観の根底にあるもの

黒木渚は「ポスト椎名林檎」と呼ばれていますが、それは決して椎名林檎の真似をしているというわけではありません。2人の音楽を似ているとするなら、それはどちらかがどちらかを真似したというわけではなく、2人とも同じルーツを抱えているからにほかなりません。

黒木は自ら寺山修司などアンダーグラウンドな世界観を好むことを明かしています。椎名は自ら明言しているわけではないですが、やはり寺山修司をはじめとする60〜70年代のサブカルチャーの影響が度々指摘されています。したがって椎名林檎と黒木渚の本質的な共通点は「意識的に60〜70年代的なものを再解釈しているアーティスト」である、という点にあると言えます。

椎名林檎と黒木渚。脱「ポスト椎名林檎」

「ポスト椎名林檎」はじつは「椎名林檎っぽい」をカッコよく言い換えただけという側面があります。ある意味でこれは、椎名林檎以降のある種のジョセアーティストが担わなければならない宿命のようなものです。黒木渚だけに限ったことではなく、たとえば大森靖子なども一時期は「椎名林檎っぽい」と言われていましたよね。でもそれってなんだかもどかしいものです。黒木渚も早いところ「ポスト椎名林檎」なんて看板を下ろせるようになって欲しいとおもいます。

黒木渚を観に行こう!

チケットキャンプでは黒木渚のコンサートチケットを取り扱っています。この夏、そして冬にもワンマンツアーの開催が予定されておりますので是非チェックしてみてください!

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