井上陽水「夢の中へ」は実はホラーだった!?

井上陽水のキャリアの中でも、初期名曲として数えられるのが、ただ雨が降っていて傘が無いことを語り続ける内省的な「傘がない」と、めったやたらに陽気で不気味なこの「夢の中へ」。 1973年というリアル過ぎる現状を歌った四畳半フォークブームのまっただ中で、ただ一人独自の道を突き進んでいた陽水。

井上陽水のキャリアの中でも、初期名曲として数えられるのが、ただ雨が降っていて傘が無いことを語り続ける内省的な「傘がない」と、めったやたらに陽気で不気味なこの「夢の中へ」。

1973年というリアル過ぎる現状を歌った四畳半フォークブームのまっただ中で、ただ一人独自の道を突き進んでいた陽水。のちに「スケバン刑事」で一世を風靡した女優・斉藤由貴が1989年に爽やかにカヴァーして大ヒットしたこの曲だですが、斉藤由貴バージョンと井上陽水バージョンのニュアンスは大きく違います。

かわいく楽しい斉藤由貴バージョンとは別世界の、井上陽水「夢の中へ」

斉藤由貴が歌うと、かわいい天使が面倒くさいことはほっといて、楽しく踊ろうよ!というさわやかなナンバーになるこの曲

しかし実際のオリジナル版である井上陽水による「夢の中へ」は、どちらかというと悪夢に近い代物…。

というのもやはり、陽水の持つ独特の艶と深みのある低音で歌われるため、どことなく地中に誘われてしまうような恐ろしさが漂うのです。

ホラーとしても考えられる井上陽水「夢の中へ」の懐の深さ

斉藤由貴が天使の誘惑ならば、井上陽水は悪魔の誘惑。さながら禁断の木の実に手を出してしまうような響きが、どうしてもつきまといます。

字面なら大したことはありませんが、歌声がこれに加わるとやはりシュールな悪魔の横顔がどうしても垣間見えてしまうのです。

井上陽水「夢の中へ」は悪魔からの禁断の愉しみへの誘惑なのか!?

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という誘いかける朗らかな歌声に、裏があると考えるほうがどうかしていると思わないでもないですが…。

この状況もずいぶんと意味深いシチュエーションです。もし這いつくばって探しているのが人生だったりしたならば、この朗らかな音楽世界は一転して悪魔の所業になってしまうのです

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さて、いかがでしょうか? 井上陽水のライブを見たくなってきたのではないでしょうか。やはり生のステージには音源だけでは味わえないリアルな感動があるもの。もちろんチケットキャンプでは井上陽水のチケットも取り扱っていますので、ぜひチェックしてみてください!

みんなのコメント
  1. 匿名 より:

    夢の中へはお父様かお母様が
    亡くなられたときに作られた歌で
    陽水さんは悲しいときほど
    明るい曲を作る人だそうですよ。

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