井上陽水「いっそセレナーデ」のシュールな世界観

吉田拓郎とともにフォークの神様として君臨、その呼び名が変わってニューミュージックとなってなお、ロックのエッセンスを取り入れて独自の楽曲リリースで常にシーンの最前線をひた走ってきたのが井上陽水(いのうえ・ようすい)

そんな彼の代表曲の一つにあげられるのが、この「いっそセレナーデ」です。

井上陽水 1
(出典:懐かしいアナログ盤♪)

当時お酒の飲めない井上陽水が発表したウィスキーCM曲「いっそセレナーデ」

この曲がリリースされたのは1984年。見事に30年前の作品となります。

不思議なのは、この作品がいっこうに古さを感じさせないこと。時代の匂いは確かにあるのですが、今リリースされたとしても一切問題ないほどの超越したクオリティを誇っていること。

最近でもハイボールで人気が再燃したサントリー角瓶ウィスキーのCM曲として発表され、本人出演も話題になったナンバー。というのも彼は当時、お酒を飲めない人だったのです。今はたっぷりたしなんでいるみたいですが、当時は全然飲めなかったのです。

井上陽水「いっそセレナーデ」は、いっさいの具体性を排除した歌詞世界が特徴

井上陽水 2
(出典:NAVERまとめ)

あまい口づけ 遠い想い出
夢のあいだに 浮かべて 泣こうか
忘れたままの 恋のささやき
今宵ひととき 探してみようか

恋のうたが 誘いながら 流れてくる
そっと眠りかけたラジオからの
さみしい そして 悲しい
いっそ やさしい セレナーデ

彼の楽曲全般に通じることですが、この曲もまた、非常に具体性のない世界観。一体何が起きていて、誰がどこで何をしたかの手がかりが一切ない独特の歌詞。だからこそいろいろな人が、自分にあてはめて考えることが来たのかもしれないのですね。

全ては明かされないままに…井上陽水「いっそセレナーデ」

もちろん楽曲は、歌詞・曲共に井上陽水本人。

何が「いっそ」でなぜ「セレナーデ」なのか、いっさい明かされないところがまたミステリアスなこの曲の魅力を高めているのです。

風の便りの とだえた訳を
誰に聞こうか それとも 泣こうか
君のことを 想うたびに 聞こえてくる
そっと淡い恋がゆれるごとに
さみしい そして 悲しい
いっそ やさしい セレナーデ

何となく寂しくて悲しいだけのフレーズの列挙。古さを感じさせてしまう小道具が描かれていないからこそ、いっさいの古さを感じさせないのかもしれません。

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井上陽水 3
(出典:music-lounge)

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