葉加瀬太郎のてっぱん主題歌「ひまわり」に込められた思い。美しいピアノやギターの音色にも注目!

世界的に活躍するヴァイオリニスト、葉加瀬太郎。モジャモジャの髪型とふくよかな体型、優しい笑顔がとても特徴的ですね。テレビ番組や大手企業のCMなどのテーマ曲も多数手がけてきましたが、今回はNHK連続テレビ小説「てっぱん」のテーマ曲「ひまわり」の魅力を探ってみましょう。

世界的に活躍するヴァイオリニスト、葉加瀬太郎。モジャモジャの髪型とふくよかな体型、優しい笑顔がとても特徴的ですね。1968年大阪府生まれで、子供の頃に住んでいた団地で習い事が流行っていて、父親がヴァイオリンを買ってきて習わせてくれたことが音楽を始めるきっかけになったそうです。

好きな子に認められたくて練習を頑張ったり、中学生時代にはヴァイオリニストの大御所であるアイザック・スターンや古澤巌の写真を持ち歩いたりと、とにかくヴァイオリン漬けの毎日を送っていたようです。10歳から教わっていた恩師の母校に入学した高校時代から音楽科を選択し東京藝術大学のヴァイオリン専攻に進学した葉加瀬太郎は、学生3人でクライスラー&カンパニーを結成。大学は途中退学したものの、グループとしてクラシックやポップスといったジャンルの垣根を越えて人気を博しました。

1996年に解散後は1997年にアート・リンゼイのプロデュースによる『watashi』でデビューを飾り、ソロとしての活動を始めました。特にセリーヌ・ディオンとの共演は話題性も大きく、葉加瀬太郎の名を世界的に広めるきっかけとなりました。1999年にはタレントの髙田万由子と結婚、その後もミュージシャンとして音楽ジャンルにこだわらず、自身の演奏のほか、プロデュースをしたりコラボをしたりと積極的に世界を広げてきました。

2004年に中島美嘉の楽曲「朧月夜〜祈り」を手掛けたり、2007年3月にゆずとコラボで「春風 meets 葉加瀬太郎」を発売したりしていたのを覚えている方も多いのではないでしょうか。

テレビ番組にも時々出演することがあり、そこで見せるおおらかな人柄も非常に魅力的ですよね。従来行われるコンサートのイメージなどから堅い印象を持ってしまいがちなクラシックを、世間に柔らかく伝えているミュージシャンの一人ともいえるでしょう。

葉加瀬太郎の演奏で最も有名なのは、おそらくドキュメンタリー番組の「情熱大陸」のオープニングで流れるテーマ曲。アコーディオニスト小松亮太との共演によって生み出されたラテン調の曲は、日本人ならもはや知らない人はいないでしょう。

その他テレビ番組や大手企業のCMなどのテーマ曲も多数手がけてきましたが、ここでは2010年9月27日から2011年4月2日に放送されたNHK連続テレビ小説「てっぱん」のテーマ曲「ひまわり」の魅力を探ってみましょう。

懐かしい思い出の場所!葉加瀬太郎の「ひまわり」は瀬戸内海をイメージして作られました

EMOTIONISM【22,222枚限定生産】をAmazonでチェック!

EMOTIONISM【22,222枚限定生産】をAmazonでチェック!

葉加瀬太郎の「ひまわり」は、2010年9月29日に発売されたアルバム『EMOTIONIZM』に収録されています。

『EMOTIONIZM』は他にも「Bon Voyage」(J-WAVE 「ANA WORLD AIR CURRENT」テーマ曲)や「Come fly with me」(テレビ朝日系『サンデー・フロントライン』テーマ曲)、The Mission to Complete(テレビ東京系アニメ『閃光のナイトレイド』テーマ曲)などのタイアップ曲を含む全14曲を収録。

葉加瀬太郎が音楽を愛するようになった原点である「子供心」や「夢」をキーワードに、彼のデビュー20周年を記念して制作されたアルバムです。

多くの魅力ある楽曲の中で今回注目する「ひまわり」は葉加瀬太郎にとって、ひまわりの花が一番大好きな花であり、また父親が岡山県出身であることから何度となく訪れた瀬戸内海のイメージを広げて作られたもの。

花が持つイメージのように、明るく健やかに育っていって欲しいという思いをこめて「ひまわり」という楽曲が出来上がりました。

当時連続テレビ小説「てっぱん」のチーフ・プロデューサーを務めていた海辺潔氏は、企画の方向性を模索していたときに葉加瀬太郎の「ひまわり」のイメージを受け目指すべきヒロイン像が見えた、と語っています。

たしかに瀧本美織演じる「てっぱん」のヒロイン・村本あかりは、男まさりだけど太陽に向かってしゃんと立っているひまわりのように凛々しい夏の女の子です。

実はテーマ曲である「ひまわり」がかなり大きな影響を与えていたんですね。庶民派ドラマとして視聴者に愛されたのも、すべては葉加瀬太郎の曲が導いてくれた結果なのかもしれません。

余談ですが、実は葉加瀬太郎のお嬢さんの名前も「向日葵」なんです。やはり、彼にとってのひまわりは心から愛してやまない花なんですね。

ちなみに、従来NHK連続テレビ小説では歌詞が入った曲が主に使われており、「ひまわり」のようなインストゥルメンタル曲が使われるのは珍しいことでした。連続テレビ小説が放送され始めた1960年代にはインストゥルメンタルの曲が多数使われ、むしろ歌のある曲はなかったようです。

しかし、1990年代半ば頃からそのとき旬になっている国内アーティストの曲が使われるようになり、以後定番化しました。

心に響くメロディー!葉加瀬太郎「ひまわり」という楽曲の魅力は何でしょうか?

葉加瀬太郎が大好きな花をタイトルにしたというだけあり、この曲に託した想いは非常に深いものです。

太陽に向かって真っ直ぐに育つ爽やかな花のイメージを、葉加瀬太郎の奏でる伸びやかなヴァイオリンのメロディーが見事に表現し、そこへオーケストラがのることで、全体を通して優しいイメージが広がるように出来上がっています。

イントロから続くミディアムスローなテンポが、鮮やかで美しい花とどこまでも広がる海とを見事に融合させるゆるやかさを出し、そして「てっぱん」のヒロイン・村本あかりのイメージにもぴったりな空気感を演出しているのです。

約7分にわたる演奏は中盤ごろで少し展開を見せ、各楽器やストリングスのアレンジの見せ場となっています。そこからイントロと同じフレーズに戻るところではなんとも言えない安堵感に包まれ、曲はそのままラストへ突入します。

繰り返し演奏される印象的なメインメロディーはどこか懐かしさを感じさせ、まるで小さな頃の思い出を蘇らせてくれる魔法のような役割を果たしてくれます。

人々を元気づける力がある!葉加瀬太郎オリジナルの「ひまわり」を聞いてみましょう

朝、テレビをつけると流れてくる「ひまわり」という曲が、聴く人を爽やかな気持ちにしてくれることで注目を浴びました。NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」は2011年3月11日の東日本大震災のときにちょうど放送されていたドラマで、震災の影響により一時放送休止となりました。

一週間の放送休止を経て再び放送がはじまったとき、「ひまわり」を聴いて失った日常を取り戻せるような気持ちになった、これから頑張っていくための元気をもらった、という視聴者が多かったようです。葉加瀬太郎のもとにも感謝の手紙やツイッターでのメッセージがたくさん送られてきたそうです。

作曲した葉加瀬太郎にとって「ひまわり」は元気の象徴であると本人自ら語っています。東日本大震災が起きたとき彼はロンドンに滞在しており、知らせを聞いたときいても立ってもいられず、ピカデリーサーカスにある三越デパートの支配人などにも協力してもらい、震災から3日後の3月14日、街角コンサートに踏み切ったそうです。

地元が大阪の彼は、1995年の阪神・淡路大震災で大切な人を多く亡くしており、そのときの思いが蘇ったといいます。チャリティーコンサートはイギリスの公共放送BBCが朝のニュースで報道し、それがきっかけでチャリティーの輪が広がっていったのだそうです。

震災以来、葉加瀬太郎はコンサートで必ず「ひまわり」を演奏し、来場者にひまわりの種を配っています。ヴァイオリニストとしてできることは、ヴァイオリンを弾くことで少しでも人々の心を癒して元気づけることである、という彼の思いが込められた行動なのです。

震災があったことを忘れずにその傷を治していくことが大事なことだと考えている葉加瀬太郎は、自身の音楽を通して支援活動をしていこうとしているのです。

ドラマで注目され、東日本大震災によってさらに広まっていった曲「ひまわり」は、吹奏楽用、ピアノ用などにもアレンジされており、あちらこちらで演奏されています。

また、ドラマのオープニングには、この曲に合わせて鉄板ダンスなるものが披露され話題になりました。動画サイトYouTubeでは、仲間とダンスをしている動画を投稿したものがたくさんあります。

ここでは、「てっぱん」のヒロイン・村上あかりのあり方を決定づけた葉加瀬太郎自身の美しい演奏を聴いてみましょう。

今すぐ知りたい!葉加瀬太郎の演奏はどんなところで聴けるのでしょう?

葉加瀬太郎は自身のコンサートだけでなく、イベントなどにも数多く出演しています。各地を回っているので、タイミングさえ合えば演奏を聴く機会はたくさんあるのです。現在決まっているスケジュールで大規模なものは、ドキュメンタリー番組「情熱大陸」が提供しているイベントと秋から始まる自身のコンサートツアーです。

◆情熱大陸 SPECIAL LIVE SUMMER TIME BONANZA ’16

今年で開催15周年を迎える、野外で音楽を聴きながら食事も楽しめる贅沢な大人の夏フェス。大阪公演はすでに終了していますが、 8月27日(土)には東京・夢の島公園陸上競技場での開催が残っています。開場11:00 / 開演12:30、朝から夜まで一日過ごせるイベントです。

チケット料金はレジャーシート付で税込8,800円(ブロック指定/小学生1,200円)。東京公演では、葉加瀬太郎の他、藤井フミヤ、SING LIKE TALKING、押尾コータロー、ナオト・インティライミ、家入レオなど、多彩なアーティストの出演が予定されています。フードには葉加瀬太郎メニューなるものもあるようです。

◆20th Anniversary 葉加瀬太郎 コンサートツアー2016「JOY OF LIFE」

8月3日にアルバム「JOY OF LIFE」を発表したばかりの葉加瀬太郎。その最新作を引っさげての全国ツアーが2016年秋より開催されます。チケットは全席指定で税込7,800円。公演日程は以下の通りです。

  • 9月15日(木)かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール(東京)開場18:00 / 開演18:30 
  • 9月17日(土)神戸国際会館こくさいホール(兵庫)開場16:30 / 開演17:00
  • 9月18日(日)フェスティバルホール(大阪)開場16:00 / 開演17:00
  • 9月19日(月・祝)フェスティバルホール(大阪)開場13:00 / 開演14:00
  • 9月22日(木・祝)東京エレクトロンホール宮城(宮城)開場16:00 / 開演16:30
  • 9月24日(土)ロームシアター京都(京都)開場16:15 / 開演17:00
  • 9月25日(日)静岡市民文化会館(静岡)開場15:30 / 開演16:00
  • 9月28日(水)新潟県民会館(新潟)開場18:00 / 開演18:30
  • 9月30日(金)豊田市民文化会館 大ホール(愛知)開場18:30 / 開演19:00
  • 10月1日(土)長良川国際会議場メインホール(岐阜)開場16:30 / 開演17:00
  • 10月2日(日)三重県文化会館(三重)開場15:30 / 開演16:00
  • 10月5日(水)沖縄コンベンション劇場(沖縄)開場18:00 / 開演18:30
  • 10月9日(日)宝山ホール(鹿児島)開場16:30 / 開演17:00
  • 10月10日(月・祝)都城市総合文化ホール 大ホール(宮崎)開場16:30 / 開演17:00
  • 10月14日(金)リンクステーションホール青森(青森)開場18:00 / 開演18:30
  • 10月16日(日)神奈川県民ホール(神奈川)開場15:15 / 開演16:00
  • 10月20日(木)ベイシア文化ホール 大ホール(群馬)開場18:00 / 開演18:30
  • 10月22日(土)まつもと市民芸術館(長野)開場16:30 / 開演17:00
  • 10月23日(日)富山オーバード・ホール(富山)開場16:30 / 開演17:00
  • 10月28日(金)高知県立県民文化ホール オレンジホール(高知)開場18:00 / 開演18:30
  • 10月29日(土)サンポートホール高松 大ホール(香川)開場16:30 / 開演17:00
  • 10月30日(日)松山市民会館 大ホール(愛媛)開場15:30 / 開演16:00
  • 11月2日(水)広島文化学園HBGホール(広島)開場18:00 / 開演18:30
  • 11月4日(金)倉敷市民会館(岡山)開場18:00 / 開演18:30
  • 11月5日(土)なら100年会館 大ホール(奈良)開場16:30 / 開演17:00
  • 11月6日(日) 和歌山県民会館(和歌山)開場15:15 / 開演16:00
  • 11月10日(木)愛知県芸術劇場大ホール(愛知)開場18:15 / 開演19:00
  • 11月12日(土)福井フェニックスプラザ(福井)開場16:30 / 開演17:00
  • 11月13日(日)本多の森ホール(石川)開場15:30 / 開演16:00
  • 11月15日(火)Bunkamuraオーチャードホール(東京)開場18:15 / 開演19:00
  • 11月16日(水)Bunkamuraオーチャードホール(東京)開場18:15 / 開演19:00
  • 11月19日(土)千葉県文化会館(千葉)開場16:30 / 開演17:00
  • 11月20日(日)郡山市民文化センター 大ホール(福島)開場16:30 / 開演17:00
  • 11月23日(水・祝)大宮ソニックシティ 大ホール(埼玉)開場16:30 / 開演17:00
  • 11月27日(日)コラニー文化ホール 大ホール(山梨)開場15:30 / 開演16:00
  • 11月30日(水)茨城県立県民文化センター 大ホール(茨城)開場18:00 / 開演18:30
  • 12月2日(金)NHKホール(東京)開場18:00 / 開演19:00
  • 12月3日(土)NHKホール(東京)開場14:00 / 開演15:00
  • 12月8日(木)周南市文化会館(山口)開場18:00 / 開演18:30
  • 12月9日(金)大分iichikoグランシアタ(大分)開場18:00 / 開演18:30
  • 12月11日(日)アルカスSASEBO 大ホール(長崎)開場15:30 / 開演16:00
  • 12月15日(木)釧路市民文化会館 大ホール(北海道)開場18:00 / 開演18:30
  • 12月17日(土)ニトリ文化ホール(北海道)開場16:30 / 開演17:00
  • 12月18日(日)北斗市総合文化センターかなで~る(北海道)開場15:30 / 開演16:00
  • 12月20日(火)盛岡市民文化ホール 大ホール(岩手)開場18:00 / 開演18:30
  • 12月23日(金・祝)福岡シンフォニーホール(福岡)開場15:30 / 開演16:00
  • 12月24日(土)愛知県芸術劇場大ホール(愛知)開場16:15 / 開演17:00
  • 12月25日(日)愛知県芸術劇場大ホール(愛知)開場14:15 / 開演15:00

葉加瀬太郎のオススメ記事はこちら

まず体感すべき!葉加瀬太郎の「ひまわり」をコンサート会場で聴いてみましょう

葉加瀬太郎の「ひまわり」についてご紹介してきましたがいかがでしたか。音楽は耳だけで聴くよりも体全体でその場の空気感なども感じながら聴くと、一層の感動を得られます。ヴァイオリンやオーケストラの音色は、やはり生の演奏で聞いてみたいですね。葉加瀬太郎は昨年、各分野で活躍した男性に贈られる「GQ Men of the Year 2015」を受賞していて、これからの活動にもさらに期待がかかっています。チケットキャンプでは葉加瀬太郎のコンサートのチケットも扱っています。是非コンサート会場へ足を運び、葉加瀬太郎の世界をお楽しみください。チケット情報はチケットキャンプ(チケキャン)で。

友達に教えたくなったらシェアを!

コメントお待ちしております

※内容に問題なければ、「コメントする」ボタンを押してください。