元ベルリンフィルハーモニー管弦楽団コンマス・安永徹氏とは?

世界最高峰の美しい演奏を届けてくれるベルリンフィルハーモニー管弦楽団。ベルリンという地名にちなんだ名前から、外国人でメンバーが構成されていると思われがちですが、過去にはひとりの日本人男性ヴァイオリニスト・安永徹がコンサートマスターを務めていたこともありました。当時は東洋人がコンサートマスターに就任することは前代未聞の出来事だったそうで、彼の名前は今でも伝説として語り継がれています。「安永徹」は世界に誇る日本人です。

世界最高峰の演奏といえば、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団。地名の入った名前からメンバーは海外の人が多いと思われがちですが、過去には日本人男性がコンサートマスターを務めていたこともありました。

その人こそ、日本人男性ヴァイオリニスト・安永徹。当時は東洋人がコンサートマスターに就任することは前代未聞の出来事だったそうで、彼の名前は今でも伝説として語り継がれています。

ベルリンフィルハーモニー管弦楽団を語る上で避けては通れない、伝説のコンマス・安永徹について紹介しましょう。

ベルリンフィルハーモニー管弦楽団伝説のコンマス・安永徹氏のプロフィール

ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
(出典:Twitter)

安永徹は1983年からベルリンフィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めていました。世界的な名門楽団で、東洋人が初めて務めたコンサートマスターは音楽界の伝説となっています

1951年福岡県で生まれた安永氏。父親は九州交響楽団の永久名誉指揮者の安永武一郎、母親は声楽家のリンという音楽一家に育ちます。1975年にベルリン芸術大学に入学し、その2年後に恩師と相談して受けたオーディションに合格。ベルリンフィルハーモニー管弦楽団に第1ヴァイオリン奏者として採用されます。

翌年にはベルリンフィルハーモニー弦楽ゾリステンに参加しました。音楽家としては華々しい経歴です。

ベルリンフィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターは茨の道!

ベルリンフィルハーモニー管弦楽団2
(出典:Twitter)

ベルリンフィルに入団できたとしても、コンサートマスターになるには茨の道が待っています。

オーディションに合格しても1年半の試用期間があり、その後の会議で三分の二以上の得票数を獲得して、やっとベルリンフィルのコンサートマスターになれるのです。

試験ではモーツァルトと自分の好きなコンツェルト、さらにコンサートマスターが弾かないといけないソロ曲をカラヤンが選び、出題されたそうです。

ヴァイオリンの腕前も十分に認められていたものの、コンサートマスターにふさわしい器かどうかを会議にかけられるので、安永氏もかなり大変だったよう。合格の電話をもらった際も、嬉しさより事の重大さに震えたと語っています

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