ベルリンフィルハーモニー管弦楽団のメンバー、樫本大進!経歴などをチェック

ベルリンフィルハーモニー管弦楽団に所属するヴァイオリニスト樫本大進は、第1コンサートマスターを任されるほどの実力派メンバーです。今回は、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団で活躍しているメンバー、樫本大進について経歴などをまとめてお届けします。

【ベルリンフィルハーモニー管弦楽団で活躍中の樫本大進を特集!】

ベルリンフィルハーモニー管弦楽団のメンバーとして活躍しているヴァイオリニスト、樫本大進(かしもと だいしん) 。彼は名門といわれるベルリンフィルにおいて、第1コンサートマスターを任されるほどの信頼ある演奏家です。
では、樫本大進は、いったいどんな人物なのでしょうか?今回は、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団のメンバー、樫本大進の経歴などをまとめた特集記事をお届けします!

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【ベルリンフィルハーモニー管弦楽団で活躍する樫本大進の経歴】

ではまず、ヴァオリニスト樫本大進の経歴をチェックしていきましょう!

幼少期〜20歳ごろまでの経歴

現在ベルリンフィルハーモニー管弦楽団のメンバーとして活躍している樫本大進は、1979年ロンドンで生まれ。ヴァイオリンを始めたのは3歳のときで、日本人ヴァイオリニストの恵藤久美子に学びました。
その後、父親の転勤によってアメリカ・ニューヨークに移住。7歳でジュリアード音楽院プレカレッジに入学し、田中直子に師事しました。
11歳のときには名教授ザハール・ブロンに招かれてリューベック音楽院に留学。20歳からはフライブルク音楽院でライナー・クスマウルに師事し、グスタフ・シェック賞を受賞して修士課程を修了しました。

プロとして本格的に活動開始

修士課程を終えた2005年以降、プロのヴァイオリニストとして活動を始めた樫本大進。
ロンドン生まれてありながら国籍上は日本人という彼は、日本での活動も積極的に行っています。
2007年には縁ある土地、兵庫県赤穂市で室内楽の音楽祭「ル・ポン国際音楽祭~赤穂・姫路~」を創設し、自ら音楽監督に就任。そして、2009年にはベルリンフィルハーモニー管弦楽団のメンバーとして憧れの地位である第1コンサートマスターに内定され、試用期間を経て2010年12月に正式就任する運びとなったのです。

【ベルリンフィルハーモニー管弦楽団の樫本大進にとって、ドイツでの経験は大きな糧!】

(出典:PAKUTASO)

現在はベルリンフィルハーモニー管弦楽団のメンバーとして活躍している樫本大進ですが、インタビューにおいてドイツのリューベック音楽院でのことを次のように語っています。

若い頃にドイツの空気を、ベルリンのような国際的な大都市ではなく、ドイツらしい小さな町で味わえたことは、音楽をする上で良かったと思います。
(引用:ヴァイオリニスト樫本大進インタビュー)

ドイツではギムナジウム(中等教育に該当)に通っていたとのことですが、もちろんドイツ語がすぐにわかるわけもなく最初の3ヶ月は宿題が免除されていたそうです。
当時師事していたザハール・ブロンはロシア人であったため、樫本大進はドイツ語以外にロシア語も少し理解できるようになりました。
その頃は家で毎日最低5〜6時間はヴァイオリンを弾いていたとのことで、それがベルリンフィルハーモニー管弦楽団のメンバーとして活躍する高い演奏力の源になっていることは間違いないのでしょう。

しかし、日本人であるのに日本語が上手くないことは、まだ若かった彼にとっては非常に恥ずかしいことだったようです。

日本語のレベルは自分でも「まずい」と思っていました。日本で演奏活動を始めた頃は、インタビューを受けるのも怖くてたまらなかったです。
(引用:ヴァイオリニスト樫本大進インタビュー)

インタビューではこのように語っていますが、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団のメンバーとしての堂々とした印象からは想像がつきませんね!

【ベルリンフィルハーモニー管弦楽団の樫本大進が愛用する楽器】

樫本大進が現在愛用している楽器は「1674年製アンドレア・グヮルネリ」。もちろんベルリンフィルハーモニー管弦楽団のメンバーとして舞台に立つ際にも弾いています。アンドレア・グヮルネリ(Andrea Guarneri)はアントニオ・ストラディヴァリ(Antonio Stradivari)のライバル的存在だったヴァイオリン製作者。
生涯で数々の名器を生み出し、その後も弟子たちが後を継いでいます。このヴィンテージ楽器の魅力を音で伝えられるのも、樫本大進がヴァイオリニストとしての素晴らしい演奏力を持っているからといえるでしょう!

【ベルリンフィルハーモニー管弦楽団の樫本大進はどう評価されている?】

(出典:ソザイング)

ベルリンフィルハーモニー管弦楽団のメンバーとして活躍する樫本大進について経歴などをお届けしてきましたが、最後に彼に対する評価を見てみましょう。

受賞歴・コンクール歴をチェック!

  • 1990年 第4回バッハ・ジュニア音楽コンクール第1位
  • 1995年 アリオン音楽賞
  • 1996年 フリッツ・クライスラー国際音楽コンクール第1位
  • 1996年 ロン=ティボー国際音楽コンクール第1位(史上最年少)
  • 1997年 出光音楽賞
  • 1997年モービル音楽賞
  • 1998年 新日鉄音楽賞フレッシュアーチスト賞
  • 1998年 平成9年度芸術選奨文部大臣新人賞
  • 2011年 兵庫県文化賞
  • 2011年チェンジメーカー2011クリエーター部門
  • 2011年シュタインゲンベルガー賞(ドイツ)
  • 2011年ダヴィドフ賞(ドイツ)

これらは、樫本大進が主に受賞・優勝してきた賞やコンクールです。ベルリンフィルハーモニー管弦楽団のメンバーとして活躍する前から、すでにその実力はお墨付き!第1コンサートマスターという重要な役割を任せられる信頼があるのも納得ですね。

クラシックファンの中でも評価が高く、多くの人が「音が好き!」という声を上げています。他にも「◯◯との共演が良かった!」など、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団以外で異なるメンバーを迎えた公演についても、満足度の高さが伺える感想が上がっています。

【ベルリンフィルハーモニー管弦楽団の演奏を聴きに行こう!】

ベルリンフィルハーモニー管弦楽団のメンバーとして活躍する樫本大進の経歴や愛用している楽器など、情報をまとめてお届けしました。メンバーになる前からその実力が買われていた樫本大進。第1コンサートマスターを務めるベルリンフィルハーモニー管弦楽団が、どんな演奏を聴かせてくれるのか楽しみですよね。2017年11月には来日公演が決定していますので、ぜひ足を運んでみてくださいね!

(敬称略)

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