ライブ直前!井上陽水「make-up shadow」が無性に聞きたい件

井上陽水といえばフォークの神様。吉田拓郎とともに1970年代に君臨した歴史上の人物です。しかし彼はそのままで終わらず、1990年代に訪れたJ-POPブームにもしっかり君臨していたところがすごいところではないでしょうか。

当時はテレビドラマのタイアップが取れれば勝ち、という世の中。

もともとはアルバム曲としてひっそりリリースされたこの「make-up shadow」もまた、織田裕二、瀬戸朝香という当時の2大スターを主演とした「素晴らしきかな人生」というドラマの主題歌として大抜擢を受け、シングルリリースされて大ヒットしました。

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徹底的な言葉のコラージュが光る、井上陽水「make-up shadow」

この曲のすごいところは、井上陽水独特のわけのわからない歌詞の真骨頂をいっているところ。シュールといえば終わってしまいますが、実際にそうした「シュール」は歌詞の中にも使われています。

もはや言葉のコラージュ。何となくイメージは伝わってきてしまうのが恐ろしい彼の魔力です。さらにふくよかな低音の響く歌声で歌われると……、まさにマジックリアリズムのような不思議な魅力にとらわれてしまうのです。

珍しく楽曲は本人以外が作り上げた意外性の名曲、井上陽水「make-up shadow」

フォークの神様の幻影を打ち崩すように、この曲は80年代独特のデジタル風味のロックビート。そしてシンガーソングライターとして知られる彼ですが、この曲に関しては彼が作曲していないというのも覚えておきたいところ。

クレジットを見ると「彩目映」となっていますが、これは実は作曲家でありキーボーディストとして有名な佐藤 準(さとう・じゅん)のこと。佐藤は当時、おニャン子クラブ「セーラー服を脱がさないで」、CHAGE&ASKA「モーニングムーン」、今井美樹「PIECE OF MY WISH」を手がけた時代を代表するヒットメーカーでした。

そんな彼の”売れざるをえない”ヒット感満点の世界に、井上陽水は見事なまでのシュールな歌詞を付けたのが本作。それがまた何とも奇妙な魅力となって花開いて大ヒットしてしまったのだから、音楽は不思議です。

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