ケツメイシ「旅人」は歌うようなラップが印象的な異色作

レゲエ系ヒップホップグループを出自とする2MCに1ヴォーカル、1DJのケツメイシ。ただその歌メロ部分の美しさが群を抜いていたために、今ではすっかり歌モノJ-POPグループの一つとして人気を確立しています。

その重要な原因の一つは、この「旅人」などにも代表されるメロウなナンバー。通常こうしたレゲエ系ヒップホップグループの場合、この曲のようにラップ部分がここまでメロディアスというのはありえないのが普通。

ラップにもこもる歌モノ魂、それがついつい行き過ぎてしまったのか、とうとうこの歌とラップの中間のようなナンバーを見事に成立させてしまったのです。

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ラップが歌っているという矛盾!? ケツメイシの意欲作「旅人」

この楽曲はケツメイシの作詞・作曲ではあるけれど、ベーシックトラックとサウンドプロデュースを手がけているのは、ギタリストでトラックメイカーのNAOKI-T(ナオキ-ティー)。ケツメイシ作品としては他に「君にBUMP」「さくら」「トレイン」「また君に会える」など数えきれない名曲をともに制作した盟友です。

ほかにNAOKI-Tは惜しくも解散したファンモンことFUNKY MONKEY BABYSの裏の仕掛け人で、ヒップホップにとどまらずに女性シンガーソングライターのなので覚えておいて損はありません。

そんな彼とともに作り上げたこの楽曲は、ストリングスをたっぷりと盛り込んだ、はじめから泣かせに入っているスペシャル哀愁サウンド。そこにRYOJIの歌心炸裂のウェットなヴォーカルが乗ると…やはり不可抗力で涙が出てしまうんですよね。

空前の大ヒット曲「さくら」につづいてリリースされたケツメイシ「旅人」

ケツメイシ 旅人
(出典:Musicman-NET)

2005年にリリースされ、ケツメイシの代表曲となった大ヒット曲「さくら」。そこから彼らはなんとシングルリリースに、1年以上のインターバルを置くことになりました。

そうしてやっとのことで1年2ヶ月ぶりにリリースされたのがこの「旅人」。旅人と書いて「たびうど」と読むのでご注意を。リリースとともに発表されたプロモーションビデオはロードムービー気分の作品で、「セクシーボイスアンドロボ」などのドラマ出演で脚光を浴びていた岡田義徳、吉本新喜劇の池乃めだからが出演していることも話題に。

監督は「さくら」に引き続いて山口保幸(やまぐち・やすゆき)。「涙」「君にBUMP」なども手がけるケツメイシのPV制作の第一人者であり、かつてのフリッパーズ・ギターの「恋とマシンガン」からMV界に君臨している大御所中の大御所です。

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