ブンブンサテライツ 川島道行、余命宣告と共に辿った軌跡

エレクトロニカ要素とロック要素を火花が散るように融合させた独自の音楽性で、海外でまず人気を博した2人組ユニットのブンブンサテライツ(BOOM BOOM SATELLITES)

1990年に結成されたブンブン。メンバーはギター&ボーカルを担当する川島道行(かわしま みちゆき)とベース・プログラミングを手がける中野雅之(なかの まさゆき)。その2人は日本ではそれなりの人気でしたが、1997年を境にヨーロッパで人気を爆発させ、逆輸入する形で日本でも人気を高めたという経緯があります。

ちなみに日本での人気を決定づけたのは2004年のアニメ映画「アップルシード」のサントラに楽曲を提供したことでした。しかしそこにはクリエイティブな苦悩のみならず、目前に迫る“死”との闘いが隠されていたことを知る人も多いでしょう。

ブンブンサテライツ・川島道行は3度の手術を受けていた

「BLIND BIRD」


(出典:YouTube)

川島道行が、クリエイティブ以外に抱えていた、目前に迫る“死”の苦悩。ギタボというユニットの顔ともいうべき立場ながら、川島が何度も脳腫瘍を発症していました。

それもデビュー直後に第一回を発症し手術、以降3度の手術に耐えながら音楽活動を続けてきたのです。いつラストライブになるかもしれないという恐怖、苦悩が常に傍にあるとは・・・並大抵の精神力ではできないことではないでしょうか。

ブンブンサテライツ・川島道行が生み出す音楽の死生観

そもそもこうした3度の脳腫瘍の手術という生命の綱渡りを続けながら音楽活動を続けていれば、自然と音楽ももっとシリアス方向へと傾いていってしまいそうなもの。しかし彼は、インタビューの中で

”よく「どうやって精神状態を保っているのか」と聞かれるのですが、このスタジオに来て音楽に向き合うことで保たれています。死に対する恐怖が、ふとしたことで落ちる溝みたいなものとして存在するのですが、そこへ落ち込まないように音楽が引っ張ってくれている。このスタジオで過ごすことが、生きるモチベーション、病気と闘うモチベーションになっている。”
(出典:GIZMODE)

と語っています。

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